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温存か全摘か迷います

[管理番号:1377]
性別:女性
年齢:44歳
こんにちは。昨日診察していただいた○○です。
今年の6月に手術を受けた前の病院で、反対側のがんを見落とされたショックは大きいです。
しかし、現実を受け止め、前向きに治療に励みたいと思います。
昨日動揺していて質問するのを忘れてしまったので、何点か質問させていただきたいと思います。お忙しい中恐縮ですが、宜しくお願い致します。
①針生検の結果のレポートには、核グレードのみで、 Ki67,PGR,ER,HER2は書かれていな かったのですが、まだ結果が出ていないのでしょうか?
②首のリンパ節に20代のときからしこりがあるのですが、最近新たな場所にできました。
(毎年北里大学病院に て定期検査(超音波・触診)はしており、次は12月です)
 Q&Aでどなたかの質問で首のしこりから乳がんが発覚されたと書かれており、気になって います。遠隔転移の可能性は、低いと思いますが、今回反対側の2度目の乳がんということ あり、PETに準ずるような術前検査を希望していますが、やはり先生としては必要のない検 査だと思われますか?
③私の乳がんは多発性のがんになるのでしょうか?そうでしたら、温存より両胸全摘した
 ほうが、よいのでしょうか?
④全摘後、両胸再建するには、TOTALでどれくらいの費用と通院が必要になりますか?
 
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
昨日の病理結果説明の際、ショックを受けられている(当り前の話ですが)のを感じ、心配していましたが、前向きになられているようで何よりです。

回答

「針生検の結果のレポートには、核グレードのみで、 Ki67,PGR,ER,HER2は書かれていな かったのですが、まだ結果が出ていないのでしょうか?」
⇒その通りです。
 当院のシステムでは「生検時に、間違いなく乳癌という所見」出ない限りは、「癌と確定されてから」の「PGR,ER,HER2の追加オーダー」となります。
 ちなみに「針生検」では「Ki67はオーダーしません」
 ♯Ki67の性質上、「手術標本全体での評価 が当然」だからです。
 
「PETに準ずるような術前検査を希望していますが、やはり先生としては必要のない検査だと思われますか?」
⇒遠隔転移の可能性は全くありません。
 その意味では「不必要な検査といえ、私から提案することはありません」
 ただし、「患者さんの希望」があれば「少しでも安心したい」という気持ちは十分に理解できますので、「ご本人のご希望で行います」遠慮なくおっしゃってください。
 
「私の乳がんは多発性のがんになるのでしょうか?そうでしたら、温存より両胸全摘した ほうが、よいのでしょうか?」
⇒左右の乳癌は「全くの別物」です
 「多発では なく、同時性両側乳癌」と呼びます。(当然6月の時点で、すでにあった筈だからです)
 
 
 「両側乳癌」だから「全摘すべき」とは思いません。
 診察時お話ししたように「MRIで拡がり診断」して決めればいいと思います。
 
「全摘後、両胸再建するには、TOTALでどれくらいの費用と通院が必要になりますか?」
⇒通院にかんしては、「組織拡張器による再建」であれば、「術後、毎週生理食塩の注入のために形成外科に暫く通院する必要」があります。
  もしも「同時再建を考えている」のであれば、「まずは形成外科受診」をお勧めします。
 また、費用については、即答できません。
 もし も気になる際には、小平秘書にメール secretarya@edogawa.or.jp
 してみてください」
 お答えできる範囲でお答えします。
 
 
○これは、6月の前医で温存している乳腺も「一緒に全摘する」ということですか?
 その必要はないと思いますが…

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