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術前抗がん剤中の乳房痛

[管理番号:7354]
性別:女性
年齢:44歳
病名:
症状:

40代、今年1月に左乳ガンと診断されました。
腫瘍は2か所あり、大きい方は約3センチ、小さい方は約1.2センチ。
画像上はリンパ節転移なし。
サブタイプは両方ともトリプルネガティブです。

現在、術前化学療法中です。
(EC×4回、ドセタキセル×4回)
EC2回終了後のエコーでは大きい方は3分の1まで縮小、小さい方は消えていました。
またEC4回終了後のエコーでは大きい方もエコー上は消えていました。

4/○○からドセタキセルを投与しています。

主治医からはドセタキセルが効かない場合もあるので、2回目の前にエコー等で評価をし、効いてない場合は手術にきりかえると言われています。

ドセタキセル1回目投与日より、乳房痛が続いています。
鈍痛、チクチク、ズキズキというような何とも言えない痛みです。
しこりがあった部分が痛む時もありますが、
しこりがなかった所も痛みます。
乳房全体が痛む時もあります。
痛むのは主に患側の左乳房ですが、右乳房が痛む時もあります。
また乳房がパンパンに張る時もあります。

EC投与中にはこのような症状はありませんでした。
生理はEC中に2回ありましたが、
現在は止まってしまっているようです。

前置きが長くなりましたが、質問です。

ドセタキセル投与からずっと続いているこの乳房痛は、ドセタキセルが合わず腫瘍が増殖しているということでしょうか?
もう閉経状態になっていると思いますが、
ホルモンの関係のためでしょうか?
術前にするから余計な不安を抱くのであって術後の化学療法だとこのような不安を抱く必要のないことは重々承知していますが、気になって仕方ありません。

お忙しい中このような質問で申し訳ありませんが、返信いただけると幸いです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

ドセタキセルが効いているのかは解りませんが…(エコーをするようなので、その際に確認しましょう)

「ドセタキセル投与からずっと続いているこの乳房痛は、ドセタキセルが合わず腫瘍が増殖しているということでしょうか?もう閉経状態になっていると思いますが、ホルモンの関係のためでしょうか?」
⇒(EC注は化学療法閉経とならなかったようなので)ドセタキセルによる強力な「卵巣毒性=更年期による刺激」の症状のようです。(腫瘍の再増殖とは無関係です)

 
 

 

質問者様から 【質問2 術前抗がん剤中の乳房痛】

性別:女性
年齢:44歳
病名:
症状:

以前、術前抗がん剤中の乳房痛について下記の質問させていただきました。

(ECで画像上は腫瘍は見えなくなった。
次のドセタキセルに変わってから乳房痛が出現しており気になる)
その際は、ドセタキセルによる卵巣毒性による更年期症状ではないか、腫瘍の再増殖とは関係ないと回答いただき不安が和らぎ過ごす事ができました。

件の乳房痛は1クール目の3週間ずっと続いていましたが、徐々に和らいでいました。

そして、ドセタキセル1クール終了後のCTで画像上は腫瘍の出現(増殖)が見られないとのことで、5/13にドセタキセル2回目を投与しました。

2回目投与後から和らいでいた乳房痛や乳房の張りがまた強く出現しています。
乳房が張ったかと思うと柔らかくなったりもあります。

脇の下が痛むこともあります。

乳房は左右とも痛むこともありますが、患側の左側が痛むことが多く、しこりがあった部分のチクチク感もあります。

質問です。

今回の症状も卵巣毒性による更年期症状でしょうか?
腫瘍が増殖または消失する時にこのような痛みが生じることはよくあるのでしょうか?
主治医に聞くのですが、様子を見ましょ
う…と言われるだけで3週間後のエコー評価まで不安な毎日です。

先生の豊富なご経験からご回答いただけると幸いです。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「今回の症状も卵巣毒性による更年期症状でしょうか?」
→それはほぼ間違いありません。

 そもそも腫瘍の増大を「肌感覚」で感じるような人間がいるとは思えません。
 「腫瘍が増殖または消失する時にこのような痛みが生じることはよくあるのでしょうか?」
 →痛みは(そもそも)無関係です。

「2回目投与後から和らいでいた乳房痛や乳房の張りがまた強く出現」
→ドセタキセルを投与したとたんに腫瘍が増大するとか、(その発想)おかしいと思いませんか?

 ドセタキセルによる卵巣毒性→乳房痛や張り、副乳(腋窩の症状はコレ)と考えた方が1000倍位自然ですよ?
 ご安心を。