乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:1538]
性別:女性
年齢:47歳
はじめまして。
先生に聞ける機会があることに感謝します。
10月21日に、乳がん(硬がん)の診断を受けました。
左乳房に、9mmと8mmのガンがひとつずつあります。
サブタイプは、ルミナルAです。
PETCTの検査はこれから(10月(下旬)日)です。
心配なのは、その結果を待たずに、主治医の先生が、「治療は、手術とホルモン療法だけになります」とおっしゃったことです。
私が、「でも、リンパ節や臓器への転移があったら、抗がん剤も使いますよね」と言ったら、先生は、「転移の確率はたしかにゼロではないですが、だいたい10%くらいなので(大丈夫)」
と、おっしゃいました。
でも、早期でも、臓器への転移は十分考えられますよね?
心配になり、ご相談した次第です。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「9mmの癌」でPETは、そもそも不要です。
遠隔転移(臓器転移)は、ありません。

回答

「でも、早期でも、臓器への転移は十分考えられますよね?」
⇒考える必要はありません。(ほぼゼロです)
 
○担当医が「だいたい10%くらいなので」と言っているのは「リンパ節転移」のことです。
 遠隔転移(臓器転移)の可能性は「限り無くゼロ」です。
 
「治療は、手術とホルモン療法だけになります」
⇒おそらく、「腫瘍径」と(エコー所見による)「リンパ節所見」から『リンパ節転移の可能性はほぼ無し』と考えているのだと思います。
 私であっても「腫瘍径が9mm」で「超音波でリンパ節転移の所見が無し」であれば、質問者に「同様なコメントをする」でしょう。
 
○質問者は心配し過ぎです(仕方が無い事ですが…)早期乳癌として安心して治療を受けましょう。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

田澤先生、こんにちは。
先日はお忙しい中、ご回答いただき、ありがとうございました。
実は、また気になることがありました。
(私の場合、乳がんの確定診断を受けた病院と、手術する病院が違うのですが)
昨日(10月30日)、手術を担当してくださる先生の診察を受けた
のですが、
「(ルミナルAだけど)もしかしたら、手術後の病理結果によっては、
抗がん剤も使うかもしれないよ。微細ながん細胞が散らばっている
かもしれないから。今の時点では、はっきりと言えないけど・・・」
と言われました。
(ただし、分子療法はしないそうです。)
私の印象では、リンパ節に転移しているかどうかは関係なく、その
確率が高いよ、と考えておられるように感じました。
なぜなら、口腔ケア(歯石や虫歯等のチェック)を勧められたから
です。
●抗がん剤を使う可能性のある方には、前もって治療を勧めているとのこと。
●口腔内に疾患があるままで、抗がん剤治療をはじめると、口腔内にいろいろ支障があるとのこと。
●乳がん患者の約50%は、抗がん剤治療をしていますとのこと。
歯のケアは、気になっていたこともあり、行くとしても、抗がん剤の
併用は、そうなのかな・・・と考えてしまいました。
先生はこのようなこともつぶやいていらっしゃいました。
「(治療の入り口が)、ルミナルAでいくか、Bでいくか・・・
 う~ん・・・」と。
病理結果のどのような部分を見て、抗がん剤を使うと決めるのでしょうか?
血管に広がってしまっているとか、増殖能力、などでしょうか?
何回もすみません。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
この担当医のように「微細ながん細胞が散らばっているかもしれないから」というような「まるで、見た事があるかのような言い方」をする医師を私は全く相手にしていません。

