乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:4186]
性別:女性
年齢:59歳
昨年末に、入浴中右乳首から4センチほど上のやや右側寄りに、3センチほどのグリグリを見つけ、翌日(下旬)日に近くの乳腺外来を受診しました。
乳ガン検診はもう20年近く受けていません。
クリニックでは触診はなく、マンモとエコーの結果、乳ガンが疑われるので、細胞診をします、しこりは2センチくらいです、と言われ、受けて来ました。
悪性の可能性はどのくらいですか、と聞いたら、「あなたが80歳のお婆さんならここでガンだと断定します。
あるいは半年前からあったのなら違うかも。
初診で経過を見ていないので、分からない、強いて言えば悪性か良性の確率は半々かな、と言われました。
年末年始を挟むので、年明け(中旬)日に結果を聞きに来てくださいとのこと。
不安な内に年越しして、昨日鏡をみたら、右腕を上げるとしこりの真ん中に小さなえくぼができるのを見つけて愕然としました。
確実に乳ガンですよね?このまま(中旬)日まで待っていていいものでしょうか?
何れにしてもクリニックなので、紹介状を書いて他病院にお願いすることになります。
田澤先生にお願いすることは可能ですか。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
メール内容からは乳癌を疑わざるをえません。
強いて言えば(毛穴にできる)「粉瘤」ですが、(内科医ならともなく)乳腺外科として開業している医師が「粉瘤と乳癌を間違える」可能性はまずありません。
「右腕を上げるとしこりの真ん中に小さなえくぼができる」
⇒これが本当ならば「乳癌」となりますが…
 冒頭でコメントしたように、粉瘤も皮下にできるため「同様の所見」となります。
(乳腺外科医ならば、両者を間違えることはありませんが)
「このまま(中旬)日まで待っていていいものでしょうか?」
⇒焦る気持ちも解りますが…
 慌てても仕方がありません。
 乳癌(だとしても)に緊急性はないのです。
「何れにしてもクリニックなので、紹介状を書いて他病院にお願いすることになります。田澤先生にお願いすることは可能ですか。」
⇒可能です。
 まずは、結果を確認することです。
 其の上で、ご希望される場合には秘書メールをご利用ください。

秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。

 
 
 
 

 

質問者様から 【質問2】

おはようございます。
しばらく前に診断待ちで質問させていただきましたが、おかげさまで、その後確定診断、検査を経て、3月(上旬)日に部分切除とセンチネルリンパ節生検を無事終え、先日病理結果の説明がありました。
以下の結果、主治医は放射線とホルモン療法に抗がん剤の上乗せをするか、迷っているようです。
私はルミナール中間型とBの間くらいだと。
腫瘍が20mmを超えていることと、
PgRが低いことが、ホルモン単独でよいか悩む原因だということです。
私としては、抗がん剤は可能な限り使いたくありません。
主治医からは、オンコタイプDXを受けてみてはどうかと提案されました。
主治医としては、DXの結果が中間または低リスクであれば、ホルモン単独で迷いなく進めるといいます。
田澤先生なら、私の病理結果の場合、どのような方針を打ち出されますか。
抗がん剤をやらないという選択も受入れられる範囲だと考えられますか。
主治医は再発したら、もう助からないから、安易な道は進めたくないとももらしていました。
以下病理結果です。
====
Invasive ductal carcinoma, solid tubular carcinoma g1(nuclear atypia 1, mitosis
1(<1/10HPF)
25X15X20mm, pT2, pN0(SLN:0/2), pStage IIA
g+, f+, s-, ly-, v-, pn-,
surgical margin; negative
=======
5.5X6X2cm大の切除材料。
中央部に25X15X20mm大の結節性病変を認めます。
顕微鏡的にはG1相当の充実腺管癌の像です。
核異型は軽度で核分裂像はほとんど見られ
ません。
周囲脂肪組織浸潤を認めます。
皮膚浸潤は見られません。
脈管侵襲や神経周囲浸潤は見られません。
切除断端は陰性です。
リンパ節転移は見られません。
<追加報告>
ER:陽性 IRS((PS5, IS3)(陽性率 95%)
PgR:陽性 IRS5(PS3, IS2)(陽性率 10%)
Ki67陽性率 10%
ck5/6およびEGFRは陰性です。
<追加報告>
HER2-FISH: シグナル比1.0/増幅なし
以上
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
物事はシンプルに考えなくてはなりません。
Ki67=10%であれば、ルミナールAと考えるべきです。
化学療法による上乗せはありません。
「腫瘍が20mmを超えていることと、PgRが低い」
⇒全く無意味です。
「田澤先生なら、私の病理結果の場合、どのような方針を打ち出されますか。」
⇒ホルモン療法単独とします。(全く迷いはありません)
「抗がん剤をやらないという選択も受入れられる範囲だと考えられますか。」
⇒その通りです。





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