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術後の補助療法ついて

[管理番号:5183]
性別:女性
年齢:46歳
はじめまして 皆さんほど情報が詳細でないので答えづらいかとは思いますが、よろしくお願いします
7月 に左乳がん 非浸潤がんと診断され、乳房下部部分切除を行いました
T is No Mo stage 0-1
女性ホルモン感受性あり
her2 タンパク 不明
結果は 浸潤はなく 非浸潤性 乳管がん
センチネルリンパ生検 1カ所 (-)
断端陽性 1カ所(断端4ミリのため陽性)
コメド型
補助療法として追加切除はしない、今のところ放射線治療 追加照射なし
再発リスクが高いためホルモン療法 (ノルバデックス内服)を勧められました
お聞きしたいのは
①断端陽性があった場合、追加照射をうけたほうがよいのか。
②コメド型の場合はホルモン療法をした方がよいのか、もともとコレステロール値が高く、子宮体がんの発生リスクも高くなるため不安です③放射線治療とホルモン療法を行う場合は、放射線治療後にホルモン療法をうけたいと考えていますが、同時に行なった方が効果的でしょうかか。
仕事は続けたいので副作用を抑えたいのでずらした方がよいのかなと考えています。
情報が足りないと思いますが、答えられる範囲でいいので宜しくお願いします
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「再発リスクが高いためホルモン療法 (ノルバデックス内服)を勧められました」
⇒???
 私の見間違い(疲れ目)でしょうか?
 非浸潤癌ですよね?
 「再発リスクが高い」というのは、どういうこと??(担当医に確認しましょう)
 ⇒当然、「再発、超低リスク」となります。
 ★当然、ホルモン療法は不要です。(子宮体癌のリスクやその他の副作用とバランスしません。どうしても不安なら「飲んで悪い」とはいいませんが、勧めるべきではありません)
「①断端陽性があった場合、追加照射をうけたほうがよいのか」
⇒露出ではない(近いというだけ)ので、必須ではありません。
「②コメド型の場合はホルモン療法をした方がよいのか、もともとコレステロール値が高く、子宮体がんの発生リスクも高くなるため不安です」
⇒不要です。
「③放射線治療とホルモン療法を行う場合は、放射線治療後にホルモン療法をうけたいと考えていますが、同時に行なった方が効果的でしょうか」
⇒ホルモン療法は不要です。
★コメド型だから「再発率が高い」とか「ホルモン療法を勧める」などは、(そもそも)誤りです。