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浸潤性小葉がんの術後治療と予後について

[管理番号:1197]
性別:女性
年齢:42歳
はじめまして。
お忙しいところ、このような場を設けてくださり、本当に感謝しています。
42歳です。
昨年末、マンモグラフィーに1年半前にはなかった石灰化あり
針生検で、白黒つかず、
今年1月、エコー下マンモトーム生検にて、
右側 浸潤性小葉がん
ER 7 PGR 7 HAR2陰性
グレード2
ki67 51%
大きさは2㎝以下とのことでした。
小葉がんでしたが、場所などから温存できるとのことで、
2月末に温存手術
コロッとした腫瘍は2㎝程度だったが、広がりがあり
浸潤径 4.8㎝! 断端陰性
ER6 PGR7 HAR2陰性
グレード3
ki67 28%
センチネルリンパ節に転移なし 0/4 ly+ vo-
という病理の結果でした。
抗がん剤は、やってもやらなくてもそんなに変わらないため、強くは勧めないが
やるかやらないか決めるように言われ、
迷いに迷って、
先に放射線治療をし、オンコタイプをした結果、スコア25でした。
結局、TC療法を経て、現在ノルバデックス服用中です。
1、現在ノルバデックスのみですが、リュープリンなどの注射は必要ないと考えられますか?
2、ki67の数値が、術前術後でかなり違いますが、術後の数値の方のみを参考にする
ものですか?
3、いまさらなのですが、先生でしたら、抗がん剤は勧めましたか?
その場合、どのような抗がん剤を勧めましたか?
4、腫瘍経が4.8㎝もあって、リンパに転移がないというのは本当にありえるのでしょうか?
かろうじてステージ2aなのですが、広がりっぷりから早期とは言えず、心情的
にはとても不安です。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT2(48mm), pN0, luminal type
小葉癌の場合には、浸潤径が「術前画像所見と合わない」ことは時々あります。
質問者の場合にはKi67=28%とはいえグレード3ということで「ルミナールBより」と
なり、「化学療法の適応に悩ましい」ところであり、
結果、オンコタイプDXを行ったというのは妥当だったと思います(高額なので、皆さ
んに勧められるものではありませんが)

回答

「現在ノルバデックスのみですが、リュープリンなどの注射は必要ないと考えられま
すか?」
⇒LH-RHagonistは行った方がいいと思います(現在、化学療法閉経でなければ)
 SOFT試験により、LH-RHagonistにより「上乗せ効果が期待できる」群は以下の2つ
と解っています。
 ①35歳以下の群
 ②「化学療法後に、閉経とならなかった」群
 化学療法閉経となっていなければ、質問者は②に相当します。
 
「ki67の数値が、術前術後でかなり違いますが、術後の数値の方のみを参考にするも
のですか?」
⇒その通りです。
 想像してみてください。
 Ki67値は「免疫染色により染色された細胞の(目測での)カウント」です。(日本
野鳥の会のようなイメージです)
 標本を見渡して、「代表的な部分を、いくつか選択して」カウントして、それを平
均した値なのです。
 「針生検の標本は、極めて限られた一部」しかありません。そこでのカウントは
「極めて参考程度」なのです。
 
「いまさらなのですが、先生でしたら、抗がん剤は勧めましたか?」
⇒Ki67=28%という時点では、担当医同様「ご本人の意思を尊重する」というスタンス
だったと思います。
 但し、「オンコタイプDXのRSが25」となると(中間リスクながら)勧めたと思います。
 
「その場合、どのような抗がん剤を勧めましたか?」
⇒TCです。
 「ルミナールタイプ」での抗がん剤は(ハイリスク出ない限り)アンスラタキサン
は選択しません。
 
「腫瘍経が4.8㎝もあって、リンパに転移がないというのは本当にありえるのでしょ
うか?」
⇒そんなに珍しい事ではありません。
 逆に「浸潤径が1cmでもリンパ節転移がある」ケースもあります。
 「浸潤径」も「リンパ節転移」も「予後因子の一つ」に過ぎないので、「別々の要
素」と考えてください。
 しかも、「小葉癌」では比較的多いと思います。
 
