[管理番号:9109]
性別:女性
年齢:50歳
病名:乳管がん 非浸潤がん しこり2.3センチ
症状:なし
投稿日:2021年1月13日
はじめて、質問します。
3ヶ月前に受けた、マンモで再検査となり、病院を受診して、マンモ、エコー画像診断、針生検をして、結果しこりの大きさは2センチくらい、浸潤がんだと医師に宣告
その後、入院して、右乳房全摘、センチネンタルリンパ生検手術を受けました。
細胞診断の結果しこり2.3センチ非浸潤がんなので
加療なしとの診断でした
医師が針生検の段階で『乳癌は浸潤がんですから』とまではっきり言っていましたので、浸潤しているのだと思い込んでしました。
針生検で浸潤しているか、どの程度わかるのでしょうか?
全摘か温存かもっと時間をかけて検討できたのではないかと後悔しています。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「針生検で浸潤しているか、どの程度わかるのでしょうか?」
⇒逆の場合(針生検では非浸潤癌⇒手術標本で浸潤癌が判明)の方が多いですが、質問者のようなケースも決して稀ではありません(少ないですが)
「全摘か温存かもっと時間をかけて検討できたのではないかと後悔しています。」
⇒これは「完全な」勘違いですよ。
術式選択(温存/全摘)に「浸潤癌/非浸潤癌」は全く無関係。
あくまでも「拡がり診断で決まる」のです。