回答

「病理結果のどのような部分を見て、抗がん剤を使うと決めるのでしょうか? 血管
に広がってしまっているとか、増殖能力、などでしょうか?」
⇒「その担当医がどう考えているかは私には理解不能なので、あくまでも通常の考え
方を示します」
 ルミナールAの場合は
 唯一の「抗がん剤の適応」は「リンパ節転移4個以上」と考えてください。
 ○ただ、そもそも「ルミナールAと診断した根拠」が問題です。
 (手術での)摘出標本の病理結果で「改めてKi67を測定」し、もし「その数値が高かった場合」には「ルミナールBに変更」となります。
 その場合には「抗がん剤の適応」となるのです。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生、こんにちは。
前回、質問に回答してくださり、ありがとうございます。
先生の『乳がんプラザ』を見ることが、私の心の支えとなっております。
●これまでの経緯
2015年12月 左胸乳がん(硬癌)温存手術  放射線治療済
リンパ節転移なし
しこりの大きさ: 5mm×7mm
サブタイプ : ルミナルA
以降、3ヶ月ごとに超音波+採血をおこなっております。
先日(9月(下旬)日)に、私のエコー画像を見た主治医の診断が気になり、不安になっています。
主治医: 「前回(6月(下旬)日)でのエコーではなかったのに・・・今日のエコーで気になるところがあります、右胸に。」
画像を見ると、ヒョウ柄っぽい模様と、雲のような輪郭のモヤモヤしたものが混ざったような腫瘤がありました。
(説明がヘタですみません。
画像を見ていただけないのが残念です。)
主治医: 「タモキシフェンを飲んでいるにも関わらず、こういう腫瘤がが認められるのは、通常ではあまり考えられないのですが・・・」
私: 「ガン、でしょうか」
主治医: 「・・・わかりません。 乳腺症かもしれない。
次回
(12月中旬)のエコーで見て、精査が必要と判断したら、その時に
(針生検)します。
今、あわてて(組織を)とらなくてもいいと思う。」
とのことでした。
(因みに、私の乳がんは、主治医がエコーを見てすぐ「針生検しよう」と言って確定したものです)
気になるのは、以下の3つです。
①前回(6/20)にはなかったのに、3ヶ月経って急に現れる腫瘤は、よくないものである確率が高いのでしょうか?
②片側がルミナルAでも、反対側に新たにできたガンが、違うサブタイプになることはよくあるのでしょうか?
③3ヶ月間、腫瘤をそのままにしておいて大丈夫でしょうか?
またガンかもしれない・・・と、ある程度覚悟はできていますが、やはり不安です。
(採血の結果は、異常なしでした。)
田澤先生は、どのようにお考えでしょうか。
お忙しいのに、申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「私のエコー画像を見た主治医の診断」
⇒この表現は「技師さんが行ったエコー写真を担当医が見た」という解釈でよろしいですか?
 もしそうであるなら(主治医自らがエコーしたのでなければ)、気になる気にならない以前に『自分で超音波をしなさい』と非難されるべきものです。
「ヒョウ柄っぽい模様と、雲のような輪郭のモヤモヤしたものが混ざったような腫瘤」
⇒これは「腫瘤非形成性病変」ではないのですか?
 それこそ、「自分で実際にエコーしない」限り、永遠に本質は掴めません。
「①前回(6/20)にはなかったのに、3ヶ月経って急に現れる腫瘤はは、よくないものである確率が高いのでしょうか?」
⇒「前回なかった」とありますが、「腫瘤非形成性病変」の場合には「認識されなかっただけ」というケースも十二分に考えられます。
「②片側がルミナルAでも、反対側に新たにできたガンが、違うサブタイプになることはよくあるのでしょうか?」
⇒質問者は「大きすぎる」勘違いをしています。
 乳房の「右と左は天と地ほども離れている」のです。
 (右のしこりがなんであれ)「1000%、左乳癌とは無関係」です。
 だから、(万が一右が癌だったとしたら)当然「新規にできた癌」となりサブタイプは全く異なる(たまたま一致する可能性もありますが)のです。
「③3ヶ月間、腫瘤をそのままにしておいて大丈夫でしょうか?」
⇒担当医は「自らエコーして確認すべき」です。
 その上での「3カ月経過観察」ならば(腫瘤非形成性病変ならば)妥当だと思います。





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