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乳癌の治療について

[管理番号:5178]
性別:女性
年齢:44歳
先生
初めてお尋ねさせて頂きます。
実は、先日、胸のしこりが大きく感じ、病院にいってまいりました。
昨年よりしこりは気づいていたのですが、放置してしまい、
大きくなった感じがしたため、今回行くことにしました。
すぐに、マンモを受け、乳癌と判明し、その日のうちにMRIを受けました。
その結果がでたのですが、最悪で、しこりの大きさが9cmで、
リンパへの転移の疑いあり、という診断でした。
そのため、針生検を行い、また後日その結果をみて治療方針を決めるようです。
もう、目の前が真っ暗になってしまい、もう終わりなんだ、と思いました。
その後、自宅で見ていて、こちらのブログを拝見し、すがる思いでメールをさせて頂きました。
頭が真っ白で、本当に上記のことしか記憶にありませんが、1番怖いのが、手遅れで治療はできない、という状況です。
でも、もう結果をみると最悪のことしか浮かびません。
やはり、この状況は先がないのでしょうか?
先生のご意見が伺えると幸いです。
宜しくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「やはり、この状況は先がないのでしょうか?先生のご意見が伺えると幸いです。」
⇒「9cmの腫瘍でリンパ節転移陽性」だけでは状況は解りませんが…
 重要なことは
 「現時点で手術が可能なのか?」という点です。
 もしも手術可能ならば、(手術可能なうちに)「手術すべき」だし、もしも手術不能な状態ならば、(手術が可能な状態にするために)「(術前)抗癌剤すべき」なのです。