乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:240]
性別:女性
年齢:48歳
先週、人間ドッグで乳癌検診を受けました。
三年前に左胸にしこりをみつけ、二、三年に一度受診していた、乳腺外科で、マンモとエコー触診をしていただき、石灰化もありしこりもあるが、乳腺が、とてもはっきり写っているし、しこりの画像の境界線もはっきりしているので、良性の腫瘍でしょうとの事でした。
安心していましたが、乳癌の手術を受けた友人から、その方のかかりつけの病院で、もう一度検査してもらえばどうかと言われ、検査の1ヶ月後にもう一度、乳癌検査を受けに行きマンモとエコー触診で、前に受診した、病院と同じ結果で線維線種なので、悪性化は、しないので大丈夫です。
何も変わりなく、気になることもなければ、又二年後に乳癌検診に来てくださいといわれていました。
自分では、二年後のつもりでしたが、気がつけば三年近く乳癌検査をうけていませんでした。
今回は、人間ドッグで受診したので初めて行く病院でした。
検査してくださった、先生によると、画像でしこりの境界線が、少しがたがたしているところもあるので、乳腺外科で、もう一度検査してもらうようにと紹介状と、マンモの画像を渡されました。
三年前に受診した、病院を来週予約していますが、しこりを、三年も放置していたので、悪性化したのでしょうか?とても不安です。
 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 「3年前に、2つの病院で線維腺腫」と診断された「同じ腫瘍」が、今度は「境界が、少しガタガタ(境界不明瞭もしくは、境界やや不整の表現と思いますが)している」と言われた。との事ですね。
 御心配なことと思います。
 それでは回答します。

回答

「しこりを、三年も放置していたので、悪性化したのでしょうか?」
⇒悪性化しません。
 「線維腺腫」は「癌」にはなりません
 3年前に「2人の医師」が別々に「線維腺腫と診断」している訳ですから「線維腺腫の可能性」が高いでしょう。
 
◎ただ問題なのは(メール内容を見る限りでは)「3年前の2つの病院ともに、組織検査をしていない」事です。
 3年前の「線維腺腫との診断は、あくまでも画像診断」なので、「そもそも本当にそうだったのか?」という疑問が残ります。
 
 正直、私だったら(3年前、質問者が45歳で、「新しい、しこり」を見つけた時点で)必ず針生検をします。
 ※どんなに「良性のように見えても」45歳で「新たにできた腫瘍」には注意が必要だからです。(20歳代や30歳代前半とは意味合いが違うからです)
 
「しこりの境界線が、少しがたがたしているところもあるので、乳腺外科で、もう一度検査してもらう」
⇒是非とも、今回は(画像診断だけでの診断ではなく)組織診断(針生検)をしてもらってください。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

回答頂きありがとございます。
本当に感謝いたします。
アドバイスして頂いたとうり、再検査の時には、組織診断をしていただこうと思います。
追加の質問なのですが、三年前も今回もしこりのある左胸に石灰化がありました。
先生のQ&Aを読ませて頂いたところ石灰化があるなら、ステレオガイド下マンモドーム生検で診断してもらう方がいいとありましたがやはり、再検査の時には、そうした方がいいのでしょうか
予約をしている乳腺外科にそういった設備があるのかは不明です。
又、しこりは、肉眼でもわかります。
前回より大きくなっていませんか?といわれましたが、そういわれれば、徐々に大きくなっていて自分では気が付かなかったのかもしれません。
それから、時々ブラジャーのワイヤーがあたった時に、しこりの上の部分が痛かったのですが、今回のマンモのあとは、何もしていなくても少し痛みます。
痛みがあるというのも再検査の要因のようでしたが、線維腺種には、痛みはないのでしょうか。
たびたびの質問申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

 こんにちは。田澤です。
 先日、「3年前良性と言われていた、しこり」で質問いただいた方ですね。
 再度のご質問ありがとうございます。

回答

「石灰化があるなら、ステレオガイド下マンモドーム生検で診断してもらう方がいい」
⇒若干の誤解があるようです。
 「石灰化」についてはトップページの「石灰化」にも詳説していますが、やはり「QandA]でも質問が多いので近々「皆が気になる質問」シリーズ第5段で改めて取り上げます。
 ここでは簡単に説明しますが、まず大事な点は
★乳腺にできる石灰化の大部分(99%以上)は「良性(疾患に伴う)石灰化:殆どが乳腺症」であり、「ステレオガイド下マンモトーム(以下ST-MMT)の適応となる(癌の可能性がある)石灰化」は全体からみれば1%未満にすぎません。
 
 つまり「石灰化の殆どは(画像診断で)良性:カテゴリー分類で言うと1~2」と断言できるもので、それらはST-MMTをする必要は全くありません。
 
★私が「石灰化の診療はST-MMTの無い医療機関ですべきではありません」と言っているのは、
 あくまでも(画像で明らかな良性と判断できない)石灰化(カテゴリー分類でいうと3以上)なのです。
 ⇒(ST-MMTの無い施設でカテゴリー3以上の石灰化を診療すると)本来ST-MMTをすべき場合でも、経過観察にされがちなのです。
 
  
◎質問者のその「左胸にある石灰化」が「カテゴリーで幾つに相当するのか?」是非一度確認してください。
 もしも「(良性とは断言できない)カテゴリー3以上」と言われたら、ST-MMTをした方がいいですが、「これは明らかに良性(カテゴリー1か2)」と言われたら、放っておいて構わないのです。
 
「痛みがあるというのも再検査の要因のようでしたが、線維腺種には、痛みはないのでしょうか」
⇒線維腺腫(ワープロ変換すると線維線種と入力されますが、正しいのはコレです)に疼痛を伴う事は決して稀ではありません。
 私が「線維腺腫の摘出(針生検ではなく、外科的生検です)」の適応として
①腫瘍の増大傾向、3cm以上など
②疼痛などを伴う
と、しているのは ①は葉状腫瘍の可能性を除外できないため ②は「症状軽減の可能性」を考えてです。
 
◎線維腺腫に「疼痛」があることは決してめずらしくはありません。
 「痛みがあるから」針生検をした方がいい訳ではなく(痛みが気になるなら針生検ではなく、摘出の適応です)、あくまでも「年齢から、本当に線維腺腫なのか、確認した方がいい」という理由です。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

度々の質問申し訳ありません
今日 乳腺外科へ再検査に行って来ました。
マンモとエコーを撮ってもらいマンモは、しこりの
部分も何枚か撮りました。
結果は、三年前よりもかなり大きくなっていて
しこりの中に虫眼鏡で見せてもらいましたが、
白い細かい点々があり、そてが石灰化とのことでした。 三年前の画像にはそれは、なく形も楕円形から
崩れた形になっていました。
しこりの大きさは1.4㎝とのことでした。
又しこりにしわがあり巻き込んでいるように写っているので、悪性の可能性が高いとの事でした。
今日は、画像を見ながらこの場所をとります。と説明をうけながら4回バチンバチンと取っていただきました。来週の月曜日に結果がわかるので予約しましたが
造影剤を使ってのMRIを結果を待たずその週の木曜日に予約しておきます。との事でした。
石灰化のカテゴリーはどうですか?と質問したところ
4か5と言われたので、やはり元々線維腺種ではなく
癌だったのでしょうか?
MIRを撮ると、右側にも石灰化が写る事があるとも
言われていましたが、それは進行が進んでいるということなのでしょうか?
1.4㎝なら癌の場合部分的に切除できますか?とも聞きましたが石灰化の広がりを見てみないとわかりませんとの事でした。
しっかりしなければと、思い先生のお話を聞いていましたが、残念な結果に不安が募ります。
お忙しいところ何度も申し訳ありません
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答3】

 おはようございます。田澤です。
 再検査の結果は大変驚く結果です。
 3年前からある「2人の乳腺外科医が(画像診断だけでの判断とは言え)線維腺腫と診断した」腫瘍が、実は乳がんで1.4cmだとすると、随分発育の遅い乳癌ということになります。
 3年前の大きさは、どの位だったのでしょう?
 以前のメール内容で「3年前もしこりも、石灰化もあった」との記載がありますが、「石灰化」も同じものが「増加」しているのでしょうか?だとすると「3年前の石灰化のカテゴリーはいくつだったのでしょう?」
 すみません。私が質問してしまいました。それだけ経過にやや問題があるように思えます。
 それでは回答します。

回答

「元々線維腺種ではなく癌だったのでしょうか?」
⇒(針生検の結果で、癌であれば)そういう事になります。
線維腺腫が癌になる事はありません。(逆に癌が線維腺腫になることもないのです)
 
「MRIを撮ると、右側にも石灰化が写る事があるとも言われていましたが、それは進行が進んでいるということなのでしょうか?」
⇒MRIで(マンモにない)石灰化が写ることは全くありえません。
 マンモグラフィで「右に石灰化がある」のでしょうか?
 マンモグラフィで「右に石灰化所見」がなければ、MRIで「右に石灰化」が見える事はありません。(あくまでも、石灰化はマンモグラフィーの所見なのです。マンモで見えないがMRIで見える石灰化など存在しません)
◎もしかすると質問者の聞き違いではないでしょうか?「MRIを撮ると、右側にも所見(腫瘍など)が写ることがある」ならば意味は通ります。
 ただし、「進行が進んでいる」とは全く関係がありません。
 あくまでも、(左の腫瘍とは全く関係無く)「たまたま、右にも所見」が見つかるかもしれない。という事を言おうとしているのでしょう。
 
