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乳がんの体幹部定位放射線療法(SBRT)について

[管理番号:9461]
性別:女性
年齢:60
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年6月7日

田澤先生、 いつもこのQ&Aで勉強させていただいております。

個別の症状ではなく一般的な質問になります。

よろしくお願いいたします。

温存後の放射線治療で照射回数を減らした治療(寡分割照射)もありますが、再発した場合制限線量に達するまで追加照射できるのでしょうか?
(放射線治療を複数回できるのでしょうか?)
最近オリゴメタ転移の治療法として体幹部定位放射線治療(SBRT)が保険適用になってきています。

手術と比べると切らなくていいと思うのですが、実際にはどうなんでしょうか?
乳がんでならどういう時に有効でしょうか?
温存した場合、術後放射線療法での放射線量上限決まっていると思いますが、少数転移であるオリゴメタ転移の場合、SBRTでの治療受けられるようにするには、全摘して放射線治療無しにして、再発に備えるということになるのでしょうか?
温存も全摘も予後は同じですが、再発した時に使える治療法を残すためには、全摘の方がいいのでしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「手術と比べると切らなくていいと思うのですが、実際にはどうなんでしょうか?」
⇒手術で摘出するのと「放射線照射」とは全く意味が異なります。
 せっかく手術できるのに、(わざわざ)「(そのような施設で)手術せずに放射線治療して再発した」患者さんを沢山診てきた私に言わせれば全くナンセンスです。
(手術で確実に切除しましょう)