「広がりっぷりから早期とは言えず、心情的にはとても不安」
⇒小葉癌は(乳管癌とは異なり)腫瘍径は大きくなりがちですが、予後良好と考えて
もらうといいと思います。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

浸潤性小葉がんにて、
以前、質問させていただいたことがあるものです。
現在温存術後1年弱で、TC療法後、半年、ノルバデックス服用中です。
生理はまだ再開していません。
乳首から脇の下の方向に5センチくらいの傷がありますが、
その傷の少し先の、脇の下の下あたりに丸い小豆ぐらいの丸いしこりが
触れることに昨日気づいてしまい、目の前が真っ暗になりました。
再発の可能性が高いですか?
見ていただいているわけでもないのに、無理な質問をしてしまい申し訳ありません。
3月に1年検診のマンモとエコーがあるのですが、
心配なので早く行くつもりです。
何か、気をつけることがありましたらご教授ください。
気が動転していまして、乱筆乱文申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「現在温存術後1年弱で、その傷の少し先の、脇の下の下あたりに丸い小豆ぐらいの丸いしこりが触れる」「再発の可能性が高いですか?」
⇒可能性としてはあります(早すぎる印象はありますが…)
 ただ、鑑別としては「術中の縛った糸についた肉芽」とか「脂肪壊死してできた嚢胞」などもあります。
 まずは「超音波」してもらいましょう。
 
「何か、気をつけることがありましたらご教授ください。」
⇒特にありません。
 再発と決めつけずに、良くみてもらってください。(必要なら細胞診など)
 
 

 

質問者様から 【質問3】

先日は先生のお返事に救われました。
ありがとうございました。
あの後、すぐ受診し、1ヶ月早く一年検診のマンモグラフィとエコー検査をしてもらいました。
エコーでは4mmの丸いものが写っており、主治医には
「水か脂肪だね~色々手繰り寄せているからね」と言われました。
細胞診もすぐしていただきましたが、
結果、検体不適応、脂肪が見られるとのことでした。
まぁ大丈夫だよと言われ、そのまま安堵しました。
①再検査は必要なかったですか?
②現在まで、3ヶ月に一度の定期検診、エコーなし、触診あり、採血は6ヶ月に一度、1年ごとにマンモグラフィとエコーのみという検査内容です。
エコーは3ヶ月に一度見ていただいたほうがよいでしょうか?
採血も3ヶ月に一度を希望しましたが、
必要ないよ~半年毎で充分、と言われました。
なかなか、(わたし自身、必要以上に恐れたりすることもありましたので)良くも悪くも、わたし発信では検査をしていただけないようなイメージがあるのですが(しこりは確かにあるのでエコーに関しては、今後はしていただけるかもしれませんが)、
もし、エコーも必要ないよ~と言われた場合の、効果的なお願いの仕方はありますか?
あと1つ別件で、ずっと疑問に思っていたことなのですが、、
③わたしは最初のマンモトームの検査で、
浸潤性小葉がん、
2cm弱、ki67が51%と言われました。
術後の病理の結果では、
同じく4.8cm、ki67が28%となりました。
小葉がんということで、ゴロっとしたものは、2cmぐらいだったが、顕微鏡で見た浸潤径が、4.8cmあったと聞きました。
この場合、素人感覚では、浸潤しているところが薄く広がったから、単純にki67の値が半分ぐらいになったのかな?もともとのその2cmのゴロリが増殖能が高かったのかな?と感じるのですが、この考え方は間違っていますか?
お忙しいところ、このような機会をいただけること、心より感謝しております。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「①再検査は必要なかったですか?」
⇒勿論必要でした。
 「検体不適性」とありますが、「内容物が採取」されているのであれば問題ありません。
 