★大事な事は
 3年前の所見を「今の担当医に」(今の所見と比較してもらい) その当時「カテゴリー○○の石灰化が 3年後カテゴリー4,5になった」「カテゴリー○○の腫瘤が 3年後カテゴリー○○」になった。というように確認してください。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

何度も、回答頂きありがとうございます。
昨日検査に行った病院は24時間対応で電話で、質問等受け付けてくれると説明してもらっていたので先生の回答を読ませていただいた後、病院に電話しました
看護師さんが、カルテで確認してくれたところ、腫瘍の大きさは14.8㎜で腫瘍の中と外に石灰化があり、右胸には、しこり、石灰化ともに異常はないそうです。
先生が、MRIでみつかることもある。といわれたのは、MRIで詳しく調べるとマンモやエコーではわからないことも判ると言う意味では?との事でした。
三年前の石灰化の説明を聞いた時は2つの病院ともに、しこりの外側にあるものをさして、ここに石灰化がありますが、心配ありませんという事でしこりの中のものは、説明ありませんでしたし、自分でも見えていませんでした。
40代で、こんなにはっきり、たくさん乳腺の出る画像は初めて見ました 何かされていますか?と聞かれ何もしていませんと答えました。
乳腺のはっきりでている乳房なのでこの年齢でも繊維腺種になったのではともおっしゃていました。
昨日診察してくださった先生はもし、このしこりが同じものなら、ずいぶん大きくなってるなぁと言われ、その後に、前の画像を見ながらこれでは、わかれへんなぁと一人ごとのように言われていました。
私はこの画像では、癌とは思わないだろうという意味だと解釈しました。
癌だった場合しこりの部分だけとる事は可能ですか?と伺ったところ、石灰化の広がりを見てみないとわからない、難しいかもしれないよ。
それに、MRIをとったら右側にも見つかる事があるからねとおっしゃったので、MRIでマンモでも見えない石灰化が発見できると勘違いしてしまいました。
とても質問しづらい先生で、手術する事になった時にこの病院でいいのだらうかと思っています。
針生検の結果が出たら違う病院を紹介してもらった方がいいのでしょうか?
私の方からは以前の診断結果については何も言っていませんが、先生は何かこだわりがあるように感じて色々聞けません。
先生にしか相談できず、又文章のまとまりも悪く長文の質問申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答4】

 おはようございます。田澤です。
 早速病院へ問い合わせていただきありがとうございます。
 お陰さまで、大変状況が良く解りました。
 また、「24h電話で質問対応の病院」というのにも驚きましたが(非常に斬新かつ、素晴らしい)事だと感心しました。
 更に、「電話対応した看護師の返答」も非常に的を得ていて「医師が応えているのか?」と思わせる素晴らしいものです。
 その意味では「いい病院」と言えます。
 状況が随分鮮明となってきましたので、更に私の回答(というか、意見)を述べます。

私が注目した点

①「しこりの外側にあるものをさして、ここに石灰化がありますが、心配ありませんという事でしこりの中のものは、説明ありませんでしたし、自分でも見えていません」
②「前の画像を見ながらこれでは、わかれへんなぁと一人ごとのように言われていました」
⇒非常に興味深いものです。
 
もともと、「石灰化が腫瘍の(中には無く)外にしか無かった」とすると、「石灰化」と「3年前の腫瘍」が全く無関係だった可能性が大いにあります。

  • 仮説1)(腫瘍の外に3年前にあった)「石灰化が実は、癌に伴う石灰化であり」腫瘍は「本当に線維腺腫」であった。
    ⇒3年前の時点では、「乳管内に癌(非浸潤癌)があり、その為の石灰化」⇒(3年後に)たまたま(以前線維腺腫の)あった場所に「新しく腫瘤(癌)」を形成
     

  • 仮説2)(3年前の石灰化も腫瘍も癌でなかった)
    ⇒3年間の間にあらたに、「乳管内に癌(非浸潤癌)が発生」⇒「乳管内を拡がる過程で石灰化の発生」⇒(やがて)たまたま(以前線維線種の)あった場所に「新しく腫瘤(癌)」を形成

 なぜ、このような仮説を考えたのかというと
 ●本来、「癌の中の石灰化」というと、順番が逆なのです。 まずは石灰化が増加⇒(浸潤を始めて)やがて「腫瘤形成」なのです。
 つまり、「乳管内に癌(非浸潤癌)が発生」⇒(やがて)「新しく腫瘤(癌)」を形成
 
「前の画像を見ながらこれでは、わかれへんなぁと一人ごとのように言われていました。」
⇒これは質問者の理解通り、「この画像では、癌とは思わないだろうという意味」です。
 本当に、「3年前のしこり」が「今回のしこり」と同一なのだろうか?という疑問がわくのです。
 

回答

「針生検の結果が出たら違う病院を紹介してもらった方がいいのでしょうか?」
⇒その方がいいでしょう。
 信頼できる(何でも聞ける)医師でないと、今後も大変だと思います。
 
◎つい、「石灰化の発生⇒増加⇒腫瘤形成」 という通常のストーリーから外れるような気がして、いろいろ考えてしまいました。
 ただ、治療をするにあたっては、直接は関係無い事かもしれません。
 
★治療には「マンモグラフィーでの石灰化の拡がり」と(相当する)「乳房MRIでの病変の拡がり」のダブルで「病変の拡がり診断」をした上で「術式が決まって」きます。
 
 
 

 

質問者様から 【質問5】

お忙しい中、わかりやすく丁寧なご意見をして下さり本当にありがとうございました。
先生に色々質問させて頂き 又回答して頂き少しは冷静に、結果を聞く事ができるように思います。
 

田澤先生から 【回答5】

 おはようございます。田澤です。
 針生検の結果は来週月曜日でしたね。
 「病理診断レポート」をもらうといいと思います。
 その内容でもいいし、何か「疑問点」があればいつでも聞いてください。
 
 

 

質問者様から 【質問6】

いつも回答していただきありがとうございます。
昨日 針生検の結果を聞きに行ってきました。

しこりの大きさ14.8㎜
浸潤性乳頭癌(乳頭腺管癌)
グレード 2
ホルモン受容体 陽性
HER-2 陰性
Kit67 23%
トリプルB
腫瘍サイズと腫瘍の性格から手術先行を勧めます。
温存手術の場合術後放射線治療が必要です。
術後の治療としては、ホルモン療法場合により化学療法を勧めます。

との事でした。
木曜日に マンモ、CTなどの検査を受ける予定で
その結果を来週月曜日聞ける事になっています。
結果が出た又ご相談させていただけたら思います。
どうぞ、又よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答6】

 おはようございます。田澤です。
 組織検査の結果ありがとうございます。
 若干コメントします。

コメント

「浸潤性乳頭癌(乳頭腺管癌)」
⇒やはり「壊死型石灰化」を伴う「非浸潤性乳管癌」から後に「浸潤」してできるタイプの「乳頭腺管癌」でしたね。
 「腫瘍外にある石灰化」も、周辺にある「非浸潤性乳管癌の拡がり」を示していると思います。
 
「ホルモン受容体 陽性 HER-2 陰性 Kit67 23% トリプルB」
⇒これは「トリプルB」ではなく、「luminal B」の誤記載ですね。
 
 注目すべきはKi67の「23%」という微妙な数値です。(決して高くはありません)

『Ki67について』
 癌細胞の核分裂をカウントしたもので、「増殖指数」として用いられています。
 「いくつまでが低値で、いくつ以上が高値なのか」(これを「カットオフ値」と呼びます)所謂「基準値」が明確に定義されていません。
 (当初は14ともいわれましたが)現在では「20」をカットオフ値として、「20未満を増殖が低い」「20以上を増殖が高い」とする事が多いのは事実です。
 ※参考に 「世界的な会議St Gallen 2015でも、意見は割れていて、その中でも20-29をカットオフ値とする意見が一番多い」

 おわかりでしょうか?
 Luminal Bとしている根拠である「Ki67の23%という数値」がかなり微妙です。(上記St Gallen 2015ではluminal Aとする意見も十分あることが解ります)
 もう一つ言っておかなくてはならないのは、「Ki67は、腫瘍の代表的な部位でカウントされるべき」で有る事です。
 「針生検でのカウントは不十分」であることは間違いなく、「江戸川病院ではKi67は針生検ではカウントせずに、手術標本で(最も代表的な部位を選択し)カウントしています」
 
「腫瘍サイズと腫瘍の性格から手術先行を勧めます」
⇒正しい判断です。
 術前化学療法の絶対的適応は(腫瘍サイズが大きくて、そのままでは温存できない際に)「腫瘍を小さくすることで温存を可能とする」目的なのです。
 質問者の場合には「そのままでも十分、温存できる」とすれば、手術先行が当然です。
 また、「luminal type」(AにしろBにしろ)であるので「化学療法の効果が期待しにくく」やはり「手術先行」が妥当な理由となります。
 
「術後の治療としては、ホルモン療法場合により化学療法を勧めます。」
⇒luminal typeの場合の術後補助療法は「内分泌療法」が中心です。
 そこに「化学療法の上乗せ効果を狙えるのが」(比較的増殖の強いタイプである)luminal Bと考えられています。(luminal Aは化学療法は効きにくいのです。)
 ※ 化学療法のターゲットは「(DNAの複製や細胞分裂など)増殖の強い細胞」です。だから「十分な増殖能を持つタイプでなければ」化学療法は効かないのです。
 ●(前述のように)針生検でのKi67値が「23」と微妙なので、是非「手術標本での再評価」をお勧めします。
 
