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乳癌手術後の後治療についてと再発転移の予後についての不安

[管理番号:9055]
性別:女性
年齢:63歳
病名:浸潤性乳管癌 エストロゲン陽性HER2タンパク陽性乳癌
症状:浸潤径2.1×1.2、リンパ節0/1(センチネル)、核異型度2、リンパ管侵
襲0、Ki6736%、p53ー、her2 2+(fish法で陽性)ER2+(99%)PgR      
2、リンパ管侵襲0、ki67ha
投稿日:2020年12月14日

2019年10月に乳癌と診断され、11月末に左胸乳房温存手術を受け1月から3月まで12回パクリタキセル+ハーセプチンの
抗ハーツ療法を受けその後1回ハーセプチン単剤、その後放射線療法25回、放射線治療の間左胸のため、ハーセプチンは1回後ろ(1年後に)スキップするということで今ハーセプチン15回目を受け終わりました。

放射線治療の間ハーセプチン治療を後ろに1回、スキップしたので1月から始めました抗ハーツ療法が2月に18回目となえい1年を超えてしまいます。

抗ハーツ療法は1年ということですが1年を超えても18回行う方が効果が増すのでしょうか?
それと放射線治療が終わった時点で今現在タモキシフェンを半年飲み続けております(子宮筋腫でOPして子宮がない為
子宮癌の心配がないと言われ)がタモキシフェン以外のアロマターゼ阻害薬が再発リスクが低いと言われました。
タモキシフェンを半年飲んできましたが途中で薬を替える方がほうが再発を抑えるために効果がありますか?
Ki67が36%でしたので将来再発転移を予期するようにと言われショックを受けています。
(ハーセプチン単剤の14回目から自宅近くの乳腺外科に移りました。)11月12月とこれまで手術を受けて治療を行ってきました主治医とは違って再発転移があることを毎回診察時に言われて気力が奪われています。

手術をしてくださった主治医はゼロではないがと希望を持たせる診察でしたが後者の移った病院の主治医は真逆で5年は
大丈夫だけどKi67が15以下ならよいが36と高めだと将来を予期する言葉を毎回言われます。

田澤先生でしたらどうお答えいただけますか?
どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「抗ハーツ療法は1年ということですが1年を超えても18回行う方が効果が増すのでしょうか?」
⇒簡単な話です。

 ハーセプチンを1年間だと 21(日間隔)x17(回)=357(日) となり、1年365日から8日足りないし
  18回だと 21x18=378 となり、こちらは13日余ります。

 ★ 単純にハーセプチン1年投与とは(ハーセプチンの回数が)17~18回と言う意味です。
   施設により17回とする施設と18回とする施設がありますが、因みに私は18回派です。

「タモキシフェンを半年飲んできましたが途中で薬を替える方がほうが再発を抑えるために効果がありますか?」
⇒何故(敢えて)タモキシフェンとしているのかが不明。

 通常はアロマターゼ阻害剤が第1選択です。

「後者の移った病院の主治医は真逆で5年は
大丈夫だけどKi67が15以下ならよいが36と高めだと将来を予期する言葉を毎回言われます。」

⇒無視しましょう。

 早期乳癌ですので再発率は(抗HER2療法やったのだから)10%以下だと思います。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

乳癌手術後の後治療と今後の経過をどのようにうけたらよいかについて
性別:女性
年齢:63歳
病名:
症状:
投稿日:2020年12月19日

田澤先生、先日は初めてコメントいただけて気持ちが救われる思いが致しました。

本当に感謝致します。
ありがとうございました。

頂きましたコメントに加えて2.3質問がございます。

早速これまで飲んできたタモキシフェンをアナストロゾール錠に替えてもらい本日から飲み始めました。

副作用の骨粗しょう症が気になります。
どのような検査を今後受けたらよろしいのですか?(血液検査とかレントゲン検査とか)
ハーセプチンの回数はとても参考になりました。
あと3回治療を致しますと18回になります。

