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PETの結果骨転移の疑いあり

[管理番号:1125]
性別:女性
年齢:40歳
 
 

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管理番号:918「術後化学療法の通院

 
 
 
 

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管理番号:1127「最善の選択

 
 
いつもお世話になっております。
本日PETの結果を聞いてきました。
担当医の話だと第5胸椎(頚椎かもしれません、背骨の方を指していました、右
側・・・と書いてありました)に骨転移の疑いありとの事でした。
そのためMRIの予約を取ろうとの事でした。
予約は10/2です。
担当医の予想ではほぼ転移しているのではないかとの事です。
パソコンの画面を見ると、第5胸椎に集積が・・・軽度の濃?症が・・・画質が低い
ためMRIとCTとあわせて確認してください。単発性であり良性病変かもしれい・・・
と書いてありました。(・・・の部分はよく読めなかったのですがすみません)。
パソコンの画面を見ると画質が低い、良性かもしれないとあるのですが、担当医はほ
ぼ転移してるのと言います。
田澤先生もやはり転移の可能性が大きいと思われますか?
PETの結果では卵巣と子宮にも癌の疑いありとの事でした。
こちらのMRIは9/30の予約です。(骨転移の方とあわせてはできないそうです)。
一度にこんなに沢山癌が出来ることはあるのでしょうか?
(子宮頸がんの検査は1年前にしていますが、その時の細胞検査、内診では特に異常
はありませんでした)。
また、腋のリンパにも転移があったそうです。
1個か2個と言っていました。
そのためステージは2B、遠隔転移があった場合はステージ4だそうです。
最初の病院のエコーではないと言われましたが、この前の大学病院のエコーとPETで
わかったんだと思います。
担当医はPETの方が正確なのでPETで腋のリンパに転移が見つかったと言っていまし
た。
ステージ4だった場合はすぐに死んでしまうこともあり得るのでしょうか?
シングルマザーで死ぬわけにはいかないと担当医に話した所「心配ならホルモン治療
を始めますか?」と言われ、「タスオミン錠20mg」を処方されました。
私が「死ぬわけにはいかない」と言ったから薬を出してくれたと思うのですが、この
治療は田澤先生はどう思われますか?
(この薬によって卵巣がんや子宮がんの進行が早まる場合もあると言われました)。
この薬からサブタイプはわかりますでしょうか?
また、「手術を先にする事はない」と言われました。
ステージ4と予想しての発言なのでしょうか?
2Bだったとしても手術を先にすることはないのでしょうか?
なぜ手術ができないのかを聞けなかったのですが、田澤先生のご見解をお願いしま
す。
乳房とくぼみが大きくなったかもしれない件は触診ではそれはないと言われました。
最初の病院のエコーとこの前撮ったエコーを比べてはどうですか?と聞いたところ、
エコーも色々あるので比較できないとの事です。
針生検の組織も検査しなおしたら最初の病院とは違う結果になったとの事でした。
(この結果は聞けませんでした)。
こんなに病院によって結果が違うと何を信頼していいかわかりません。
もちろん担当医の先生は信用していますが、検査までまた3週間、結果が出るまで更
に1週間と精神的にかなり苦痛です。
もしもっと早くした方がいい場合江戸川病院で診てもらうことはできますでしょう
か?(さすがに母も時間が空きすぎなので江戸川病院に行ってみたらと言ってくれま
した)。
私の場合卵巣や子宮にも癌が疑われているのですが、田澤先生は乳がんの先生なので
江戸川病院で卵巣や子宮も診てもらえるのでしょうか?
もし診てもらえるのでしたら今の病院に何を言って何を貰えば良いのかも教えてくだ
さい。
長文で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
PETの所見については「読み過ぎ」ではないかと思います。
「単発性であり良性病変かもしれい」に言い表されていると思います。

回答

「田澤先生もやはり転移の可能性が大きいと思われますか?」
⇒違うと思います。
 そう簡単に骨転移など起こらないと(経験上)私は思います。
 
「一度にこんなに沢山癌が出来ることはあるのでしょうか?」
⇒子宮も卵巣も癌では無いと思います。(確率的に)
 
「ステージ4だった場合はすぐに死んでしまうこともあり得るのでしょうか?」
⇒それは誤りです。
 骨転移ではないと思いますが、「仮に第5胸椎が骨転移」だとしても「単発の骨転
移では生命は大丈夫」です。長期コントロールが十分に可能な状況だと思います。
 
「この治療は田澤先生はどう思われますか?」
⇒ルミナールタイプとすでに判明していた筈です。
 ホルモン療法は「間違った治療ではありません」
 
「この薬からサブタイプはわかりますでしょうか?」
⇒ルミナールタイプです。
 すでに判明していた筈です。
 
『「手術を先にする事はない」と言われました』
⇒私の意見は異なります。
 「手術先行」でいいと思います。
 「第5胸椎」を理由に「手術をしない」ことは私には考えられません。
 
「なぜ手術ができないのかを聞けなかったのですが、田澤先生のご見解をお願いしま
す」
⇒手術を先行します。
 ルミナールタイプだし、何も迷う必要ありません。術後にホルモン陽療法すればい
いのです。
 
「検査までまた3週間、結果が出るまで更に1週間と精神的にかなり苦痛」
⇒そんなMRIは「術後でもいい」のです。
 
「もしもっと早くした方がいい場合江戸川病院で診てもらうことはできますでしょう
か?」
⇒可能です。
 手術日程は混んではいますが、(いずれにせよ)手術を先行します。
  
「卵巣や子宮にも癌が疑われているのです」
⇒癌では無いと思います。
 慌てて、そんなところをMRI撮影するよりも「何が優先されるべきか」だと思いま
す。
 
「もし診てもらえるのでしたら今の病院に何を言って何を貰えば良いのかも教えてく
ださい。」
⇒「転院希望」と言って、「病理レポートと画像」を貰えばいいのです。