乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6953]
性別:女性
年齢:48歳
病名:
症状:

田澤先生、はじめまして。

とても勉強になるサイトをありがとうございます。

ほぼすべてのQ&Aに目を通し、大変勉強させていただいてます。

よろしくお願いいたします。

ルミナールBは晩期再発することについて
教えていただきたくお願いいたします。

(術後結果 2011年5月当時40歳→現在48歳)
タイプ…硬がん、乳頭腺管がん
しこり…1.4cm
手術…左乳房全摘、放射線なし、センチネルリンパ節生検(0/3)
脈管侵襲あり(エルワイ1)
血管侵襲なし
核異型度3
MIB1(ki-67)40~50%
ホルモン受容体、両方80~90%
HER2 ゼロ

TC療法4回
リュープリン5年予定でしたが激しいめまいが収まらず2年7か月で中止。

タスオミン(現在タモキシフェン)は10年予定で現在継続中。

術後から7年半経過し恐怖心が年々薄れてきたところ、最近になって再びものすごく恐怖が襲ってきます。

というのも、田澤先生は、サブタイプは予後を占うものではないとたくさん書かれてますが
なぜ、ルミナールBの乳がんだけ、10年、15年を経てなお、再発転移の不安と隣り合わせなのだろうかという乳腺外科専門医の今年の記事を見つけました。

ホルモン陽性HER2陰性タイプではない乳がんは、術後10年を超えて再発の不安を抱えるということはほぼないが
ルミナールBは、5年目以降も潜在的に再発するリスクを抱えている可能性があり、閉経前でタモキシフェンを服用する場合は10年服用が推奨。

ルミナールAは、必要とされたホルモン治療5年を終えれば、術後10~15年経ってから再発してくる可能性はほとんどない。

という内容です。

ルミナールBは、スピードが速いならもっと早い時期に出てきそうですが、どうして10年もゆっくり経ってから再発するのでしょうか?

再発した場合のがん細胞は、ルミナールBとは限らず、以前の結果と種類が変わったり、違いが出たりするのでしょうか?

田澤先生の回答で
〇実際はステージは正直なものです。

1期は「95%無再発生存」ですが、(逆にいうと)「5%は遠隔転移再発する」のです。

→10年の生存率だとするとこの5%は、ホルモン陽性HER2陰性ルミナールBタイプがほとんどということなのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

頭でっかちにならないようにしましょう。
事実だけ記載します。

1.再発の時期
(乳)癌の再発とは、(新たに癌が発生するわけではなく)手術時に残っていた癌細胞が「時間をかけて増大」して可視化することをいいます。
  つまりルミナールタイプのような大人しい乳癌は「長期間かけて、ようやく可視化するまで大きくなる=これを晩期再発といいます」

 本当の晩期再発は(ルミナールBよりも)「より大人しい方=ルミナールA」により多いのです。
  
  

2.再発群の中身
 ・1期の再発率が5%ですが、そこにはルミナールタイプだけではなく、トリプルネガティブもあればHER2陽性乳癌もあります。
 ・ルミナールBも(抗がん剤をすることにより)再発率はルミナールAに近くなります。
  つまり、(ルミナールBなのに)抗がん剤をしていない方はルミナールAよりも再発率が高くなりますが、(質問者のように)術後抗がん剤をしているルミナールBはAとかわりません。
  
  





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