それで前回の質問と回答に加えての質問がございます。

それは私の場合コンスタントに18回ではなく左胸温存手術でしたので放射線とハーセプチンを同時期に行うかハーセプチンを1回スキップするかで随分と迷った結果1回スキップしまして今年の5月(下旬)日のハーセプチン予定を放射線治療中だったために6月(中旬)日に致しました。
それで18回目が2月(上旬)日になってしまいます。

今受診しております乳腺外科の主治医はハーセプチンは1年を超えないほうがよいと言っていました。

それで田澤先生から18回をとのことで18回しようと決めましたがスキップしたため1年18日ではなくそれ以上になってしまいます。

田澤先生でしたらこのような場合どうしたらよろしいと思いますか?
よろしくお願い致します。

田澤先生から早期乳癌で再発率は抗ハーツ療法をしていたら10%とアドバイスいただきとても力になりました。

ありがとうございます。
これまで移った病院の主治医から乳がんの中でher2陽性タンパク乳癌は別物といわれ短距離のように早めに再発がやってくると毎回言われ続けてきました。

早期乳癌で再発率が10%でしても再発の1時ハードルを2,3年先ごろ、第2ハードルを5,6年先に見据えて心づもりしなければならないのでしょうか?
田澤先生のコメントはとても心に光が差し込んで動揺し続けた2か月の重苦しい気持ちが軽くなりましたが主治医がか
わって毎回3回も言われ続けてここ5、6年覚悟を決めて生きていかなければならないのかしらと心の片隅で不安が少しあります。

田澤先生、どうか先生のこれまでのご経験などからアドバイスいただけますか?
田澤先生はとてもお忙しいスケジュールの中このように全国からの乳がん患者の不安に寄り添っていただけることを本当に心から感謝申し上げます。

最後に質問がまだございました。
手術後1年たって手術患部に超音波検査を受けましたら水が溜まっているとのことでした。
これはそのまま放置しておいてもよろしいのでしょうか?抜いても又たまるかもといわれております。

今のところ炎症や膿んでいる症状はございません。

最後の質問は抗ハーツ治療が終わりましたら私は今後どのような何か月ごとの検査や健診を受けていけばよろしいのでしょうか?
主治医からの明確な指示がいまのところありませんので田澤先生のアドバイスを頼りに致します。

以上どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

「副作用の骨粗しょう症が気になります。
どのような検査を今後受けたらよろしいのですか?」

⇒まずは骨密度を測定し、(低ければ)denosumabを行うべき
 そうでなければ、年に1回の骨密度測定でいいのです。

「田澤先生でしたらこのような場合どうしたらよろしいと思いますか?」
⇒trastuzumabとして18回です。(トータルの期間は無関係)

「これまで移った病院の主治医から乳がんの中でher2陽性タンパク乳癌は別物といわれ短距離のように早めに再発がやってくると毎回言われ続けてきました。」
⇒無視しましょう。
 物事はシンプルに。

「手術後1年たって手術患部に超音波検査を受けましたら水が溜まっているとのことでした。
これはそのまま放置しておいてもよろしいのでしょうか?」

⇒大丈夫です。

「抗ハーツ治療が終わりましたら私は今後どのような何か月ごとの検査や健診を受けていけばよろしいのでしょうか?」
⇒半年に1回の腫瘍マーカーとエコー 1年に1回のマンモ
 以上

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

手術後の治療と検査について
性別:女性
年齢:63
病名:エストロゲン陽性her2陽性タンパク乳がん
症状:左腕を進展した時に左胸の術部の突っ張り感あり
投稿日:2021年1月8日

お世話になります。

いつもこちらを拝見しまして学ばせていただいております。

ありがとうございます!
今日も質問があります。

1年に1回の骨密度測定を行なったら良いとのことですが血液検査でおこなうのでしょうか?それともレントゲン検査でおこなうのでしょうか?
半年間飲んだタモキシフェンからアナストロゾール錠1mgを毎朝
飲み始めておりますがこの薬でよろしかったでしょうか?
基礎的な質問ですみません。

