乳がん|乳がんプラザ

[管理番号:5727]
性別:女性
年齢:44歳
こんにちは。
自分の選択した治療方針に自信が持てず、こちらに投稿致しました。
7月の市のマンモの健診で右胸にシコリが見つかり、様々な検査の結果
左胸にもシコリを発見。
10月後半に両胸を全摘手術をし一時再建でエキスパンダーを挿入しています。
術後病理診断で
【右胸】
癌の種類:浸潤性小葉癌
癌の大きさ:1.2cm ptlc
リンパ節転移:0個 pno
遠隔転移:なし cmo
病期:なし
脈管侵襲:リンパ管ly1 静脈v0
癌の悪性度:2
HER2発現:なし
エストロゲン受容体:陽性
プロゲステロン受容体:陽性
Ki67:33.7%
【左胸】
癌の種類:浸潤性小葉癌
癌の大きさ:1.0cm ptlc
リンパ節転移:0個 pn
遠隔転移:なし cmo
病期:なし
脈管侵襲:リンパ管ly1 静脈v0
癌の悪性度:2
HER2発現:なし
エストロゲン受容体:陽性
プロゲステロン受容体:陽性
Ki67:14.9%
主治医からは転移のない初期癌である事やホルモン治療が良く効くタイプで術後はホルモン治療のみを進められました。
ただ両胸に癌があった事や右胸のKi67が33.7%だった事も少し悩ましいが、抗ガン剤をしても上乗せ効果は5%未満で、副作用と天秤にかけて考えても、あまりオススメはしませんと仰いました。
私も考えた末にホルモン治療のみを選択し、4日前からタモキシフェン20を毎朝一錠服用しています。
質問は、抗ガン剤をしなかった選択は正しいのかどうか…..田澤先生ならばどうなさったのかお聞きしたいです。
小葉癌という特殊癌なのも不安ですし、自分の選択に自信が持てず、治療に前向きになれず毎日ため息をついては落ち込んでいます。
ご回答頂けますと有り難いです。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
物事はシンプルに考えなくてはなりません。
抗癌剤をすべきかどうかは、シンプルに「ルミナールAなのかBなのか?」ということのみで考えましょう。
「両側」とか「組織型」は全く無関係です。
「ただ両胸に癌があった事」
⇒何の意味もありません。
「右胸のKi67が33.7%だった事」
⇒焦点はここです。
 『今週のコラム101回目 (Ki67が20代はluminal Aの可能性が圧倒的に高く)本当に「Aなのか、Bなのか迷うのは30代以降」と言えるのです。』の表を見てください。
 Ki67の値だけみると、低リスク(luminal A)の可能性が高いのですが、やはりOncotypeDXして確認することをお勧めします。
今週のコラム 101回目 (Ki67が20代はluminal Aの可能性が圧倒的に高く)本当に「Aなのか、Bなのか迷うのは30代以降」と言えるのです。
「抗ガン剤をしても上乗せ効果は5%未満」
⇒これは「質問者がルミナールAの場合」となります。
 もしも「ルミナールBなら」上乗せは10%前後となりそうです。
「田澤先生ならばどうなさったのかお聞きしたい」
⇒OncotypeDXをお勧めします。
 
 「もしもOncotypeDXしない」なら…
 ご本人のご希望を尊重します。
「小葉癌という特殊癌なのも不安」
⇒これは全く無関係(小葉癌は大して珍しくもありません)





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