 以上、いくつか参考になったでしょうか?
 あと、手術に際して重要なのは、「マンモグラフィーでの石灰化の範囲」と「MRIでの拡がり診断」となります。
 その両方の範囲をきちんと切除することが「温存手術の絶対条件」となります。
 
 

 

質問者様から 【質問7】

お忙しいところ、まだ病理結果も出ない中同じような質問申し訳ございません
 
20日に、CTとMRIの結果を聞きに行って来ました。
MRIでは広がりがなく温存手術で大丈夫だろうという事でしたが、術中に断片の簡易検査をして、広がりが大きいようなら、術中判断をします。
又触診や、エコーではリンパ転移はないとの事でしたが、CTでは、右より左が若干腫れているので、センチネルリンパ節生検をし、術中簡易検査で判断します。との事でした。
CTを撮る3日前に針生検をしたので少し腫れているのかも、とおっしゃってくださいましたが、とても不安になりました。
リンパにとんでいた場合は、抗がん剤も使用すると言われましたが、13日に説明してくださった時には、Ki67が23%ですが、私の癌は抗がん剤の効きにくいタイプであるので、病理検査の結果を待って術後の治療方針を決めます。と言われていました。
 
先日こちらに相談させていただいたさいに、主治医の先生が、日本語になおしてくれた部分をお知らせしましたが、わからない部分を教えていただけますか?
atypia 2 mitosis 2
ER:TS 8/8 PgR:TS8/8
乳管内病変 0%
です。
 
田澤先生もおっしゃってられるように病理検査が出ないと、はっきりした事はわからないと思いますが、手術が、5/14に決まり病理検査の結果が、6/8ぐらいとの事で、毎日不安が募ります。
リンパにとんでいる場合、やはり抗がん剤は、必要でしょうか仕事の事もあり、副作用の不安からできれば使用したくありません。
又、私はまだ骨シンチの検査をうけていませんが、手術までに検査希望した方が、いいのでしょうか
主治医の先生からは、検査の提案はありませんでした。
お忙しい中何度も質問申し訳ありません
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答7】

 おはようございます。田澤です。
 「術中センチネルリンパ節生検」は「標準術式」なので心配はありません。
 担当医のいうように、「針生検などで」反応性にリンパ節が腫大するのは良くある事です。(エコー所見の方が信頼できるでしょう)

回答

「atypia 2 mitosis 2」
⇒atypia(核異型)もmitosis(核分裂)も『中間の2点』であるという意味です。
 結局 核グレード=核異型(点数)+核分裂(点数)=4点(Grade2)となります。
 
(参考に)

核異型(nuclear atypia)スコア
1点 核の大きさ、形態が一様で、クロマチンは目立たない
2点 1と3の中間
3点 核の大小不同、形態不整が目立つ。クロマチンの増量、不均等分布が目立ち、大型の核小体を有する事がある。
核分裂像(mitotic counts)スコア(高倍400xで顕鏡して核分裂している細胞を数える)
1点 10視野で5個未満
2点 10視野で5~10個
3点 10視野で11個以上
核グレード 核異型スコア+核分裂像スコアの合計
Grade 1 2,3点
Grade 2 4点
Grade 3 5,6点

 
「ER:TS 8/8 PgR:TS8/8」
⇒このTSとは「Allred scoreという免疫染色の判定を行う際のtotal scoreの略」です。
(参考に)
 Allrad scoreとはER(エストロゲン受容体)とPgR(プロゲステロン受容体)の判定方法であり、その染色状態を『proportion(割合)』と『intensity(強度)』の組み合わせで判定します。
 Proportion score 染色されている割合に0~5点をつける。
 Intensity score 染色されている強さ(濃度)に0~3点をつける。
 Total Score(TS)=Proportion score + Intensity scoreとなります。
 ※質問者の場合にはERもPgRも最高得点(8点中8点)であることを示しています。
 つまり、両方とも『強陽性(良く効く)』ということです。
 
「乳管内病変 0%」
⇒(あくまでも針生検で採取されている)組織の中で「浸潤癌と非浸潤癌(乳管内癌)の割合」を見ているもので、乳管内病変が0%=非浸潤癌成分が無かったという事。
※但し、病変全体での評価でないことに注意してください。
 
「リンパにとんでいる場合、やはり抗がん剤は、必要でしょうか仕事の事もあり、副作用の不安からできれば使用したくありません」
⇒私は抗癌剤が必要だとは思いません。
 前回回答したように質問者はluminal typeです。
 ホルモン療法が治療の中心であることは間違いありません。(TSも8=強陽性です)
 luminal typeにおいて、「化学療法」が必要かどうかはあくまでも「Ki67の値」で判断します。
 Ki67が高値であれば、luminal Bとなり、「化学療法の上乗せ効果」を期待します。
 『リンパ節転移の有無』は本来、化学療法をするかどうか?には関係無いのです。
※サブタイプ分類の概念が無いころは「リンパ節転移=抗癌剤」でしたが、今の考えでは「抗癌剤が効くタイプには抗癌剤」という考え方の変遷があります。
 
「骨シンチの検査をうけていませんが、手術までに検査希望した方が、いいのでしょうか」
⇒必要ありません。
 (明確な基準は存在しませんが)「リンパ節が明らかにゴロゴロ(N2)や腫瘍が皮膚浸潤している(T4 )以外では不要」と思います。
 
 

 

質問者様から 【感想8】

いつも解かりやすく丁重なご回答をしていただき本当にありがとうございます。
 
乳癌と診断されてからは、毎日絶望感でいっぱいで、病院に行くとさらに恐怖と不安が増すばかりです。
田澤先生のような方に治療していただけると、どんなにいいかと何度も何度も思いましたが、遠方であるため、仕事や子供の事を考えると手術後の放射線治療に通う事など無理だと諦めました。
 
今日は、あくまで針生検の結果のなかですが、前回と今回の先生のご説明で、自分の癌がどのようなものかが良く理解でき、少し前向きな気持ちになる事が、できました。
又ご質問や、ご相談をさせていただけたらとおもいます。
お忙しいなか、本当にありがとうございます。
 
 

 

質問者様から 【質問9 病理検査の結果】

病理検査の結果がでて、又質問をさせていただきました。
お忙しいところ恐縮です、以前に質問えおさせていただいた者です。
5月14日に温存手術をし、その病理検査の結果が、今日出ました。
ステージⅡa
乳頭腺管癌
浸潤径 16ミリ×16ミリ
乳管内病変 <=5%
乳管内進展 (-)
浸潤範囲 f
ly 1yo
v v0
Nuclear Grade 2
atypia 2
mitosis 2
内頭側断片 >=16ミリ
外尾側断片>= 10ミリ
乳頭側断片 (-)
腋窩側断片 (-)
センチネル 1/2 2ミリ
ノンセンリネル 0/1
LN-群 3/11 合計4/14
HER2 0
ER:TS 7/8
PgR: 6/8
Ki67 13%
ルミナルA
という結果でした。
内分泌療法の他化学療法も進められましたが決断できず
放射線治療を先行させていただく事になりました。
主治医の先生も、脇のリンパにとんでいるとは、思っていなかったので
化学療法はまずないと 言っていたが上乗せするほうが、10年無再発率が10%から17%
違うから、抗がん剤を使ったほうがいいと言われました。
私としても、ホルモン治療のみで大丈夫と思っていたのでとても決断できませんでした。
質問ですが、やはり抗がん剤を使用しないと完治する可能性はとても低くなるのでしょうか?
又 抗がん剤を使用する場合何をどれくらいの期間使用する事になるのでしょうか?
結果を聞いてパニックになり抗がん剤を使用する時の事を今日聞けませんでした。
放射線治療は、紹介先の病院で今週の金曜日に初回受診になりますが、脇のリンパにとんでいる場合脇にもあててもらう事になりますか?その事も先生に確認していません
又ホルモン療法は、お腹に注射をして、生理を止める必要もありますか?
閉経前ですが、年齢の事も考えて必要ないかもとの事でしたが、若年層とハイリスクの人には
注射もした方が効果があるとの事でした。
とても悪い結果で過呼吸になり抗がん剤をする事の恐怖と再発する事の恐怖でいっぱでした。
先生、お忙しいところ申し訳ありません、先生のアドバイスをお聞かせ下さい
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答9】

 こんにちは。田澤です。
 「手術病理結果」がでたのですね。
 確かに、リンパ節転移が4個あったのは意外かもしれませんが、「内容全体」としては「針生検の病理」と変化は無いようです。

回答

「内分泌療法の他化学療法も進められましたが決断できず放射線治療を先行」
⇒いい判断だと思います。
 どうせ「放射線照射はしなくてはならない」ので、「放射線治療中に、考える時間」ができるのです。
 
「上乗せするほうが、10年無再発率が10%から17%違うから、抗がん剤を使ったほうがいいと言われました。」
⇒これは、おそらくAdjuvant! Onlineを用いた結果だとは思いますが、「luminal type」の中で「AとBに分けられたデータではない」事に注意が必要です。
 Luminal type全体としての数値は「luminal Bに引っ張られている」可能性が高いと思います。
 