腫瘍マーカーはCEAとCA15-3のみを半年に1回でよろしいでしょうか?
エコーは田澤先生のような技術がおありの方から検査を受けたいのがやまやまですが技師の方の検査になってしまいますがこれも半年に1回、心配なら腫瘍マーカーもエコー検査も3ヶ月に1回でもよろしいとお思いですか?それともそこまで期間を縮めなくて半年に1回でよろしいとお思いでしょうか?
これらの検査は再発チェックの為の検査と捉えるのでしょうか?
田澤先生の見解を教えていただけますか?
それと最後にエストロゲン陽性のリスクの予防としまして定期的な運動習慣を保ち体重が増えないようにしております。

her2陽性のリスクが移った主治医の診察3回で再発への不安がなかなか元の10%に一気に下げきれない気持ちですが2008年から行われています術後抗HER2療法の効果(再発予防の点で)は先生の症例の中からどの位期待があると確信したらよろしいのでしょうか?
先生からのご回答にもありましたように単に10%と捉える方がよろしいのでしょうか?コメントをいただけましたら嬉しく思います。

どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは田澤です。

「1年に1回の骨密度測定を行なったら良いとのことですが血液検査でおこなうのでしょうか?それともレントゲン検査でおこなうのでしょうか?」
⇒骨密度はレントゲンですよ。

「半年間飲んだタモキシフェンからアナストロゾール錠1mgを毎朝
飲み始めておりますがこの薬でよろしかったでしょうか?」

⇒その通り。

「腫瘍マーカーはCEAとCA15-3のみを半年に1回でよろしいでしょうか?」
⇒その通り。

「エコーは田澤先生のような技術がおありの方から検査を受けたいのがやまやまですが技師の方の検査になってしまいますがこれも
半年に1回、心配なら腫瘍マーカーもエコー検査も3ヶ月に1回でも
よろしいとお思いですか?それともそこまで期間を縮めなくて半年に1回でよろしいとお思いでしょうか?」

⇒半年に1回でいいでしょう。

「先生からのご回答にもありましたように単に10%と捉える方がよろしいのでしょうか?」
⇒前回と変更なし
 以上。

 
 

 

質問者様から 【質問4 】

断端陽性の判定について
性別:女性
年齢:63
病名:
症状:
投稿日:2021年1月12日

田澤先生、いつもこちらの乳がんプラザを拝見してお勉強させていただいたおります。

ありがとうございます!
実は前回の質問にあげ損ねていた質問がありましたのでお尋ねさせていただきます。

①これまでかかっておりました乳腺外科医から手術を受けた病院のやり方の事でえっと思い事を言われました。

それは手術を受けた病院は温存希望でしたので切り取った組織を直ぐ病理に持って行かれ断端陽性の有無をチェックされました。

移った病院の医師は「未だそんなやり方をしているの」と言われ、それは以前のやり方でその方法は癌が点線で広がっていっているので組織周辺をチェックしても切り取っていない部分に点線のように飛ぶので無意味のような発言がありました。

田澤先生はどのように思われますか?
是非教えていただけますか?
どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは田澤です。

「田澤先生はどのように思われますか?
是非教えていただけますか?」

⇒術中迅速診断のことですね?

(質問者は)術中迅速+(手術標本の)永久標本による評価のダブルをしたということですよね?
それでいいと思いますよ。

 
 

 

質問者様から 【質問5 】

手術前の組織診と手術後の病理検査の違いについて
性別:女性
年齢:63
病名:エストロゲン陽性her2陽性タンパク乳癌
症状:
投稿日:2021年1月13日

再質問をする場合は、原則として1週間以上あけてからお願いします。
Q&Aコーナーについてよくある質問はこちらをクリックしてください。

田澤先生、お世話になります。

一昨年の2019年10月中旬に乳癌と診断を受け、おそらく組織診だったと思いますがエストロゲン陽性に反応との事、その後診断を受けました病院のMRI検査待ち人数が40人と立て込んでいましたので他の受け入れていただきました病院で11月末日に早めに手術が出来ました。
受け入れていただきました病院に組織診を取った
検体を持参し、やはりエストロゲン陽性に反応がありました。

手術の結果病理検査でエストロゲン陽性her 2陽性乳癌といわれ、抗ハーツ療法を受けて最終部分に来ております。

私が受けました抗ハーツ治療の内容はこれでよろしかったのでしょうか?
それと組織診では2回ともエストロゲン陽性とでましたが手術後の病理検査ではエストロゲン陽性のみではなくher2 2+でFISH法で陽性と出たそうです。

このように手術前と後で違うという事は稀なのでしょうか?それとも度々あるのでしょうか?
田澤先生、どうかご教示いただけますか?

