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乳輪乳頭温存乳房切除術、1次2期同時再建、ホルモン治療について

[管理番号:9909]
性別:女性
年齢:53
病名:非浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2021年11月28日

いつも拝見させて頂いております。

罹患し、今月(上旬)日に手術を受け、同時再建にてエキスパンダーを挿入したところです。

石灰化によるシコリのないタイプのガンと言われ、広がりもそこまで無く、非浸潤ガンであろうと、MRI他の結果にて、乳輪乳頭温存乳房切除術を決定しました。
部分切除でも大丈夫かもしれないが、シコリのないタイプは広がりがある可能性もあるからと、時どちらかをよく考えて決めて下さいと言われ、こちらの同じような方の例なども見せて頂いたり、自分として危険が少しでも少ないようにと、全摘(乳頭温存)を選択した流れです。

同時に精神面を考え、再建もお願いしました。
今後、広背筋での自家再建予定です。

そして手術は終了し、数日後乳輪乳輪が黒ずんで来ました。
血流障害とのことで、入院中からプロスタンディン軟骨を使用。
3週間ほど経った現在はだいぶ復活して来ました。

先日、退院後の診察時に、病理検査の結果が出たところ、思っていた以上に進んでいました。

非浸潤乳管ガン
切除断片陰性
リンパ管、静脈侵襲 無
グレード2
広がり 7センチ×5センチ×1.3センチ
センチネルリンパ節3個切除転移無し
ホルモン感受性90%、PgR80%
HER2 2+
ki-67 20%
という結果でした。

広がりがここまでとは予想出来なかったようでしかも初めて、意外に乳頭近くまでガンが広がっていたので、ギリギリまで切除したため、血流が悪くなったみたいでと言われ、驚きとショックを受けました。

もちろん、結果は結果として受け止めなければならないのは承知しており、乳頭を残すこと、再建をすることは自分で熟考した上決めた事なので後悔はありませんが、色々な恐怖が襲って来ております。

あまり質問に詳しく答えていただけるタイプの先生では無いです。

今後の治療について、非浸潤だけど広がりが大きかったからホルモン療法ですね。
だけです。

私がホルモン療法の副作用なども一通り勉強して行ったので、
色々不安もありますがと言ったら、あ、じゃあやめてもいいですよ。
医師の間でも見解が分かれますから。
と、言われてしまいました。

何でも最後は自分で決定しなければならないのは、承知の上ですが、素人には調べる手立てがなかなか無いため、藁をもすがる思いで質問させて頂きました。

①この病理結果では、無治療にするには何が1番気になるところなのか。

②ホルモン療法は必須と思われますか?

③無治療であれば、再発転移などの確率はどのくらいなのでしょうか。

④ホルモン療法により、どのくらい再発や転移を抑えられるのでしょうか。

⑤他の方のご質問の中で、ホルモン療法の副作用は閉経前後の方に比較的多めに見られると記載がありましたが、どのくらいの頻度に思われますか?

⑥ホルモン療法を始めた場合、もし副作用が酷くて中止しようとなった場合、始めてしまったことに悪い点はありますか?

たくさんの質問、お忙しい中本当に申し訳ありません。

ホルモン治療の副作用、酷いものになるかはやってみないとわからないのだろうとは思いますが、不安だらけです。

どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

(広がりが広いとはいえ)非浸潤癌なのだから薬物療法は不要です。
ご参考に。