「やはり抗がん剤を使用しないと完治する可能性はとても低くなるのでしょうか?」
⇒(上記のとおり)luminal Aにとって「化学療法が予後を改善する」というデータは存在しないのです。
 「完治する可能性」という意味では「卵巣機能抑制をきっちり行い、タモキシフェンを長期もしくはアロマターゼインヒビターにスイッチして継続」が重要です。
 
「抗がん剤を使用する場合何をどれくらいの期間使用する事になるのでしょうか?」
⇒おそらく以下の2つのどちらかを勧められると思います。
 私はluminal typeの場合には①でいいと思いますが担当医の判断での選択となります。
①TC ドセタキセル+エンドキサン(3週間に1回を4回 つまり3カ月)
②EC followed by taxane ファルモルビシン+エンドキサン⇒ドセタキセル(3週間に1回を8回 つまり6ヵ月)
 
「脇のリンパにとんでいる場合脇にもあててもらう事になりますか?」
⇒腋窩に照射する事は推奨されません。
 「腋窩郭清後」に「腋窩リンパ節照射」をした場合には「上肢の浮腫」などの問題があるため、併用は推奨されないのです。
◎腋窩リンパ節は「手術的に取っている=郭清」しているので放射線照射の必要はありません。
 
「ホルモン療法は、お腹に注射をして、生理を止める必要もありますか?閉経前ですが、年齢の事も考えて必要ないかもとの事でしたが、若年層とハイリスクの人には注射もした方が効果があるとの事」
⇒その通りです。
 (化学療法を選択するかはともかくとして)LH-RHagonistは行った方がいいと思います。
 
◎リンパ節転移はあくまでも「局所」です。
 「局所は手術と放射線照射でOK]
 あとは「全身への再発予防」をどうするか? 局所とは別に考えてもいいと思います。
 『luminal A, ly0, v0』決して悲観する状況ではありません。
 
 

 

質問者様から 【質問10 これからの治療について】

早速回答していただきありがとうございます。
いつも、本当に感謝いたしております。
又質問させて、いただきたいのですが、完治するには、長期にわたるホルモンし治療とは
10年間という事でしょうか?
抗がん剤を使用したら、もっと短い期間ですむのでしょうか?
私のタイプの癌には抗がん剤が全然効かない可能性もあるのでしょうか?
抗がん剤をしても、やはり、長期にわたるホルモン療法は、必要でしょうか?
脇のリンパは レベルⅠを郭清していますが、先生いわく全部取っているわけだはないとの事で、取っていない脇のリンパに癌が残っている可能性も0ではないとの事でした。
もし取りきれていない癌が残っていた場合、ホルモン療法のみの治療でも大丈夫でしょうか?
色々質問させていただき、申し訳ありません。
この先の治療が不安でたまらず、又無治療の場合リンパ説節転移4~10個の人の再発率は
57%といわれ怖くて仕方ありません。
どうぞよろしくおねがいいたします。
 

田澤先生から 【回答10】

 こんにちは。田澤です。
 術後の治療についてや、再発に対する不安な気持ち、お察しします。

回答

「長期にわたるホルモンし治療とは10年間という事でしょうか?」
⇒ホルモン療法の期間は「現在かなり流動的」です。
 閉経前であれば「タモキシフェン5年より10年」というデータがでてきていますが、
閉経後のアロマターゼインヒビターの場合は「5年以上の継続」にはまだ根拠がありません(5年vs10年の臨床試験が進行中です)
 質問者の場合には「タモキシフェン(+LH-RHagonist)⇒アロマターゼインヒビター」へのスイッチとなると思いますが、未だ最適の期間が定まっていないのが現状です。
♯ただ、ここ数年のうちに「決着」はつくと思います。
 
「抗がん剤を使用したら、もっと短い期間ですむのでしょうか?」
⇒抗がん剤の使用は(ホルモン療法とは)全く関係ありません。
 
「私のタイプの癌には抗がん剤が全然効かない可能性もあるのでしょうか?」
⇒あります。
 もともと「○%改善させる」というのは逆にいうと「改善させない可能性も、それ以上ある」ということです。
 特に質問者はluminal Aですので、「化学療法が良く効く」というタイプではありません。
 
「抗がん剤をしても、やはり、長期にわたるホルモン療法は、必要でしょうか?」
⇒必要です。
 抗がん剤投与は、ホルモン療法とは全く無関係です。
 
「もし取りきれていない癌が残っていた場合、ホルモン療法のみの治療でも大丈夫でしょうか?」
⇒リンパ節は大丈夫だと思います。
 私の経験上、「腋窩リンパ節再発」というのは殆ど無いのです。
 
 

 

質問者様から 【質問11】

お世話になっております いつも回答して下さりありがとうございます。
何度も 同じような質問をして申し訳ありません。
前回、前々回の回答を何度も読み返し又他の方のQ&Aも読ませていただいたり、調べたりなど
抗がん剤を使うかどうか ずっと悩み続けています。
自分なりに解釈しているのは、ルミナールAは増殖率の遅いタイプの癌で抗がん剤のターゲットは増殖の早いものに対してであるから、ホルモン治療の上乗せ効果は少ないという事
主治医の先生が、強く抗がん剤を進められたのはリンパに4つとんでいたからリスクが高いから
リスクが高いとは、リンパをとおして全身に癌細胞が回っているからという事でしょうか?
術後の病理検査の結果では、KI67は13%でしたが、針生検の時は23%だったので癌の部分によってKI値が高い部分もあり、高い部分の癌には抗がん剤が効くから抗がん剤が必要なのでしょうか?
病理検査の結果の時には、主治医の先生はリンパに4個とんでいた事アジュバントオンライン
の結果での化 学療法の上乗せのパーセンテージ、それからホルモン治療だけでは癌は死んでいない眠っているだけとおっしゃっていました。
ホルモン治療だけでは、癌は、なくならないのでしょうか?
先生は、私のような癌の場合抗がん剤の上乗せ効果はどれぐらいあると思われますか?
私が先生の患者であった場合抗がん剤を勧めますか?
又私のような病理検査の結果の場合10年再発率はどれくらいと思われますか?
病理検査の結果が出てからは毎日、思い悩んでいます。
主治医の先生からは勧められ、最後は自分で決断する事だとは思っていますが、
先生のご意見お聞かせ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答11】

 こんにちは。田澤です。
 ルミナールA リンパ節転移4個 という事で術後化学療法を勧められている。
 「化学療法は本当に必要だろうか?」という悩みだと思います。
 これは、かなりの方が悩む問題であり「質問者の苦悩」している様子もよくわかります。

「リスクが高いとは、リンパをとおして全身に癌細胞が回っているからという事でしょうか?」
⇒「リンパ節転移」と「全身(血行性転移)」とは全く関係ありません。
 あくまでもリンパ節転移は「癌細胞がリンパ管に入って、リンパ節に入り込む」:リンパ行性転移であり、「血管に入って、全身に散らばる」:血行性転移とは全く異なります。
 リンパ節転移があるから、そこから全身に行くわけではないのです。
 
「術後の病理検査の結果では、KI67は13%でしたが、針生検の時は23%だったので癌の部分によってKI値が高い部分もあり、高い部分の癌には抗がん剤が効くから抗がん剤が必要なのでしょうか?」
⇒Ki67の値は23%でも決して高い値ではありません。 この値でもluminal Aでいいと思います。
 
「リンパに4個とんでいた事アジュバントオンラインの結果での化学療法の上乗せのパーセンテージ」
⇒これは、「リンパ節転移の個数4-9個」で行っていると思いますが、実際は「1-3個」に近いと思います。
 しかも「luminal Aである事」は反映できないやり方なのです。(核グレードのみ選択できます)
 ♯luminal Aでの「化学療法の上乗せ効果」は「リンパ節転移陽性」であっても証明されていないのです。
 
「ホルモン治療だけでは、癌は、なくならないのでしょうか?」
⇒このような事を言う医師はいますが、実際に「化学療法以上にホルモン療法が有効」であるという事実から考えるべきです。
 ホルモン療法で「予後が改善」しているのは事実です。
 癌細胞は「抑制されている」内に死滅するのです。
 
「先生は、私のような癌の場合抗がん剤の上乗せ効果はどれぐらいあると思われますか?」
⇒担当医の用いている「Aduvant! Online」を用いると、
 「リンパ節転移4-9個」だと、11%, 「リンパ節転移1-3個」だと、8%となります。
 しかし実際は、これらのデータは「luminal AとBが混ざっています」
 luminal Bの方が「上乗せ効果が大きい」事を考えると、「luminal Aである質問者」では5%以下だと思います。
 
「私が先生の患者であった場合抗がん剤を勧めますか?」
⇒勧めません。
 「luminal A」「リンパ節転移4個」「ly0, v0」という事より、「化学療法効果は5%以下」と考えます。
 
★「リンパ節転移は、あくまでも局所」です。
 局所療法として、「手術+放射線治療」をがっちりやることが重要であり、全身療法はホルモン療法が重要と思います。
 
「私のような病理検査の結果の場合10年再発率はどれくらいと思われますか?」
⇒私の経験上は2割程度です。
 
 

 

質問者様から 【質問12】

いつも回答いただき、本当にありがとうございます。
先日は、化学療法の上乗せ効果についての%テージや、再発率についても計算してい
ただき
ありがとうございまた。
ホルモン療法を単独で行おうと思いましたが、主治医の先生からいただいたデータで

