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閉経後の乳房痛 張りについ

[管理番号:2452]
性別:女性
年齢:56歳
初めて お便りします 閉経して 6年がたちます。
2年前54歳のとき 浸潤性小葉癌で温存手術を受け アリミデックスを服用中です。
この頃 頻繁に 手術した反対側の乳房が 痛んだり 張ったりします。
閉経して何年もたつのに この様な症状がでるものなのでしょうか?
肩凝りなどの影響まありますか?
最近 2年前目マンモグラフィーの検査をしたばかりなのですが心配です何故かといいますと2年前前は マンモグラフィー異常なし エコー検査でみつかりますた。
担当医は マンモグラフィーで異常があったらエコーと考えているようです
次の診察は 三ヶ月後です。
反対側にも 出来やすい癌の種類と 聞きいています とても心配です。
 

田澤先生からの回答

今日は。田澤です。
「この頃 頻繁に 手術した反対側の乳房が 痛んだり 張ったりします。」
「閉経して何年もたつのに この様な症状がでるものなのでしょうか?」
⇒閉経しても「女性ホルモンは脂肪で作られます」
 だから、「閉経後もホルモン療法を行う」のです。
 つまり「閉経後でも、良く起こる症状」なのです。 ♯実際に、結構よくある症状です。
 
「肩凝りなどの影響まありますか?」
⇒影響は無さそうです。
 純粋な「正常乳腺の症状」と考える駅です。
 
「担当医は マンモグラフィーで異常があったらエコーと考えているようです」
⇒定期的にエコーすべきです。
 
「次の診察は 三ヶ月後です 反対側にも 出来やすい癌の種類と 聞きいています とても心配です。」
⇒小葉癌は、その通りです。
 担当医に「定期的なエコーしてもらうべき」です。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

また 質問させて頂きます
前回小葉癌は定期的なエコーが必要とのお返事を頂きましたので
乳腺科で開業している医師に エコーをしてもらったところ
センチネルリンパのあたりに 5ミリ位何かがあるといわれました。
病理診断では
センチネルリンパは陰性 浸潤巣範囲1.1×1.1×1.0 ER PR陽性 断端陰性
HER2-0です
今の所 心配しなくても大丈夫 今後経過観察してみないとわからないとの診断です。
再発したのか心配です。
実際に診察しないとわからないか
もしれませんが 田澤先生は どう思われますか?
心配なので 三月に田澤先生の予約を取りました宜しくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
 
「乳腺科で開業している医師に エコーをしてもらったところ センチネルリンパのあたりに 5ミリ位何かがある」「今の所 心配しなくても大丈夫 今後経過観察してみないとわからないとの診断」
⇒どうして、こんな「曖昧な診断」となるのでしょう。
 「センチネルリンパ節のあたり」であれば、「正常リンパ節が描出」されているだけだと思います。
 「経過を見ないと解らない」くらいなら、細胞診をしてしまえば済むと思いますが…
 
「再発したのか心配です。実際に診察しないとわからないかもしれませんが 田澤先生は どう思われますか?」
⇒上記の通りです。
 再発では無さそうです。
 ただ、「本当に、経過をみないと解らない」ようであれば(つまり、転移性のリンパ節の疑いがあるのであれば)、私ならば「細胞診してしまいます」
 
 

 

質問者様から 【質問3】

再質問は 一週間あけてとの事ですが
私の質問に勘違いしていた所がありましたので
再度おねがいします。
前回 センチネルリンパの近くに5ミリの何かができているとかきましたが。
脇の下にエコーを当てながらセンチネルリンパの結果は?と聞かれたので
その付近にできていると思い込んでしまいましたが
脇の下とうだけで場所ははっきりしていません
それでも 再発の可能性は低いのでしょうか?
乳癌の時も思ったのですが 毎年検診を受けているのに 浸潤癌になる前にわからなかったのだろうかと
ずーっと乳腺症の診断でした。
なので今回は 早く白 黒ハッキリさせたいです。
是非田澤先生に診断していただきたいと思い
金曜日 市川に予約を取りました そちらで よろしかったでしょうか?
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「センチネルリンパの結果は?と聞かれた」
⇒このコメントからは、やはり「腋窩部位」だと推測します。
 
「それでも 再発の可能性は低いのでしょうか?」
⇒低いとは思います。
 転移性のリンパ節を疑う所見ではないと、推測します。
「乳癌の時も思ったのですが 毎年検診を受けているのに 浸潤癌になる前にわからなかったのだろうかと ずーっと乳腺症の診断でした。」
⇒超音波の精度の問題がありそうです。
 
「なので今回は 早く白 黒ハッキリさせたいです。是非田澤先生に診断していただきたいと思い金曜日 市川に予約を取りました そちらで よろしかったでしょうか?」
⇒大丈夫です。
 その腋窩の「5mmなるもの」は「細胞診をすれば決着」します。
 極めてシンプルな話です。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

お世話になります。
脇の下のシコリについて質問です。
3月に田澤先生より超音波検査をしていだき
三ヶ月ごとに小葉癌のホローアップをして頂くことになり安心しておりました が
今月 手術側と反対の脇の下を触ったところシコリに触れました。
皮膚の表面に異常は無く 痛みもありません。
場所はうまく表現出来ないのですが
脇の下中心より前よりです。
今月は診察日 でしたので担当医師に
脇の下のみ超音波検査をしてもらいましたが ただ大丈夫 のみで 詳しい説明はありませんでした。
触診をしたわけでもなく シコリの場所がわかったのかも不安です 此方から質問するれば良かったのですが ‥時が
経つにつれて本当に大丈夫なのか不安になってきました。
3月に先生に診察してもらっているから大丈夫とは思うのですが
次回田澤先生の予約が 6月にあります それまでこのままで大丈夫でしょうか?
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
脇のシコリはあまり気にしないようにしましょう。
大概は「副乳」だと思います。
ただし、「それが実際何なのか、安心するため」に受診してもいいとは思います。
(腋窩の超音波は1分もかからないのです)
担当医も超音波をしているし、急ぐ必要はありません。