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術前抗がん剤中の肺転移

[管理番号:7293]
性別:女性
年齢:36歳
病名:乳がん
症状:

初めて質問させていただきます。

大きさ 2.6センチ
HER2陽性乳がんで、術前抗がん剤で
ハーセプチン、パージェタ、カルボプラチン、ドセタキセルを3回して、
腫瘍が3ミリ大きくなってしまい、FECを2回して4ミリ小さくはなりましたが、ALT ASTが上昇したため肝臓を見るためにCTをとったところ、
肝臓は大丈夫でしたが、肺に1ミリの転移が数個あると言われました。

血液検査でHER2が最近上昇しているので、転移でほぼ間違いないとのことです。

これからの治療方針を提示されましたが、迷っています。

選択肢1
治験の薬をしてみる

選択肢2
カドサイラ

選択肢3
手術をしてしまい、癌を減らしてから肺の治療のためカドサイラをしていく

術前抗がん剤をせずに手術すればよかったと後悔していますが、今は治療しないといけなく、選択に迷っています。

できればccrまでいきたいのですが可能でしょうか?
また、肺の治療は抗がん剤しか方法はないのでしょうか?
先生ならどうされますか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「先生ならどうされますか?」
→「治験薬」は論外。

 タイミングを逸するリスクを考えれば(可能な時に)手術をしてしまうといいでしょう。(抗がん剤は翌週からでも再開できるのだから)

 私の個人的な選択では
(手術待ちの間に)pertuzumab + trastuzumab + eriblin → 手術 →(翌週から)pertuzumab + trastuzumab + eriblin再開とします。