［管理番号:7309］
性別:女性
年齢:44歳
病名:
症状:胸のしこり

2/（中旬）胸が張って痛くなってきたのでそろそろ生理かな？と思い何気なく触ると、5センチくらいの大きいしこりがありとても痛かったです。
腕をあげるあと見た目にもわかる程盛り上がってました。
さすがにこんなに大きいと気付きそうですが、その日までは全くわかりませんでした。

2/（下旬）に予定通り生理がくると、しこりの痛みは和らいで大きさも2センチくらいになりました。
でも生理が終わっても無くなる事は無かったので、近くの乳腺外科クリニックで受診しました。

マンモグラフィーは全体的に乳腺で白くて見えにくく、エコーでしこりを見てもらうと珍しいタイプのしこりで何とも言えないが癌の可能性は大きいと思いわれ、カテゴリー3～4で組織診をする事になりました。

乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術の技師さんが組織を取ってくれたのですが、一回目の採取の時に「あれ？なくなったなぁ、もしかして嚢胞かな？」とおっしゃったので、そういえば初診の時に担当の先生が、「周りに何個か嚢胞があるね、でもこのしこりの部分は明らかに他の嚢胞の見え方と違うし、よくわからないなぁ、珍しい」と言われたと伝えると、「古くなった嚢胞は変な見え方するからややこしいんだよね～、周りの組織何ヶ所か取るからそれで癌が無ければ大丈夫でしょう」と言われました。

少しホッとして、翌日ガーゼとテープを取った時に本当に無くなってるのか確かめようと触ってみたのですが、やはりしこりはありました。

しかも前より少し硬くなったような気もします。

もしかして前にあったしこりは本当に無くなっていて、これは組織を取ったことによりその部分が硬くなっているだけなのでしょうか？
あと古くなった嚢胞とは、専門医が見た事ないくらいの珍しいものなのですか？
また、癌との見分けが難しいものなのでしょうか？
もし嚢胞の中に癌があった場合、針を刺した時に癌細胞診が周囲に広がったりはしてないかと心配もあります。

もうすぐ結果は解るのですが、毎日気になってしまい質問させてもらいました。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「もしかして前にあったしこりは本当に無くなっていて、これは組織を取ったことによりその部分が硬くなっているだけなのでしょうか？」
→そのようです。

「あと古くなった嚢胞とは、専門医が見た事ないくらいの珍しいものなのですか？」
→極めてよくあります。

「また、癌との見分けが難しいものなのでしょうか？」
→エコー像だけでは、区別がつきずらいことはあります。（ただし、組織診をすれば区別はつきます）