[管理番号:9988]
性別:女性
年齢:52
病名:左再発性乳がん
症状:
投稿日:2022年1月7日
初発乳がんの後からこちらのQ&Aを見て、いつも参考にさせて頂きました。
長くなりますがご一読下さい。
36歳(16年前)に、授乳中、左外上のしこりに気づき近医受診、
市立病院にて温存手術、治療
しこりの大きさ2.1センチ
腋窩リンパ節転移なし
2年間のゾラデックス、5年間のタスオミン治療を終え
1年に1度の定期検診を受けていました。
2020年7月左乳房に、熱感と浮腫みを感じ受診
マンモグラフィ、超音波の検査ではしこりではなく、
乳腺炎の所見でしたが細胞診をした所クラス3bの為、マンモトーム生検やMRIなどをしてもはっきりとしない為
2ヶ月程様子見、12月に受診した時には乳房が硬く浮腫みも酷くなっていました。
改めて検査をした所
左乳房、右脇に1つ、鎖骨上窩に2つのがんがありました。
糖尿病も見つかった為、血糖値がコントロールできるまで
FEC6回、パクリタキセルアバスチン6回を終え、22年1月(上旬)日左乳房全摘、腋窩リンパ節郭清+植皮、右リンパ生検の手術をしました。
担当医からは対側リンパ節に転移しているためステージ4と言われました。
今現在、内臓、骨には転移していません。
今後の治療は、放射線と抗がん剤になります。
良い結果出ない事はわかっていたのですが、少しでも前向きに治療に取り組めるようにしたいのですが、これから先少しでも良い状態でいられるのでしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「今後の治療は、放射線と抗がん剤になります」
⇒放射線とありますが…
初回手術は「左温存」とのことなので、(通常は、術後温存乳房照射をする筈ですが)どうなのでしょう?
放射線は同部位には2度とできないのが大原則です。
★もしかして、(何らかの理由で)「温存手術だったのに、術後照射を省略した」ということなのでしょうか?
また(初回手術はホルモン療法しているようですが)再発であれば、今回もルミナールタイプということになります。
その場合には抗がん剤の後はCDK4/6inhibitorを検討すべきでしょう。
ご参考に。