[管理番号:6988]
性別:女性
年齢:48歳
病名:乳がん
症状:
只今FEC2クール目ですが
次のドセタキセルが浮腫みがでるということで
腋窩リンパ節を郭清しているため
出来ればやりたくないと思いオンコタイプの検査でそれがわかるか質問させてください。
ステージⅡB、
右全摘、リンパ節郭清手術しています。
◆腫瘍径、4cm
◆リンパ転移あり、2個(SNB2/3、腋窩0/12)
◆ホルモン、どちらも陽性
◆HER2、陰性
◆ki67値 約10%
ルミナールa
2018年10月(下旬)日より
化学療法
(FEC4クール+ドセタキセル4クール予定)
主治医は、血液にのって何処かにいるかもしれない癌を叩くための治療と言われました。
その後全摘は、していますが皮膚の近くに癌があったため放射線治療をしその後ホルモン療法の予定です。
抗がん剤の前に主治医にオンコタイプの相談をしたところ長年の経験から抗がん剤治療した方が良いと言われました。
オンコタイプをこれからお願いして結果次第では、ドセタキセルしないという結果をえられるでしょうか?
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
明らかなルミナールA
そもそも(主治医とは真逆に)私が抗がん剤を選択することはありません。
「オンコタイプをこれからお願いして結果次第では、ドセタキセルしないという結果をえられるでしょうか?」
→そうではなく…
抗がん剤自体しなくてもよかった(抗がん剤をしたことで再発率が逆に悪くなる)という結果が出る可能性は高いです。(無論、Ki67だけでOncotypeDXの結果を予測することはできませんが…)
質問者様から 【質問2 オンコタイプについて】
性別:女性
年齢:48歳
病名:乳がん
症状:
先日は、ありがとうございました。
明後日抗がん剤の予定で主治医に話したいため再度質問させて下さい。
オンコタイプで抗がん剤が効かない場合血液で流れてしまった癌にも効かないと言う事ですね。
その場所ホルモン治療が効くのでしょうか?
それとも流れ出てしまったものの治療は、
ないのでしょうか?
よろしくお願いします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「オンコタイプで抗がん剤が効かない場合血液で流れてしまった癌にも効かないと言う事ですね。」「その場所ホルモン治療が効くのでしょうか?」
→この質問自体、ホルモン療法と抗がん剤を勘違いしているようです。(明らかなルミナールAなのに抗がん剤を勧めている主治医の影響がありそうです)
『今週のコラム 131回目 「進行しているから」と言う理由で「効かない筈の治療に我慢する」それでいいのですか? (付記)「ホルモン療法と抗癌剤」は全く別の作用であり、「強い、弱い」ではないのです。』に全ての回答があります。
★その中に記載しているように、『このQandAの6500を仔際に見ると、(質問者達の)主治医と私の「その点に対する認識の違い」が、論点の多くを占めている事が見て取れます。』