Shared Decision Making
Age]:40 General:Good
Estogen Receptor Status:Positive Histologic Grade:2 Tumor Size:1.1-2.0㎝
Nodes Involved:4-9 Chemotherapy Regimen:CA*4+*4
43out of100 women are alive and without cancea in 10 years Decision:Hormonal Therapy 17out of 100 Decision:Chemotherapy
22 out of 100
Decision:Combined Therapy
34 out of 100
となっており、同じデータで1-3の場合だと
43が62 17が13 22が16 34が24となっていました。
主治医の先生は、4個なのでこの間といわれました。
英語なので詳しくはわかりませんがホルモンレセプタ陽性としていてもホルモン治療
より、化学療法のほうが効果は高く出ているのはなぜでしょうか?
このデータではホルモン治療のみの場合1-3では25%が再発し、4-9だと40%が再発する
というデータで、怖くて仕方ありません。
もしも化学療法をしてとしても、ルミナルAで上乗せ効果があまり期待できないので
あれば、私の再発率はステージ2aでありながらこんなにも高いものなのでしょうか?
ルミナルAのほうが、おとなしい癌で病理結果ではKI67が下がるようにと願ってまし
たが、おとなしい癌であるという事はあまりいいことでもないのでしょうか?
田澤先生が再発率2割程度と答えてくださったのは、ルミナルAという事をふまえられ
てのことでしょうか?又ホルモン治療のみでも2割程度でしょうか?
違う方のQ&Aで Histologic Grade:2という事は化学療法が良く効くという事ですと
答えられているのを見たのですが、データ上では良く効くとでているのでしょうか?
毎回同じ悩みでの質問申し訳ありません。いただいたデータをみては恐怖で決心がつ
きません。
こんなに怖いのなら化学療法をすればいいとも思いますが副作用や仕事を失うかもし
れない事も怖いです。
手術後から足のかかとや、腰も痛いように感じます。
骨シンチはうけていませんが、手術前から骨に転移している可能性はありますか?
今月末に受診がありますが、毎日毎日不安と恐怖でいっぱいです。
毎回申し訳ありません、先生のご意見お聞かせ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答12】

 こんにちは。田澤です。
 Luminal Aでリンパ節転移を多数認める場合などでは「化学療法がしばしば併用される」がそのベネフィットは確立されていない。
 一方でluminal Bでは化学療法を省略できるというデータは存在しない
 St.Gallen 2013
 私は基本的にこの考え方に準拠しています。

回答

「化学療法のほうが効果は高く出ているのはなぜでしょうか?」
⇒前回のメール通り「Aduvant! Online」を用いると、  「リンパ節転移4-9個」だ
と、11%, 「リンパ節転移1-3個」だと、8%となります。
 しかし実際は、これらのデータは「luminal AとBが混ざっています」
 luminal Bの方が「上乗せ効果が大きい」事を考えると、「luminal Aである質問
者」では5%以下だと思います。
 明らかに「ホルモン療法の効果の方が大きい」と言えます。(担当医のデータにつ
いては担当医に尋ねてみてください)
 
「私の再発率はステージ2aでありながらこんなにも高いものなのでしょうか?」
⇒ステージ2全体として10年生存率は80%あります。
 欧米のデータに比べると日本は高いと思います。
 私の感覚でもその程度です。
 
「おとなしい癌であるという事はあまりいいことでもないのでしょうか?」
⇒ホルモン療法が有効であり、現在では「ホルモン療法は5年⇒10年へ」長期投与の
流れにあります。
 ますます予後は改善されるでしょう。
 
「ホルモン治療のみでも2割程度でしょうか?」
⇒その通りです。
 
「違う方のQ&Aで Histologic Grade:2という事は化学療法が良く効くという事ですと
答えられているのを見たのですが、データ上では良く効くとでているのでしょう
か?」

⇒Histologic Gradeは今ではあまり用いられません。NG(核グレード)を良く使いま
す。
 ただ、NGだけで化学療法効果は予測できません。
 NGは核異型度と核分裂の和なのでKi67が高ければNGも高い傾向はあります。
 データではなく、「化学療法がDNA合成や核分裂の阻害など、核分裂をターゲット
としている」事実から「細胞分裂している細胞の割合を示すKi67」が高いと「化学療
法が効きそう」という印象です。
 
「骨シンチはうけていませんが、手術前から骨に転移している可能性はあります
か?」

⇒ありません。
 乳癌の初期治療の段階で「遠隔転移」している事は無いので心配ありません。
 
◎あまり数値に振り回されないようにする事をお勧めします。
 現実に、乳癌術後元気にしている方を多く見ている私の願いです。
 
 

 

質問者様から 【質問13】

先ほど質問させていただきた後、こちらのブログをずっと読んでおりました。
Q&Aの中に 先生がSt Gallen 2015では ルミナルAでもリンパ節転移4つでは
化学療法をとの意見が90%とあったのと、抗がん剤の効果を考える時にKI67だけでは
ない
KI67の値は、あくまで参考程度にとのご回答を読みとても気になり又質問させていた
だきました。
田澤先生であれば、私のような場合化学療法は勧めないと一度ご回答いただいたのに
何度も申し訳ありません。
KI67以外の抗がん剤の効果の事を考えても、5%以下の上乗せ効果だと考えていいので
しょうか?
リンパ節転移4つ リスクが高いというのが頭を離れず
何度も同じ質問をして、恐縮です。
申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答13】

 こんにちは。田澤です。
 前回の質問にも記載したのですが、
Luminal Aでリンパ節転移を多数認める場合などでは「化学療法がしばしば併用され
る」がそのベネフィットは確立されていない。
 一方でluminal Bでは化学療法を省略できるというデータは存在しない
 St.Gallen 2013
 これが正しいと思っています。
 その一方でSt.Gallen 2015のvotingでは「luminal Aでもリンパ節転移4個以上では化
学療法をする」という人の意見が多い。との事です。
 このvoting結果というのが解釈が難しいところです。
 あくまでも「世界のエキスパートの共通認識」を数字にしたものなのです。
 必ずしも全てがエビデンスで確認されているものでは無いのです。
 つまり、あくまでも「共通認識はこのようなもの」という参考なのです。
 例として「luminal AとBの境目のKi67の値は?」というものがあります。
 ここでは20-29%が最も高く(36.4%)、かつて言われていた14%と考えている人は僅か
2.3%(20%と考えている人でさえ15%しかいません)
 これは、私の「日常臨床での感覚に合致」します。この場合には「自信をもってKi67
はかつて考えられているような14%が境ではなく、25%位と思う」と意見が言えるので
す。
 「2015のvotingでは「luminal Aでもリンパ節転移4個以上では化学療法をする」これ
も「エビデンスのない参考意見」なのです。
 自分の日常臨床での感覚に合致しなければ、「参考程度」とするべきものです。
 リンパ節転移「4個以上という括り」が正しいかどうか?
 いずれ、総合的に判断すべきものだと思います。
 
 

 

質問者様から 【質問14 進行癌】

いつも回答していただき、ありがとうございます。
病理結果が出てから何度も同じ質問ばかりで申し訳ありません。
又質問なのですが、進行癌とはどのようなものでしょうか?
私の場合は進行癌になるのでしょうか?
リンパ節転移の節外浸潤とはどのようなものでしょうか?
私の場合は節外浸潤していないのでしょうか?
来週主治医の先生の診察があるので、ホルモン治療でと回答しようと思っていますが
やはり、不安がきえません
毎日悪い事ばかり考えてしまい、たとえ抗がん剤を上乗せしてもリンパに4つ転移があり
ルミナルAで上乗せ効果が期待できないなら、完治させるのは無理なのではと絶望的な
気持ちになります。
田澤先生には、あまりデータに振り回されないようにと言っていただきそうしようと思いましたが、リンパ節転移予後不良はとても気になります。
お忙しいなか、本当に申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答14】

 こんにちは。田澤です。
 いろいろ悩まれている様子が伝わってきます。

回答

「進行癌とはどのようなものでしょうか?」
⇒乳癌でいう「進行癌」は以下の2つです。
 ○(所謂)進行癌:遠隔転移を伴うようなもの
 ○局所進行癌:腫瘍が皮膚を破り露出して出血していたり、皮膚全体に拡がり「手術不能」な状態
 
「私の場合は進行癌になるのでしょうか?」
⇒当てはまりません。
 
「リンパ節転移の節外浸潤とはどのようなものでしょうか?」
⇒リンパ節転移とは「リンパ管から入ってきた癌細胞がリンパ節内で増殖」している状態であるが、「リンパ節を破って、周りの組織に浸潤している」状態
 
「私の場合は節外浸潤していないのでしょうか?」
⇒節外浸潤していないと思います。
 病理レポートに記載していなければ大丈夫です。
 
「完治させるのは無理なのではと絶望的な気持ちになります」
⇒不安な気持ちは解りますが、現実に「乳がんでは根治する人の方が圧倒的に多い」事も事実なのです。
○翌日に回答が間に合わなかった事をお詫びします。
 
 

 

