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ki67未測定について

[管理番号:1825]
性別:女性
年齢:62歳
田澤先生、おはようございます。
こちらのサイトで多くのことを学びました。
乳癌患者にとってどんなに勇気を頂き心の支えとなっているか言葉では語り尽せません。
ありがとうございます。
語り尽せません。
ありがとうございます。
お忙しいところ恐縮ですが質問させてください。
9月上旬に右乳房温存手術を受けました。
病理診断結果は
充実性腺管癌、一部硬癌
腫瘍径1,0㎝
センチネルリンパ節 0/4
ER (+) 8
PgR(+) 7
HER2(-)スコア 0
NG 1
ステージ T1  N0
ステージ Ⅰ
ly 0
v  0
脈管侵襲(-)
切除断端(-)
上記の通りの幸運なものでしたが、この病院ではKi67の測定はしておりおりません。
放射線5W終了しホルモン療法5年で、9月下旬よりアロマターゼ阻害剤剤服用中です。
私がルミナールAであろうことは間違いないとは思いますが、Ki67の数値がサブタイプの決定にの数値がサブタイプの決定に影響があるとの記述も多く、少々気になっております。
Ki67測
ております。
Ki67測定数値が無くてルミナールAと確定しても問題無いのでしょうか。
もう一つ気うか。
もう一つ気になっていることをお伺い致します。
47才頃から10年間程の期間、更年期に見られる微小血管狭心症と思われる胸痛が時々あわれる胸痛が時々ありました。
ここ数年はほとんど感じなくなっておりましたが、1ヶ月前からまた強めの痛みが時々起めの痛みが時々起こるようになりました。
エストロゲン減少の影響で現れる症状のようですし、ホルモン療法が始まった時期と重まった時期と重なることからアロマターゼ阻害剤服用と関連があるのではないかと感じはないかと感じました。
そういうことはあり得ると思われますか。
田澤先生の患者さんの中にもこの様な方はいらっしゃいますか。
乳腺とは直接関係のない質問で申し訳ありません。
些細な疑問に貴重な枠を使ってしまって心苦しいのですがどうかよろしくくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT1b(10mm), pN0, pStage1, luminalA(相当)ですね。
「放射線5W終了しホルモン療法5年で、9月下旬よりアロマターゼ阻害剤剤服用中」
⇒正しい治療です。
 
「Ki67測定数値が無くてルミナールAと確定しても問題無いのでしょうか」
⇒NG1(核グレード1)からは、Ki67も十分低値と予想されるため問題無いでしょう。
 ♯実際に計算しても「化学療法による上乗せ」は僅か「1%」となります。
 化学療法をする必要は無い事は明らかであり、その意味で「ルミナールBとする必要」は全くありません。
 
「アロマターゼ阻害剤服用と関連があるのではないかと感じはないかと感じました。そういうことはあり得ると思われますか」
⇒アロマターゼインヒビターにはごく低頻度ですが「血栓塞栓症」のリスクがあります。
 その意味では「関連性もありそう」に思います。
 症状が「頻発する場合」には担当医と相談してください。
 
「田澤先生の患者さんの中にもこの様な方はいらっしゃいますか」
⇒いらっしゃいませんでした。