「エコーは3ヶ月に一度見ていただいたほうがよいでしょうか?」
⇒その方が安心です。
 せめて半年に1回としてもらいましょう。
 
「採血も3ヶ月に一度を希望しましたが、必要ないよ~半年毎で充分、と言われました。」
⇒採血は「半年でもいい」とは思います。
 
「エコーも必要ないよ~と言われた場合の、効果的なお願いの仕方はありますか?」
⇒単刀直入に「心配だから」と言ってみましょう。
 
「最初のマンモトームの検査で、浸潤性小葉がん、2cm弱、ki67が51%」「術後の病理の結果では、同じく4.8cm、ki67が28%」
⇒これは、それ程珍しくはありません。
 特に小葉癌は「画像での腫瘍径」に比して(実際の)「浸潤径(顕微鏡的)」が大きくなりがち(つまり、画像で見難い部分が大きい傾向がある)なのです。
 ○Ki67の乖離については単純に「サンプル」と「標本全体」との違いです。
 
「浸潤しているところが薄く広がったから、単純にki67の値が半分ぐらいになったのかな?もともとのその2cmのゴロリが増殖能が高かったのかな?と感じるのですが、この考え方は間違っていますか?」
⇒誤解しています。
 おそらく最も誤解しているのは「マンモトーム生検をした時点では(密度の高い)2cmの大きさ」だったのが、手術までに(薄く拡がって)「4.8cmに変化した」と勘違いされているようです。
 実際は最初(マンモトーム生検をした時点)から「画像では2cm程度に見えるが、実際には4.8cm程度」だったのです。♯薄く拡がったわけではありません。
 
 
 

 

質問者様から 【質問4】

こんにちは。
前回の質問にも丁寧にお答えいただき、
本当にありがとうございました。
その後も日々こちらで勉強させていただいています。
術後、1年3ヶ月たちました。
小葉がん 温存手術後、放射線治療、TC療法を経て、ノルバディックス服用中です。
TC終了後、9ヶ月半ぐらい経ちました。
私はもともと、5~6年前から
9cmほどの子宮筋腫があり経過観察していましたが、加えて子宮頸がんで1度、中等度異形が見つかってから、2~3年近く3ヶ月に1度の頸がん検査と子宮筋腫の経過観察を続けています。
(体がんの検査は、1年に1度しています)頸がん検診ではその後はずっと異常なしでした。
まだ生理がもどる感じもないので、筋腫が小さくなるかもと言われていたのですが、
予想に反して、先日の検査で13cmほどに増大しており驚いています。
先生の患者さまで、化学閉経中に、筋腫が大きくなった事例はありますか?
ノルバディックスの影響などもあるのでしょうか?
画像上は筋腫だけど、取ってみないと良悪性の判断はできないとのことで、手術をするかどうか迷っております。
子宮の裏側にあり、自覚症状もなく、
唯一の自覚症状だった月経過多がなくなったので余計踏み切れません。
普通であれば卵巣は残すが、乳がんの治療上、卵巣も全摘したほうがよいと言われていますが、先生もそう思われますか?
卵巣を全摘することは、プラスに働きますか?
術後からは、ノルバディックスから薬は変更になるのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
「先生の患者さまで、化学閉経中に、筋腫が大きくなった事例はありますか?」
「ノルバディックスの影響などもあるのでしょうか?」
⇒ノルバデックスの影響が考えられます。
 休薬して様子を見る方法もあります。
 その場合には「替りに」LH-RHagonist投与してもいいでしょう(化学療法閉経ではありますが、月経再開のリスクを考えて)
 
「普通であれば卵巣は残すが、乳がんの治療上、卵巣も全摘したほうがよいと言われていますが、先生もそう思われますか?」
⇒もしも「子宮を切除するなら」(乳癌治療中は)卵巣も摘出することが通常の考え方です。
 
