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エコーには写らず、MRIでは確認。

[管理番号:763]
性別:女性
年齢:41歳
こんにちは。妻の乳がん検診にて1センチ程のしこりが発見されました。
エコーには写らず医師の触診でも確認できなかったのですが、MRIでははっきり確認できました。
妻は自分で触るとわかるようです。
診察した外科の先生から地元から離れた医大病院の乳腺外科を紹介され改めて診察を受けたのですが、結局超音波に写らない限り細胞の検査はできないとのことで、3ヶ月の経過観察と診断されました。
しかし妻はしこりの若干の痛みと違和感がとても気になっており、就寝時も姿勢が定まらず、しこりのある位置にあたる背中にも凝りのような痛みを感じ始め、日中もずっと辛そうにしています。
そこで質問ですが、本当に細胞の検査は超音波に写らない限り行えないものなのでしょうか?。
元々胸の痛みのような違和感が気になって乳癌検診を受けたので、できれば良性悪性に関わらずしこりを摘出したいとも思うのですが、上記の症状ではやはり経過観察が妥当なのでしょうか?。
このまま3ヶ月経過して結局悪性のしこりであったとして、それが深刻な状態にまで発展しているという可能性はないのでしょうか?。
実際毎日辛そうにしている妻の様子を見て、一刻も早く確実な診断が欲しいのです。
長文申し訳ありません。回答のほどよろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 私がこのメール内容を読んで最初に疑問に思ったのは「妻の乳がん検診にて1センチ程のしこりが発見されました」という一文です。
 「エコーには写らず医師の触診でも確認できなかった」とありますが、「マンモグラフィーで発見」されたということでしょうか?それとも「ここにしこりがある」と自己申告したのでしょうか?
 以下に私の推測を記載します。
 誤りがあれば、御指摘ください。

  1. マンモグラフィー乳がん検診で「局所的非対称性陰性」を指摘、もしくは『ご本人が、ここにしこりがある』と自己申告したため『所見は無いけど(念のため)要精査』となった。
  2. 地元を受診。「超音波でも触診でも不明」仕方が無く、それでは(念の為)『MRIでも撮りましょう』となった。
  3. 大学病院を紹介。「MRIを参考にしても」やはり超音波で不明、「MRIの所見だけでは検査ができない」として経過観察となる。

回答

「本当に細胞の検査は超音波に写らない限り行えないものなのでしょうか?」
⇒答えはNoです。
 ただし、圧倒的に「細胞診なり針生検」は超音波ガイド下で行います。
 「超音波でみえるもの」は「超音波ガイド下で(超音波で見ながら)」針を刺しますし、
 「マンモグラフィーでみえるもの」は「マンモグラフィーガイド下で(マンモグラフィーで見ながら)」針を刺します。
 確かにMRIガイド下バイオプシーという手技は存在します。(滅多にやりませんが…)
 通常は「MRIで見えるもの」は「超音波で見える」のです。
 
「元々胸の痛みのような違和感が気になって乳癌検診を受けたので、できれば良性悪性に関わらずしこりを摘出したいとも思うのですが、上記の症状ではやはり経過観察が妥当なのでしょうか?」
⇒それであれば、当然「摘出」すべきです。
 超音波で見えなくても「ご本人が気になる部分」があるのであれば、「その部分を摘出」することは可能なのです。
 
「3ヶ月経過して結局悪性のしこりであったとして、それが深刻な状態にまで発展しているという可能性はないのでしょうか?」
⇒可能性はあります。
 私のQandAを注意深く見てもらえばわかりますが、「半年前に良性と言われて」進行した状態まで放置されたケースが散見するのです。
 3カ月であれば、「そこまで」では無いと思いますが、「何でもかんでも経過観察とすればいいものではない」のです。
 
 

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