[管理番号:9757]
性別:女性
年齢:46
病名:
症状:
投稿日:2021年9月27日
はじめまして。
9月上旬に乳がんと告知されてからこちらの掲示板を知りました。
他のどのサイトよりも参考になります。
私も手術が10月(上旬)日に控えており、不安なことも多い為、ご質問させてください。
●自己紹介
46歳
35歳の時に出産(一人)
30歳より毎年、エコー/マンモ検診
乳腺症で引っかかる事はあるが、問題なし。
ここ数年はカテゴリー1
●現在(手術前)の状況
検査内容:吸引式生検査・MRI(造形剤)・CT(造形剤)
組織型:管状型
しこりの大きさ:1.85センチ×1.4センチ×1センチ
核異型度:1
ER:90%
PgR:70%
HER2:-
Ki: 10%
脇への転移:なし
ステージ1 ルミナルA
10月(上旬)日手術予定(私の意志で全摘希望)
ご質問内容
①思ったより予後のよさそうな結果で安心していますが
私のような状態で術後に変更する可能性はどの程度あるでしょうか。
また、脇への転移が発生している可能性はどの程度あるでしょうか。
②抗がん剤治療がとても怖く、恐れています。
私の場合、脇への転移があった場合は抗がん剤になるでしょうか。
③先生からは部分摘出を言われましたが不安材料の少しでも除きたいこと放射線治療を避けたくて全摘としました。
ただまだ迷っています。
先生でしたらどちらをすすめられますでしょうか。
④最後は毎年人間ドックで3Dマンモとエコーをしており
昨年までカテゴリー1だったものが一年でこの大きさまで育つのはよくあるのでしょうか。
最初はすごく早いものかと思い心配しましたが、先生からは
「ゆっくりタイプですよ」と言われ安心すると同時になぜもっと早い段階で見つからなかったのか、と思ってしまいます。
・・・・
手術をしないと分からない事もあるかと思いますが、可能性だけでも知りたく、ご質問いたしました。
お忙しい所、申し訳ございません。
宜しくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「私のような状態で術後に変更する可能性はどの程度あるでしょうか。」
⇒腫瘍径(最大浸潤径)は(術後病理標本では)顕微鏡での測定となるので、一般的には(術前評価よりも)大きくなる可能性があります。
核グレードなども変わる可能性がありますが、(一般的に)サブタイプが変わることは殆どありません。
「また、脇への転移が発生している可能性はどの程度あるでしょうか。」
⇒それは不明です。(だから「センチネルリンパ節生検を行う」のです)
「私の場合、脇への転移があった場合は抗がん剤になるでしょうか。」
⇒リンパ節転移と治療方針(抗がん剤すべきか?)とは無関係です。★全身療法(ホルモン療法や抗がん剤など)はサブタイプで決まりますよ。
「③先生からは部分摘出を言われましたが不安材料の少しでも除きたいこと放射線治療を避けたくて全摘としました。
ただまだ迷っています。
先生でしたらどちらをすすめられますでしょうか。」
⇒ご希望通りでいいのでは?
「④最後は毎年人間ドックで3Dマンモとエコーをしており昨年までカテゴリー1だったものが一年でこの大きさまで育つのはよくあるのでしょうか。」
⇒検診の検出精度の問題なので…
特に珍しくはありません。