[管理番号:8552]
性別:女性
年齢:67歳
病名:硬癌
症状:ステージ1
投稿日:2020年5月20日
田澤先生初めまして、よろしくお願いします。
2014年暮れに乳がんに罹患して以来、毎日ここで勉強させていただいてます。
2015年1月の末、〇〇病院(ここは伏せておいてください)で手術。
当時年齢62歳。
病状、左胸上にしこり0.7cm、
リンパ節0
ホルモンER90パーセント、P&R60パーセント
HER2,1
Ki67,9%断端-
脈管侵襲-
2019年の暮れに5年の検診で、
マンモに新たに胸の下側にしこりが見つかりました。
しかし、エコーでは問題はありませんでした。
血液検査で、赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットが低いので、
一応、PET,CTの検査をしましたが、異常なしでした。
半年後、マンモとエコーと言われたのですが心配で3月にエコーを入れてもらいました問題なしでした。
心したのですが、先生からは、エコーの技師が問題はないと言ってますが、
マンモには、しこりがありますね~と。
だったら調べてくださいと頼みましたが、
線量が多いので、5月の末にと言われてしましました。
マンモの線量など、問題はないと思ったのですが、悪いものと見越して、
他の検査をするための、線量でしょうか、心配で眠れなくなってしまいました。
どうぞ、多くの患者さんを観ていらっしゃる優秀な先生のご意見が聞きたくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
物事はシンプルに考えなくてはいけません。
マンモで所見あり、エコーで異常なし
基本的には、この時点で解決です。(マンモグラフィーでの偽陽性は高率なのです)
ただ、ここから一歩踏み出して『本当に大丈夫なのか、念には念を入れて検査しよう』となった場合、何をするか?
PETではありませんよ。(全身調べてどうする?)
そうではなく、「乳腺内を詳しく調べる」にはどうするのか? 答えは簡単「造影MRI]です。
「マンモに新たに胸の下側にしこりが見つかりました。しかし、エコーでは問題はありませんでした。」
⇒普通は、これで「マンモは立体的な乳腺を圧迫して撮影するので偽陽性(何もないのに異常と出てしまう)が多いのです。ご安心を」で終了するところですが、それでも気になるなら…
乳房の造影MRIを撮影すればいいのです。
質問者様から 【結果2 】
マンモグラフィー
性別:女性
年齢:67歳
病名:乳がんステージ1
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]
エコー検査で問題なく、マンモでしこりがありで、心配で質問をさせていただきました。
本日、マンモ、エコーとも、クリアすることが出来ました。
心配でしたが、田澤先生の言われる通りでした。
診察で気になることを言われますと、その時は何ともなくても、頭から離れなくて鬱状態になりました。
質問した次の日には回答して頂き、すっきりしました。
これからも、患者さんの辛い気持ちに、治療方法や希望を伝えてください。
ありがとうございました。
<Q&A結果>