Site Overlay

骨転移の自覚

[管理番号:6584]
性別:女性
年齢:57歳
はじめましてとても熱意を感じ質問させて頂きたく思いましたよろしくお願いします。
2018年1月にusで右乳房9時方向最大21mm大の腫瘍er2,pgp3,her2scor3
+,ki67ー25~30,ct2n1m0の診断
3月(上旬)日術前化学療法ハーセプチン+ドセタキセル#1施工本人の強い希望により
4月(中旬)日右乳房切除術+センチネルリンパ節生検迅速ありを施工
所見、腫瘍怪1.7×0.5×0.5組織分類invasivedubtalcarcinoma波及度g+f+s-
ly-v- 核グレード2スコア3点分裂スコア1点4個/10er0+
0pgp0+0HER2scorer2+所見小細胞素状にぞうしょくすれ16.17.21しゅようの間質は線維化とリンパ節浸潤が目立ちます。
4月(中旬)日に右をかばい左の足に体重をのせたときに足の付け根の一部がきくとなりました。
そこが7月現在その時の一部がだんだん重たい痛さに変わり歩けば歩くほど痛い左のお尻から大腿骨までも坐骨神経痛のような痺れになって来ました。
5月に不思議に思い主治医に言ったら、ペットを撮り異常なし、脊柱管のmriをとったらすべり症でした。
先月はすべり症の影響ていたいのかなとおもいましたが、温めるとさらに脚が動かなくなり、すべり症で温めたほうがいいとなっているとおもいました。
こつばんとてもしんはいです
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
いろいろなことが「乳がんの転移かも?」と考えてしまうことは(患者さんにとって)「無理からぬこと」と理解していますが…
ただ、今回のように『ペットを撮り異常なし、脊柱管のmriをとったらすべり症でした』まで、検査を行っているのですから…
これで骨転移を疑っていたら、「どうにもこうにも…」
(すべり症からくる坐骨神経痛?として)普通に整形外科を受診すべきです。
☆質問者の主旨とは異なりますが、今回のメールで私が気になったのは「そこ」ではありませんでした。
 化学療法前診断「ct2n1m0」という記載です。
 それでいて手術で「センチネルリンパ節生検」をしていることです。(化学療法をして縮小したからといって、「化学療法前にリンパ節転移が明らかなら、センチネルリンパ節生検をしてはならない」のです。)
 
 その後の詳細が記載されていませんが「センチネルリンパ節生検、陽性で追加郭清」しているのでしょうか?『今週のコラム 92回目 この際にセンチネルリンパ節生検が行われ「腋窩郭清省略」されています。』をご参考に。
 そして、もしも腋窩リンパ節が不安ならば、きちんと術後に主治医から(責任をもって)「腋窩のエコーをしてもらう」それであれば、心配ありません。