質問者様から 【質問15 今後の治療】

何度も同じ悩みや質問に答えていただき、本当にありがとうございます。
又、精神的においつめられ、失礼があった事をお詫びもうしあげます。
先日、主治医の先生の診察があり、放射線治療の途中経過をみていただきました。
そのさい、放射線治療終了後の治療についても話があり、ホルモン治療単独で治療したいが、
不安がとりのぞけなく、決めきれないとつたえました。
主治医の先生は、データでは化学療法の上乗せ効果は10%~17%とでているが、
脇のリンパにとんでいたのも、全部1ミリほどで、KI値も低くおとなしい癌であるから
抗がん剤の上乗せ効果は5%前後と考えているとの事でした。又ホルモンが良く効くタイプの癌であるため、ホルモン治療で無再発率は80%ぐらいまではもっていけると思うが、そこに5%でも上乗せ効果があるならば、すすめているとおっしゃいました。
田澤先生の回答とほぼ同じで、私のもらった病理結果以外にももっと何か悪い事があるのでは
など、色々考え気持ちが追い詰められていましたが、田澤先生もおっしゃてくださったように
あまりデータにとらわれず、ホルモン治療をやっていこうと思います。
主治医の先生とお話できるのは、診察の時だけで限られた時間の中であまり詳しく説明してもらえないので、ついつい田澤先生も自分の主治医の先生のように思いたよってしまい申し訳ありません。
ご迷惑は十分承知しておりましたので、質問させていただくのも最後にしようと思っていましたが、又ご相談や質問をさせていただければ心強いです。
色々とありがとうございました。
 

田澤先生から 【回答15】

 こんにちは。田澤です。
 術後暫くは、誰しも気持ちが落ち着かなくなるものです。
 質問者の選択を私は支持します。
 いずれは落ち着いて「あの当時は、随分不安になったものだ」と振り返る日がきっと来ます。
 それまで、何か気になる事があれば、またQandAに御参加ください。
 
 

 

質問者様から 【質問16 トレミフェン】

ご無沙汰しております。以前人間ドッグで再検査といわれてで質問させていただいていました。お忙しいところ申し訳ございません。
又質問ご回答どうぞよろしくお願い致します。
手術後、放射線治療が終わり、さんざん悩みましたが、抗がん剤はしようせず
7月下旬からホルモン治療を始めていました。
1ヶ月飲んだところでリューブリンも開始する予定でしたが、タモキシフェンを処方された日に念のために、お薬の効果がちゃんとあるのかを口の粘膜を採取して遺伝子検査をしていました。タモキシフェンを飲み終えて先日病院に行ったところ、遺伝子検査の結果がでており、
低代謝で、タモキシフェンの効果があまりのぞめないというショックな結果をつげられました。
そのため、お薬はタモシキフェンからトレミフェンに変更になり現在はトレミフェンを服用しています。
担当の先生は、効果や副作用はほとんど同じであると言われていましたが、トレミフェンは
効果があるかどうかの検査はしていないので、調べることはできないとおっしゃっていました。
質問ですが、トレミフェンの効果や副作用は、タモキシフェンと変わらないのでしょうか?
なぜ、タモキシフェンのほうが一般的に使われているのでしょうか?
タモキシフェンの効果が低いとトレミフェンの効果も低い事はあるのでしょうか?
トレミフェンもタモキシフェン同様、若年層とハイリスク層にはリューブリンと併用した方が
いいのでしょうか?単剤で使用するのと併用するのでは、どれ位の差があるのでしょうか?
又、確認する事はできませんが、もしもトレファミンも効果が低かった場合無治療と同じ状態になってしまいますが、その場合私の再発率はどれ位なのでしょうか?
タモキシフェンが使えないとわかってから毎日毎日不安です。
先生ならば、このような場合どんな治療を進めるのでしょうか?
たくさんの質問申し訳ございません。
どうぞご回答よろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答16】

 こんにちは。田澤です。
 質問者は勘違いされているようですが、私は「全てのQに回答」しています。
 もしも「回答を選り好んでいたとしたら」1日20件制限などしなくてもいい訳です。
 例えば、昨日(9月3日)は外来が7時を過ぎてしまい(外来患者さん皆様に迷惑をかけてしまいました)、どうしてもそのような日は「回答が遅れがち」となることをご了承ください。
 因みに今日(9月4日)は「夕方遅くからの(関連施設である)メディカルブラザ市川駅での外来診療」があるので、「週末のQは土日にまとめて行う事になってしまっている」のが現状です。
 時に遅れてしまうかもしれませんが、「週末には取り戻して追いついている」のでご安心を。

回答

「お薬の効果がちゃんとあるのかを口の粘膜を採取して遺伝子検査」
⇒「CYP2D6」ですね。
 この検査は「実際の治療効果との因果関係が不明」であるため、
 乳癌ガイドラインでは「治療効果予測」として勧められない(推奨グレードC2)となっています。
 野生型(正常)である『1』と変異型である『10』の組み合わせだと思いますが、質問者はホモ(10, 10)なのでしょうか?
 もしもヘテロ(1, 10)であれば、殆ど影響がない可能性があります。
 ♯QandA 951「CYP2D6テスト結果について」を参照してください。
 
「お薬はタモシキフェンからトレミフェンに変更になり現在はトレミフェンを服用」
⇒適応外使用です。
 トレミフェンは「閉経後にしか適応」がありません。
 乳癌学会の推奨を無視して「CYP2D6」の結果で「適応外使用であるトレミフェン」への変更は正しい事でしょうか?
 
 ○「トレミフェンによる閉経前乳癌への効果が証明されていないから、閉経前乳癌の適応がない」のです。
 
「トレミフェンの効果や副作用は、タモキシフェンと変わらないのでしょうか?」
⇒同じ「抗エストロゲン剤」ですが、「閉経前乳癌への投与」は「適応外」であり、「安全性及び有効性は証明されていません」
 
「なぜ、タモキシフェンのほうが一般的に使われているのでしょうか?」
⇒トレミフェンは「閉経後乳癌」にしか適応がありません。
 「適応外使用」はしないのが普通なのです。
 
「タモキシフェンの効果が低いとトレミフェンの効果も低い事はあるのでしょうか?」
⇒全く関係ありません
 トレミフェンは「CYP2D6で代謝」されてはいないので、「CYP2D6活性が低い」ことは「何ら影響無い」のです。
 
「トレミフェンもタモキシフェン同様、若年層とハイリスク層にはリューブリンと併用した方がいいのでしょうか?単剤で使用するのと併用するのでは、どれ位の差があるのでしょうか?」
⇒適応外使用となるので、「そのようなデータは存在しない」と思います。
 
「もしもトレファミンも効果が低かった場合無治療と同じ状態になってしまいますが、その場合私の再発率はどれ位なのでしょうか?」
⇒上術したように、「トレミフェン」は無関係です。
 ご安心ください。
 ただし、「適応外」使用なのです。
 
「先生ならば、このような場合どんな治療を進めるのでしょうか?」
⇒本来、この検査自体が「乳癌学会で推奨されていない」ので、「CYP2D6の結果で治療法を変える」必要はないという立場です。
 つまり「タモキシフェンの継続」です。
 私は決して「適応外使用」はしません。
 ○ご本人がどうしても気になる場合には「タモキシフェンの増量」を視野に入れます。
 タモキシフェンは40mgまでは許容量です。
 副作用を見ながら増量という方法は「有り」でしょう。
 
 

 

質問者様から 【質問17】

とても沢山の質問で、本当にお忙しい中回答していただきありがとうございます。
管理番号が、1087になっていたのでその番号のほうが良かったのかとも思いました
が、
何度も質問させていただいている、240人間ドッグで再検査といわれてで質問させて
いただきました。
私のようにリンパに4つ転移があって、タミキシフェンが低代謝の場合でもタモキシ
フェンの増量でのホルモン治療で完治をめざせるものでしょうか?
低代謝という結果がでた後、担当の先生からは又抗がん剤の話をされホルモン治療で

答えましたが、不安で仕方ありません。
又、タモキシフェンを増量使用した場合でもリューブリンの併用もしたほうがいいの
でしょうか?
何度も何度の同じ質問で申し訳ありません。
今日回答していただいたのは、昨日自分が前の管理番号や、タイトルを入れていな
かったのではと不安になりあらためて又質問させていただいております。
申し訳ありません、どうぞよろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答17】

 こんにちは。田澤です。
 「CYP2D6による評価はTAMの治療効果予測の手段としては勧められない」ガイドライ
ン推奨グレードC2ということを前提としてください。

回答

「私のようにリンパに4つ転移があって、タミキシフェンが低代謝の場合でもタモキ
シフェンの増量でのホルモン治療で完治をめざせるものでしょうか?」
⇒根治を狙えます。
 CYP2D6で「効果が無い」と決めつけるのは間違いです。
 ただ、「参考」として「タモキシフェン増量」はいいのではないかと思います。
 
「タモキシフェンを増量使用した場合でもリューブリンの併用もしたほうがいいので
しょうか?」
⇒LH-RHagonistの併用は検討してもいいと思います。
 ♯化学療法を迷うのであれば、「そのような場合こそ」LH-RHagonistの適応とも言
えます。
 
 

 

