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温存手術後の抗がん剤治療について

[管理番号:8786]
性別:女性
年齢:50歳
病名:左乳房上内側部乳癌
症状:
投稿日:2020年7月31日

はじめまして!ご教授お願いします。

浸潤性乳がん温存手術後の抗がん剤がスタートします。

術前、乳腺外科医からは3週間おき4クール×2の6か月の抗がん剤治療と聞いていましたが、病理診断後 腫瘍内科の先生はEC療法3週間おき4クール×1回とおっしゃっていました。

抗がん剤を、たくさんやりたいわけではありませんが、トリプルネガティブ ということもあり、再発しないかなどと心配です。
この抗がん剤治療の選択は妥当なものなのでしょうか。

術前の検査のpetct では、遠隔転移は見られなかったのこと。

病理の結果です↓
浸潤性乳管がん 15×13×15mm 核グレード3 組織学的グレード3
Ly0(D2-20)、V0、F、calcification(-) sentinel LN(-) (on
operation) 0/4 pT1c pNO(sn)
ER:J-Score0 (0%) PgR:J-Score0(0%) HER2 0
Ki-67 Li 68.87%(virtuoso)
切除断端は陰性

よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「術前、乳腺外科医からは3週間おき4クール×2の6か月の抗がん剤治療と聞いていましたが、病理診断後 腫瘍内科の先生はEC療法3週間おき4クール×1回とおっしゃっていました。」
⇒トリプルネガティブでは「anthracycline(3か月) + taxane(3か月)」が標準療法であり、私であればそれを行います。