[管理番号:4214]
性別:女性
年齢:53歳
いつもお世話になります。
?トリプルネガティブ 2b ki67 70-80 で抗がん剤治療が終わりました(現在エコーでは原発巣は消えています)。
ネットで色々調べてみると、微小乳頭癌というものが出てきます。
これはリンパ節転移しやすく予後不良との事のようですね。
私の場合、乳がんと告知される半年前にはしこり(良性と言われてました)はありましたが腋窩リンパ節はエコーで見るかぎり腫大していないと言われていました。
その半年後乳がんの告知をされたのですがその際、腋窩リンパ節が少なくとも2個で一つが2cmに腫大してました。
半年で複数個のリンパ節に転移していたことを考えると、もしかしたら微小乳頭癌ではないかと心配になりました。
最終的には手術後の病理検査でわかるのでしょうが、乳がん確定時の針生検(転院しているので2回×数カ所行っています)では普通の乳がん(?)・トリプルネガティブというだけで他に特に言われていません。
昨日セカンドオピニオンで先生に聞いたところトリプルネガティブだからとの返事でした。
?質問ですが、半年で腋窩リンパ節が2cmに腫大、その他数個のリンパ節も腫大という事は、トリプルネガティブでki-67が70-80という事で大きくまた転移も早かったと考えてよろしいでしょうか。
今更ながら少し心配になってしまいました。
よろしくお願いします。
また、セカンドの先生は術前抗ガン剤前の画像で腋窩リンパ節2cmの画像を診て『大きいなぁ』ともおっしゃってました。
抗ガン剤が効いてなければ遠隔転移しているところだったともおっしゃってました。
それほど大きいのでしょうか?ちなみに今は大きさは調べていません。
少なくとも触診ではまるっきりわからなくなっています。
セカンドの先生は抗ガン剤は原発巣とパラレルで効くとおっしゃってましたがエコーしていないので少し心配です。
今後今の病院で画像診断するのですが、MRIとマンモだけです。
エコーはお願いしましたがやってもらえません。
MRIで腋窩リンパ節はわかるのでしょうか?また大きな病院ってそんなものなのでしょうか?最後にセカンドの先生は治る流れに乗っているのだからその流れを崩さないようにとおっしゃってましたが何をすればいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
質問者の考えに反するとは思いますが…
私は「レッテルを貼る」ことは嫌いです。
「微小乳頭癌」だから…とか、「化生癌」だから…とかです。
それらの「特殊型」は、その数が少ない事で「大規模臨床試験」が行われることは不可能です。
それを「小数例を引っ張り出して」「○○は転移を起こし易く、予後不良」などと、
していても無意味な話です。少なくとも私には関心がありません。
「微小乳頭癌というものが出てきます。 これはリンパ節転移しやすく予後不良との事のようですね。」
⇒申し訳ありませんが…
上記コメント通りです。
「半年で腋窩リンパ節が2cmに腫大、その他数個のリンパ節も腫大という事は、トリプルネガティブでki-67が70-80という事で大きくまた転移も早かったと考えてよろしいでしょうか。」
⇒私は、半年前の超音波所見を見ていないので、そのことにコメントはできません。
ただ、繰り返しますが、「トリプルネガティブ」とか「Ki67=70-80」ということについて、殊更大げさに考えることは私の本意ではありません。
「剤前の画像で腋窩リンパ節2cmの画像」「それほど大きいのでしょうか?」
⇒別に、そうは思いません。
腋窩リンパ節なら5cmなら「大きい」とは思うでしょうが…。
○そもそも何故「術前抗がん剤」しているのか?
温存目的でなければ、普通に「手術」⇒「術後抗がん剤」でいいのですが…
「今の病院で画像診断するのですが、MRIとマンモだけ」
「エコーはお願いしましたがやってもらえません。」
「また大きな病院ってそんなものなのでしょうか?」
⇒厳しいようですが…
術前抗がん剤という「一歩間違えれば、手術不能となってしまう危険な治療」であるのに、担当医が自ら最低3週間に1回エコーでチェックしないようでは『術前抗がん剤を行う資格がありません』
「MRIで腋窩リンパ節はわかるのでしょうか?」
⇒殆ど解りません。(参考程度です)
「最後にセカンドの先生は治る流れに乗っているのだからその流れを崩さないようにとおっしゃってましたが何をすればいいのでしょうか?」
⇒申し訳ありませんが…
前述したように
術前抗がん剤を「自らエコーでチェックしないような」診療について、これ以上コメントは不可能です。