「卵巣を全摘することは、プラスに働きますか?」
⇒その通りです。
 ホルモン療法を行っているようなものです。
 
「術後からは、ノルバディックスから薬は変更になるのでしょうか?」
⇒当然「閉経後のホルモン療法(アロマターゼインヒビター)への変更」を考えますが、ホルモン動態が落ち着くのを見極めて(エストラジオールなど確認)からが安全です。
 
 

 

質問者様から 【質問5】

こんばんは。
いつも拝見させていただき、勉強させていただき、ありがとうございます。
以前、管理番号1197で質問させていただいていました。
その節は、本当に救われる思いでした。
ありがとうございました。
今回はまた別件なのですが、
私は1年8ヶ月前に右胸浸潤性小葉がんの温存手術をしました。
浸潤径4.8cm 断端陰性
ER6 PGR7 HAR2陰性
ki67 28% グレード3
センチネルリンパ節に転移なし
オンコタイプDXのRSが25でした。
放射線治療→TC療法→ホルモン内服中です。
生理は止まったままで、リュープリンなどはしていません。
お伺いしたいのは、
1ヶ月ぐらい前から、なんとなく
右足の付け根に違和感があり、
歩いたり走ったり、階段を登ったりするのには全く痛みはないのですが、例えば、あぐらをかくなどの開閉時に、痛みを感じます。
このよう症状は、先生のご経験上、
骨転移の可能性が高いでしょうか?
早急に診察や検査の必要がありますか?
その場合、整形外科でのレントゲンでも判断つきますか?
もし骨転移だったらと思うと本当に辛いですが、
こちらでこのような質問をさせていただけることに感謝しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
「歩いたり走ったり、階段を登ったりするのには全く痛みはないのですが、例えば、あぐらをかくなどの開閉時に、痛みを感じます。」「このよう症状は、先生のご経験上、骨転移の可能性が高いでしょうか?」
⇒筋肉の痛みのようです。
「早急に診察や検査の必要がありますか?」
⇒早急の必要はありませんが…
 症状が強いのであれば「整形外科」で治療してもらう方がいいでしょう。
「その場合、整形外科でのレントゲンでも判断つきますか?」
⇒勿論です。
 
 

 

質問者様から 【質問6】

こんにちは。
いつも大変お世話になっております。
質問させていただきました
前回の股関節痛の件は、
レントゲン、MRIの結果から、田澤先生にお答えいただいた通り、筋肉の緩みによる痛みのようです。
前々回の質問での、子宮筋腫も関係しているようです。
その子宮筋腫の件ですが、
結局、田澤先生のアドバイスをもとに主治医に相談しましたが、もう少しこのまま様子みましょうとのことで、
ノルバデックスを休薬せず過ごしていましたら。
そうしましたら、さらにぐんと大きくなってしまい、1月、2月に化学療法後1年半ぶりに予期せぬ生理のような出血がありましたが、
(胸の張りなどはなく、軽くホットフラッシュも感じます。そんなものでしょうか?)
ついに、観念して3月末、子宮全摘手術予定(卵巣も)となりました。
今も結局ノルバデックスを飲んでいますが、
ここまできたら手術まで飲み続けて大丈夫でしょうか?(造影MRIでは典型的な筋腫像、内膜の肥厚なしとのことでした)
そしてもうひとつ、
以前から気になっていたことをお伺いしたいのですが、
現在
温存手術後2年ちょっと
放射線治療→TC療法を経て
ノルバデックス服用中
今年1月半ば、1年半ぶりに
生理のような出血あり
病理結果
浸潤径4.8cm 断端陰性
ER6 PGR7 HAR2陰性
ki67 28% グレード3
センチネルリンパ節に転移なし
オンコタイプDXのRSが25
ということで、
最初にこちらで化学療法が必要だったかどうか質問をさせていただきました際、
田澤先生に、
「オンコタイプDXのRSが25」となると(中間リスクながら)勧めたと思います
というお答えを頂いているのですが、
低リスク、中間リスクでは化学療法の必要なしというお答えをもちろん拝見していまして、
中間リスクでも化学療法を勧めたとおっしゃられたのはどうしてかしらと思っていたのですが、(私的には化学療法をやり切れてよかったと救われました。)
(田澤先生のお言葉をお借りして)この3000を超えるQ&Aの旅をし、自分なりに解釈しましたところ、
上乗せが、NewAdjuvantで?
10%前後あるからという理由に行き着きましたが、あっていますか?
もしくは、情報や状況はアップデートされ、
現在だとわたしの状況では化学療法は
すすめないですか?
話があちこちしまして申し訳ありません。
いまさらながらのことをお伺いする無礼をお許しください。
 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。
「今も結局ノルバデックスを飲んでいますが、ここまできたら手術まで飲み続けて大丈夫でしょうか?」「内膜の肥厚なし」
⇒全く問題ありません。
「中間リスクでも化学療法を勧めた」「上乗せが、NewAdjuvantで?10%前後あるからという理由に行き着きましたが、あっていますか?」
「情報や状況はアップデートされ、現在だとわたしの状況では化学療法はすすめないですか?」