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは田澤です。

「私が受けました抗ハーツ治療の内容はこれでよろしかったのでしょうか?」
⇒その通り。

「それと組織診では2回ともエストロゲン陽性とでましたが手術後の
病理検査ではエストロゲン陽性のみではなくher2 2+でFISH法で陽性と出たそうです。
このように手術前と後で違うという事は稀なのでしょうか?それとも度々あるのでしょうか?」

⇒(術前)組織診のHER2の免染結果の記載が無いので詳細不明ですが…

 HER2の免染の判定で(術後に)ひっくり返る事は決して稀ではありません。

 
 

 

質問者様から 【質問6 】

手術前の抗ハーツ治療と手術後の抗ハーツ治療について
性別:女性
年齢:63歳
病名:
症状:
投稿日:2021年1月13日

先程の質問に一緒にお尋ねすればよかったのですが別々になり大変失礼致します。

私の場合は手術前の段階ではher2タンパク乳癌とはわかっておりませんでしたので手術後に抗ハーツ治療を行わざるをえませんでしたが田澤先生、もしかしますと手術前にher2タンパク乳癌とわかっておりましたら術前に抗ハーツ治療を行う
のが標準治療だったのでしょうか?私の場合は手術後の病理検査の結果でher2分かったと判明したことは標準治療ではなく仕方がないことだったのでしょうか?こういうことはまれなことなのでしょうか?
どうぞご教示いただけますか?

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは田澤です。

「もしかしますと手術前にher2タンパク乳癌とわかっておりましたら術前に抗ハーツ治療を行う
のが標準治療だったのでしょうか?」

⇒違います。
 ご安心を。

 
 

 

質問者様から 【質問7 】

手術後の検査はいつから
性別:女性
年齢:63
病名:
症状:
投稿日:2021年1月15日

再び質問させてくださいませ。

半年に一回のエコー検査とレントゲンによる骨密度検査は手術後から半年の間隔で受けたらよろしいのでしょうか?骨密度検査の部位は腰椎と大腿部の2箇所で行なったらよろしいのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは田澤です。

「半年に一回のエコー検査とレントゲンによる骨密度検査は手術後から半年の間隔で受けたらよろしいのでしょうか?」
⇒エコーはその通り、骨密度は次回診察時(3か月後?)に測定してOKなら「その後は1年に1回でOK]ですよ。

「骨密度検査の部位は腰椎と大腿部の2箇所で行なったらよろしいのでしょうか?」
⇒腰椎だけで十分

 
 

 

質問者様から 【質問8 】

治療後の再発転移の不安について
性別:女性
年齢:63
病名:
症状:
投稿日:2021年1月19日

再質問(2回目)をする場合は、原則として1週間以上あけてからお願いします。
再質問(11回目)をする場合は、原則として一ヵ月以上あけてからお願いします。
Q&Aコーナーについてよくある質問はこちらをクリックしてください。

田澤先生、いつもご教示ありがとうございます。

今日は乳癌の出来た部位が乳房の外側ではなく内側上部だった為、胸骨部のリンパ節転移がどうなのか気になりましたので教えていただきたいと思います。

センチネルリンパ節の生検は転移無しでしたが内側上部に癌のしこりがありましたので胸骨部のリンパ節に近い為、その部分にリンパ節転移が無いか気になっています。

胸骨周辺がリンパ節転移はなかったとの事でしたが胸骨下のエコーで見えない部分のリンパ節転移の有無はわからないものなのでしょうか?胸骨周辺、胸骨下のリンパ節転移はどのように調べられるものなのでしょうか?
ご教示いただけますか?どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答8】

こんにちは田澤です。
質問は1週間以上は空けましょう。

胸骨傍リンパ節はエコーで解ります。
ご安心を。



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