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オンコタイプDXリスク値(リンパ転移あり)の判断について

[管理番号:8213]
性別:女性
年齢:50歳
病名:浸潤性乳管がん
症状:

いつも貴重な情報を提供いただきありがとうございます。

オンコタイプDX検査を受けようと思っております。

50歳、閉経前、リンパ節転移あり(1個/4)です。

主治医からは、検査結果が出る前に、化学療法を行うかどうかの判断値を決めておく必要があると言われておりまして
以下の情報はその判断値を決める参考になるかどうか、田沢先生の見解を伺いたく、お願いいたします。

ジェノミックヘルス社のHPプレスルーム欄に、以下の記事があります。

「2019年12月12日(※記事本体記載の日付は12月24日)
大規模試験による新たなエビデンスオンコタイプDX乳がん再発スコア?
検査は若年リンパ節転移陰性または陽性早期乳がん患者における化学療法の指針として有用 」

資料2枚目のはじめの部分に

「米国国立がん研究所(NCI)の Surveillance, Epidemiology, and End
Results(SEER)レジストリの解析は、50歳以下のリンパ節 転移陽性(陽性リンパ節 3個まで)患者におけるオンコタイプ DXTM検査の有用性に関する実臨床エビデンスを提供していま す。
2,500人を超える症例の解析は、再発スコア結果と乳がん特異的死亡率(BCSM)の間に有意な相関があることを示して おり、再発スコア結果が 0~25で化学療法の使用歴なしまたは不明と報告された若年患者の 5年 BCSMは 2%未満でした。 」

とあります。

再発スコアが25以下の場合は、リンパ節転移が3個までなら化学療法
の必要性は(ほぼ)ない、と私は解釈したのですが
(解釈はあっていますでしょうか)
日本人にも当てはめられるものと思っておいてよろしでしょうか。

先生がコラムで解説されている、リンパ節転移無しならばリスク値25以下では化学療法不要、から更に踏み込んだものですが
おそらく信頼性の面ではまだ低いのだと思います。

一般的に、このように発表されたエビデンスは後々(やっぱり)正しかった、となることが多いのか、
違っていました、となることも少なくないのか、
(どこまで信用してよいものなのか)、
お伺いできればありがたく思います。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「再発スコアが25以下の場合は、リンパ節転移が3個までなら化学療法の必要性は(ほぼ)ない、と私は解釈したのですが
(解釈はあっていますでしょうか)」

→そういうことです。

「リンパ節転移があると抗がん剤が効く」という考えがナンセンスなのは明らかですね。

「日本人にも当てはめられるものと思っておいてよろしでしょうか。」
→「そう考えてはいけない」という理由がありません。

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