質問者様から 【質問18】

先生回答ありがとうございます
不安と迷いが 拭いきれず又質問させていただきます
以前の質問で ホルモン治療で80%ぐらいまでもっていけると
ご回答いただきましたが 低代謝の場合はホルモン治療のみの場合もっと完治の可能
性は低くなるのでしょうか?
抗ガン剤の上乗せ効果は5%以下ではということでしたが
上乗せ効果は もっと上がるのでしょうか?
科学療法を迷われているからこそリューブリンの併用が適用という事は
科学療法を すれば閉経する可能性があるが卵巣機能が今まだ働いているから
リューブリンの併用で 生理をとめる事が必要なのでしょうか?
次回の診察の時に 担当の先生とも相談いたしますが
何度も何度も同じ質問で本当に申しわけありません 先生であればこのような場合は
タモキシフェンの増量とリューブリンの併用の治療を勧めますか?
低代謝の場合は ホルモン治療の効果が低くなる可能性も踏まえ抗ガン剤の併用も
勧めますか?こんなに不安なら抗ガン剤をして少しでも安心した方がいいのではと
何度も思いますが 仕事の事など考えるとどうしても踏みきれません
お忙しい中 何度も同じ質問して本当に申しわけありません癌とわかった時よりも毎

不安と恐怖で 自分がおかしくなってきています
どうか 又回答よろしくお願い致しますa
 

田澤先生から 【回答18】

こんにちは。田澤です。

回答

「低代謝の場合はホルモン治療のみの場合もっと完治の可能性は低くなるのでしょうか?」
⇒不明です。
 「CYP2D6による評価」は定まっていません。
 データもかなり限局的です。
 ♯参考程度にすべきです。
 
「上乗せ効果は もっと上がるのでしょうか?」
⇒CYP2D6と「抗がん剤による上乗せ効果」は無関係です。
 
「科学療法を すれば閉経する可能性があるが卵巣機能が今まだ働いているから
リューブリンの併用で 生理をとめる事が必要なのでしょうか?」
⇒必要という意味では無く、「ホルモン療法の効果が不十分」と仮定すれば「ホルモ
ン療法で補う」のも一つの考え方だと思います。
 
「タモキシフェンの増量とリューブリンの併用の治療を勧めますか」
⇒タモキシフェンの増量を勧めます。(そもそもCYP2D6の検査自体勧めませんが…
推奨度C2なのです)
 ただ、「不安が強く、更なる治療を希望される方」にはLH-RHagonistの選択肢もあ
ると言う事です。
 
「ホルモン治療の効果が低くなる可能性も踏まえ抗ガン剤の併用も勧めますか?」
⇒勧めません(前回、回答したとおりです)
 
 

 

質問者様から 【質問19】

回答して頂きありがとうございます
来月のはじめに受診があるので
お薬の事 主治医と相談してみようと思います
又 繰り返しの質問になり申し訳ありません
私の ベスト治療方としては
1 タモキシフェンの増量+リューブリン
2 タモキシフェンの増量
3 抗ガン剤+タモキシフェンの増量
どの選択が 1番有効とお考えでしょうか?
私としては 副作用の事などを考えて
タモキシフェンの増量で 治療をしていきたいと
思って 何度も何度も先生から頂いた回答を読み返していますが
やはり 再発の恐怖が強く自分自身で決めきれません
主治医の先生とも 良く相談し自分で決めなければいけない事と思っていますが
主治医と 治療の方針を相談する前に 今一度先生のご意見をお聞かせください
また 3ヶ月前から 生理は止まっていますが これはタモキシフェンや
トレミフェンを飲んでいるからでしょうか?
主治医は 1年間生理がない状態を閉経と言うと 言われてましたがホルモン値の血液
検査の必要はありませんか?お薬を飲みはじめてからのホルモン値は調べても意味が
ないのでしょうか?繰り返しの質問で申し訳ありません
私が 完治するためにどの治療を選択すればいいとお考えか
アドレスをお願いいたします
本当に 何度も何度も申し訳ありません
どうかよろしくお願いします
 

田澤先生から 【回答19】

こんにちは。田澤です。
前回も回答したように
「1 タモキシフェンの増量+リューブリン」と思います。
 
「3ヶ月前から 生理は止まっていますが これはタモキシフェンやトレミフェンを飲
んでいるからでしょうか?」
⇒これら「抗エストロゲン剤」には「卵巣抑性=生理が止まる」作用はありません。
 いろいろなストレスなどの影響でしょう。
 
「主治医は 1年間生理がない状態を閉経と言うと 言われてましたがホルモン値の血
液検査の必要はありませんか?」
⇒不要です。
 絶対に「閉経後のホルモン療法をすべきではありません」
 ♯そうすることで「生理が再開し、予後に悪影響を与える」ことが解っているのです。
 
「お薬を飲みはじめてからのホルモン値は調べても意味がないのでしょうか」
⇒無意味です。
 
「私が 完治するためにどの治療を選択すればいいとお考えか」
⇒タモキシフェン増量とLH-RHagosistがベストだと思います。
 
 

 

質問者様から 【質問20】

アクセスが集中し お忙しい中回答して頂きありがとうございます
又 治療方針のアドバイスもして頂きありがとございます
これからの治療方針としては 先生のアドバイス通りタモキシフェンの増量
リューブリンでと 思います
また 質問なのですが リューブリンを追加する事で上乗せ効果はどれぐらいあるのでしょうか?
先生は 私は完治する事ができるとお考えでしょうか?
もしも これから再発予防の治療を何もしなかった時は私の10年再発率はどれぐらいと
お考えでしょうか?
これからの治療を 覚悟と希望を持って続けていくために先生のお考えをお聞かせください。
どうか よろしくお願いします
 

田澤先生から 【回答20】

こんにちは。田澤です。
「CYP2D6」検査については、評価が定まっていないこと。乳癌学会でも推奨していないこと。「故に、低代謝となった場合の対処も推奨されるものはない」ことを改めてお断りさせてもらいます。

回答

「リューブリンを追加する事で上乗せ効果はどれぐらいあるのでしょうか?」
⇒不明です。
 参考にするべきデータはSOFT試験ですが、
 「化学療法後に行った群」では4.5%
「35歳未満の群」では11%
となります。  その意味では5%程度なのかもしれません。
 
「私は完治する事ができるとお考えでしょうか?」
⇒できると思います。
 
「これから再発予防の治療を何もしなかった時は私の10年再発率はどれぐらいとお考えでしょうか?」
⇒60%位だと思います。
 ホルモン療法による効果は20%程度はありそうです。
 
 

 

質問者様から 【質問21】

回答して頂きありがとうございます
厳しい状況に驚愕しています
私の再発率は それ程高いものなのですね
これは 低代謝だからでしょうか?
それとは 関係なくリンパ節転移4個だからでしょうか?
ホルモン治療では 無再発率6割までしか持っていけないのでしょうか?
以前 ホルモン治療で 8割まで改善されると言って頂きましたが
低代謝だから 6割との回答になったのでしょうか?
抗ガン剤を 使えば65%まで 改善されるのでしょうか?
覚悟を持ってと思いますが恐怖で震えがとまりません
回答どうかよろしくお願いします
 

田澤先生から 【回答21】

こんにちは。田澤です。
「これから再発予防の治療を何もしなかった時は私の10年無再発率はどれぐらいとお考えでしょうか?」
⇒60%位だと思います。
★この表現ですが、「再発予防の治療を何もしなかった時=ホルモン療法も含めて何もしない」という意味での回答でした。
 ホルモン療法も何もしない⇒60%
 ホルモン療法をすれば⇒80%
 のつもりでの回答でした。

回答

「ホルモン治療では 無再発率6割までしか持っていけないのでしょうか?」
⇒冒頭でコメントしたように、私の勘違いでした。
 「ホルモン治療も何もしなければ、無再発率6割」という意味です。
 ○ホルモン療法をすることで「8割」にもっていけるという意味での回答でした。
「以前 ホルモン治療で 8割まで改善されると言って頂きましたが低代謝だから 6割との回答になったのでしょうか?」
⇒以前と全く同様です。「6割」とは「ホルモン療法も含めて何もしない場合」という意味です。
 
 

 

質問者様から 【感想22】

先生回答ありがとございます
又 私の勘違いでお忙しい中お手数とご迷惑をおかけし本当に申し訳ありません
お気遣い頂いた事 とても感謝しております
今朝 ブログの更新を見た時は心から安心しました
60%と言うのは 無治療の時の無再発率とお考えとの事ですよね?
ホルモン治療で 80%まで改善される 完治できるとお考えと言って頂き希望を持って
これから 当初の予定通り 抗ガン剤は使わずホルモン治療を淡々と続けていこうと思
います
本当に いつもアドバイスや励ましを頂きありがとうございます
 
 

 

質問者様から 【質問23】

いつも回答して頂きありがとございます
先日 受診があり薬をタモキシフェンの増量でとお願いしてきました
その日に リューブリンも打ってきましたが
そのさいに 担当の先生からリューブリン+アロマターゼ阻害薬が本当は一番いいの
だけれど 閉経まえには 保険適用外なので自費でないとというお話をききました
質問なのですが リューブリンを打つ事で体内が閉経後と同じ状態になるためアロマ
ターゼ阻害薬が 一番効果がでるのでしょうか?
自費でもいいと思うなら アロマターゼ阻害薬を使った方がいいのでしょうか?
先生からは 絶対に閉経後の治療はしてはいけませんと一度回答して頂きましたが
リューブリンで 生理をとめながらなら大丈夫なのでしょうか?
どうか回答よろしくお願い致します
 

田澤先生から 【回答23】

こんにちは。田澤です。
「担当の先生からリューブリン+アロマターゼ阻害薬が本当は一番いいのだけれど
閉経まえには 保険適用外なので自費でないとというお話をききました」
⇒まさに「その通り」です。
 私は決して「適応外診療を勧めません」
 そこには「自費」であるという「費用」の問題もありますが、「安全性」の問題も
考慮しなくてはならないのです。
 適応外使用を行った場合には「製薬会社には責任はなくなり」担当医に「安全性の
責任が一切」かかります。
 「安全性が担保」されていない治療(海外では行われていますが、人種間差異も考
慮しなくてはなりません)
 
