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蕁麻疹について

[管理番号:8409]
性別:女性
年齢:44歳
病名:乳癌
症状:しこり、乳首が時々痒い、脇下が時々痛む
投稿日:2020年3月23日

初めまして。

私は先日乳癌の告知を受け、脇下リンパ節への転移も確認出来、PETCT検査を受け、明後日MRIを控えているものです。

昨夜、突如蕁麻疹が全身に出てしまいました。
昨日は特に食べ物も今まで食べたものと変わりないものを食べ、唯一日常と違うと言えば昼間数時間外で過ごした位です。
リンパへの転移と関係があるのでしょうか?
また、治療が始まる前に何か対処法はあるのでしょうか?
お忙しいところ恐れいりますが、ご返答頂ければ幸いです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「リンパへの転移と関係があるのでしょうか?」
⇒100000%ありません。
 みなさん「リンパ節転移をいろいろな症状に関連つけたがる」傾向がありますが…
 リンパ節転移に症状など(一切)ありません。

「治療が始まる前に何か対処法はあるのでしょうか?」
⇒(原因が何であれ)普通に…

 皮膚科的診療(抗アレルギー剤など)となります。

 
 


 

質問者様から 【結果2 】

蕁麻疹について
性別:女性
年齢:44歳
病名:乳癌
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]

蕁麻疹は翌日まででていたのですが、薬を飲んで改善致しました。未だ原因は不明ですが、先生の回答を読んで本当に安心致しました。
お忙しい中ご回答頂きありがとうございました。

<Q&A結果>

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

局所再発の治療について
性別:女性
年齢:45歳
病名:乳ガン トリプルネガティヴ
症状:
投稿日:2021年4月28日

以前、蕁麻疹の質問をさせて頂いたもの(管理番号8409)です。

その節はお世話になりました。

その後、右側乳ガントリプルネガティヴでリンパへの転移もあった(ステージ3B)で、術前抗がん剤を半年間行い、10月に手術を受け、
12月より放射線を35回と同時進行でゼローダ服薬を行いました。

術前も断片陽性で放射線治療前のPET CTで胸骨傍に光るものがあり、放射線でたたくと言う事でしたが、3/中位から腫瘍マーカーがあがり、エコーをした後針生検をしたところ悪性の細胞が見つかりました。
3月中旬に行ったMRIでは遠隔転移は無く、手術を希望したのですが、私のガン細胞は増殖力が強く腫瘍を作らずリンパに広がって行くタイプだから手術をしても意味がないと言われ、エンドレスの抗がん剤(アバパク)を提案されました。

ようやく今日、ゼローダ8クールが終わると思って一年間頑張って来ただけに、休む間もなくまた抗がん剤が始まる事がショックです。
子供もまだ幼いので、少しでも長く生きるたいと思っています。

先生からみてももう根治は難しいのでしょうか?
お忙しいところ恐れ入りますが、ご意見頂けたら有難いです。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは田澤です。

「先生からみてももう根治は難しいのでしょうか? 」
⇒胸骨傍リンパ節転移だけであれば、bevacizumab+paclitaxelで消失する可能性は十分高いです。
 できれば(画像上、消失したとしても)、その後radiation(この場合にはtomotherapyなど定位照射)を行いましょう。

 ★無論radiationは(前回の)照射野と被らないことが大前提となります。(PSまで照射されていなかったから、その部位に再発したように思うのですが、前回の照射録の再検討が必要となります。)