⇒両方とも、ご本人のおっしゃる通りです。
 私の中で「NewAdjuvent. Comの結果」と「OncotypeDXの結果」の整合性がupdateされたのです。
 
 

 

質問者様から 【質問7】

更年期症状について
性別:女性
年齢:44歳
いつもお忙しいなか、質問に答えてくださり本当に感謝しています。
2年半前に
浸潤性小葉がん 部分切除
浸潤径4.8cm 断端陰性
ER6 PGR7 HAR2陰性
ki67 28% グレード3
センチネルリンパ節に転移なし
オンコタイプDXのRSが25でした。
放射線治療→TC療法→ホルモン内服中です。
化学閉経後、生理が戻って3ヵ月たった4ヵ月ほど前に、巨大子宮筋腫オペ
卵巣もとりまして、
現在アロマシン内服中です。
この術後4ヵ月間、軽いホットフラッシュがあるかないかぐらいだったのですが、
アロマシンを内服し始めて2週間ぐらいたった現在(それまでは、残っていたノルバデックスを服用していました)、急にのぼせや、滝のような汗、吐き気や倦怠感が出るようになりました。
①このように卵巣欠落症状のようなものは、
突然に、急激にやってくるものですか?
②このものすごい暑さのせいもありますか?
ストレスなどもきっかけになりますか?
卵巣がなくなったところへ、アロマシン内 服のダブルパンチで、このようなことになっているのでしょうか?
③症状がでる前日に、婦人科から、
桂枝茯苓丸、ぼういおうぎとうが処方され、
飲み始めましたが、
この漢方薬の副作用も考えられますか?
④この症状は治まる時が来ますか?
⑤エクエルを飲もうかと思っていますが、
対策として、何か出来ることはありますか?
⑥ノルバデックスを約2年半飲みましたが、
その後主治医にはアロマシンを5年飲みまし ょうと言われています。
妥当ですか?
たくさんの質問でお手数おかけしますが
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。
「①このように卵巣欠落症状のようなものは、 突然に、急激にやってくるものですか?」
⇒その通りです。
「このものすごい暑さのせいもありますか? ストレスなどもきっかけになりますか? 卵巣がなくなったところへ、アロマシン内 服のダブルパンチで、このようなことになっているのでしょうか?」:
⇒細かく「○○の影響がどれくらい」のようなことは解りません。
「この漢方薬の副作用も考えられますか?」
⇒それは違うと思います。
「④この症状は治まる時が来ますか?」
⇒いずれは治まります。(年単位かもしれませんが)
「⑤エクエルを飲もうかと思っていますが、 対策として、何か出来ることはあります か?」
⇒まずは飲んでみましょう。
「⑥ノルバデックスを約2年半飲みましたが、 その後主治医にはアロマシンを5年飲みまし ょうと言われています。」
⇒正しい診療です。
 スイッチとは(全薬の投与期間にかかわらず)「変更してから5年間」なのです。