[管理番号:6231]
性別:女性
年齢:31歳
気になることがあるのですが、調べてもわからないので是非よろしくお願いします。
授乳の乳癌リスクの予防についてですが、授乳していると乳癌リスクを下げると聞きますが
授乳していても、月経が再開してしまった場合は授乳中でも乳癌リスクを下げるという事にはならないのでしょうか?
よくネットの記事で月経が来ない事に意味があるとあったので、、
子供が一歳半になったのでそろそろ卒乳を考えましたが月経再開しても授乳していれば少しでも乳癌リスクを下げるなら無理に卒乳させずもう少し授乳しようかと悩んでます。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
理論的に考えるようにしましょう。
授乳することで、高プロラクチンとなりそれが卵巣からのエストロゲン分泌を抑えることとなるのです。(結果として月経がこない)
ただ授乳が永遠に卵巣を抑えるわけではないので、いずれエストロゲンがある一定以上のレベルとなると子宮内膜の増殖⇒脱落をおこす(これが月経)ようになります。
ただし、(子宮の現象として)月経が起こったからといっても「卵巣がすぐに安定するわけではない」ので注意が必要です。(月経の周期が安定して初めて卵巣が安定することとなり、月経が1回来たからと言ってもエストロゲンレベルは全体として抑えられているかもしれないのです)
★つまり「月経が来ない事に意味がある」というのは(正確には)誤りであり、本当の(乳癌抑制効果は)エストロゲンの抑性なのです。