「リューブリンで 生理をとめながらなら大丈夫なのでしょうか?」
⇒リスクがあります。
 「効果」の面でも「安全性」の面でもリスクがあります。
 
○「再発」後の治療であれば、「有る程度のリスク」は承知の上で行う場合は時には
あります。
 ただし、「術後補助療法」で「敢えてリスクを負う」ことは全く賛成できません。
 
 

 

質問者様から 【質問24】

いつもご回答いただきありがとうございます。
いまさらなのですが、ステージについて質問させて下さい。
私の、ステージは術後主治医の先生からステージ2Aといわれています
が、リンパ節転移4個の場合しこりの大きさに関係なくステージ3とな
るのでしょうか?その場合先生からご回答いただいた無治療の場合無再
発率60%ホルモン療法で無再発率80%という数字も変わってくるので
しょうか?
転移していたリンパはすべて1ミリ以下で可動性のあるものだったので
ステージ2Aとの説明だったのでしょうか?
おいそがしい中いつも申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答24】

こんにちは。田澤です。

回答

「リンパ節転移4個の場合しこりの大きさに関係なくステージ3となるのでしょうか?」
⇒その通りです。
 
「その場合先生からご回答いただいた無治療の場合無再発率60%ホルモン療法で無再
発率80%という数字も変わってくるのでしょうか?」
⇒変わりません。
 あまり「数字に過敏にならない」様にしましょう。
 
「転移していたリンパはすべて1ミリ以下で可動性のあるものだったのでステージ2A
との説明だったのでしょうか?」
⇒担当医の「勘違い」かもしれません。
 
 

 

質問者様から 【質問25】

お忙しい中、連日の質問申し訳ありません。先月よりリューブリンとタ
モキシフェンの増量でのホルモン治療をしています。
気持ちの持ち方のせいか、頭痛や間接痛急激なしみ、しわなどがでて
毎日気持ちが沈み、仕事に行くのや外出するのがとても辛いです。
この先何年もこの治療を続けていくのかと思うと生きていく希望がもて
なくなってしまいますが、再発するのは本当に怖くてたまりません。
主治医の先生は、副作用のことも考えてトレミフェンとリューブリンで
はと、おっしゃいます。
タモキシフェン単剤での治療では、私の場合再発リスクは高すぎるので
しょうか?副作用は時間がたてば落ち着いてくるのでしょうか?
これから長期に渡る治療を続けていける治療を選択したいのですが、
抗がん剤もせず、リューブリンもせずでは、やはり再発してしまうので
しょうか?
後ろ向きな質問ばかりで申し訳ありません。
先生のご意見をお聞かせ下さい。
 

田澤先生から 【回答25】

こんにちは。田澤です。
「気持ちの持ち方のせいか、頭痛や間接痛急激なしみ、しわなどがでて毎日気持ちが沈み、仕事に行くのや外出するのがとても辛いです 」
⇒ホルモン療法の副作用「鬱」だと思います。
 一度「休薬」といいたいところですが、「ご本人は、それ以上心配」しそうなので、頑張って飲み続けるしかないようです。
 
「タモキシフェン単剤での治療では、私の場合再発リスクは高すぎるのでしょうか?副作用は時間がたてば落ち着いてくるのでしょうか?」
⇒副作用からすれば、タモキシフェン単剤とすることも検討すべきでしょう。
 時間が経てば改善することもあります。
 
「抗がん剤もせず、リューブリンもせずでは、やはり再発してしまうのでしょうか?」
⇒再発する人は「ほんの一握り」です。
 必ず再発するわけではありません。
 術後療法は「あくまでも、再発予防であり、日常生活を犠牲にしてまで行うべきではありません」
 
 

 

質問者様から 【質問26】

いつも回答していただきありがとうございます。
いままで、気づいていなかった自分のステージがⅢであるという事がとても怖いです。
先生から、無治療の場合の無再発率60%ホルモン治療での無再発率80%には変更はないと回答頂きましたが、ステージⅡとⅢでは再発率生存率ともに大きく変わり、先生は再発するのはほんの一握りと言っていただきましたが、ステージⅢになると半分くらいの人が再発してしまうというイメージです。
私のステージがⅢでも無治療の場合60%ホルモン治療で80%まで改善されると考えられているのは何故でしょうか?
先生には、あまり数字にこだわらないようにとアドバイスを何度もいただきましたが、ステージⅢという事が頭をはなれず少しでも大丈夫と安心できる材料がほしく質問させていただきました。
又、このような状況ではリューブリンも続けていくしかないとは思いますが 精神的に本当に無理になったときはタモキシフフェンの単剤でも75%ぐらいには もっていけるのでしょうか?
お忙しい中いつも申し訳ありません。
先生のご意見、アドバイスをいただけますでしょうか
よろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答26】

こんにちは。田澤です。
「私のステージがⅢでも無治療の場合60%ホルモン治療で80%まで改善されると考え
られているのは何故でしょうか?」
⇒「リンパ節転移が4個」だからです。
 
 
「精神的に本当に無理になったときはタモキシフフェンの単剤でも75%ぐらいにはもっていけるのでしょうか?」
⇒そう思います。
○いろいろ悩むのは仕方がないことです。ただ「時間だけが解決」するのです。
 
 

 

質問者様から 【質問27】

いつもご回答いただきありがとうございます。
今週初めに、病院にいったところリューブリンを注射する1ヶ月前に採血した血液検査の結果が出ていました。
先生からは、タモキシフェンを服用している時の血液検査は無意味ですと回答していただいていましたが、担当医の先生は調べておこうという事で、検査してもらいました。エストラジオール値の
結果は、805pg/mでとても高値でした。805pg/mは、若年層の方と同じ位のリスクの高い値なのでしょうか?
タモキシフェンを2ヶ月服用後なので、その数値には信憑性はないのでしょうか?基準値を自分で調べたところ大きくうわまわっているのでとても心配です。
タモキシフェンを服用し始めてからは生理はありませんでした。
それなのに高値は何故でしょうか?
先生からは、時間だけが解決するとアドバイスいただきましたが、又悪い結果がでて、気持ちが持ち直せません。
お忙しい中何度も申し訳ありません。回答どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答27】

こんにちは。田澤です。
「検査をすることで、その結果にショックを受ける」のであれば、「余計な検査」は
しない方がマシと思います。
「エストラジオール値の結果は、805pg/m」
⇒これが何を意味するのでしょうか?
 要は、「閉経前=卵巣機能が正常」というだけのことです。
 だから、これから「リュープリン」をして「卵巣機能抑性」を行うのです。
 
 

 

質問者様から 【質問28】

いつも回答していただきありがとうございます
先日の回答を待たず たて続けの質問申し訳ありません
エストラジオール値が あまりにも高く不安で検査結果が出てからずっと
ネットなどで 調べていました
タモキシフェン単剤での場合 エストラジオール値が高くなるとあったの
ですが それは必ずそうなるのでしょうか?
人によって そうなる人もいるという事でしょうか?
人によって タモキシフェン単剤ではエストラジオール値が高くなる場合
は やはりリューブリンの併用をしないと危険なのでしょうか?
又 リューブリンも2年ではなく 若年層の方のように5年続けなくてはい
けないでしょうか?
副作用からか 今のような体調や精神状態でリューブリンを続けていける
のか とても不安です
リューブリンが 続けられないならタモキシフェン単剤ではかえってエス
トラジオール値を 上げてしまうので無治療の方がマシなのでしょうか?
私のような ハイリスクで無治療など怖くてとても無理なのでやはり何が
なんでも タモキシフェンとリューブリンを続けていかなければいけない
てでしょうか?
先生のご意見を お聞かせ下さい
どうぞ よろしくお願い致します
 

田澤先生から 【回答28】

こんにちは。田澤です。
全く無用な心配です。
「タモキシフェン単剤」が「治療の基本」であり、そこに「LH-RHagonist」を併用するかどうかです。
「タモキシフェン単剤」治療中にエストラジオール値を計測する意味がわかりませんし、「その結果で悩む」必要はもっとありません。
 
 

 

質問者様から 【質問29】

いつも回答していただきありがとうございます
先生の 言われるとおり検査結果にショックを受けてばかりなので
いらない検査はせず エストラジオール値の事でも悩まずホルモン治療を続けていこうと思います
リューブリンも できるだけ続けていかなければと思っていますが2年の併用でもいいのでしょうか?
完全に閉経するまで続けることが大切なのでしょうか?
同じ 内容の質問申し訳ありません
どうぞよろしくお願い致します
 

田澤先生から 【回答29】

こんにちは。田澤です。
「リューブリンも できるだけ続けていかなければと思っていますが2年の併用でもいいのでしょうか?
完全に閉経するまで続けることが大切なのでしょうか?」
⇒LH-RHagonistの至適投与期間は定まってはいません。
 ただ、理想をいえば「5年が望ましい」し、質問者のおっしゃるように「閉経まで継続」できれば最善と思います。
 ○長期投与では「骨密度チェック」が必要です。
 
 

 

質問者様から 【質問30】

いつも回答していただきありがとうございます。
不安や心配を少しでもなくし、なるべく普通に毎日を過ごせるためにも
しっかりホルモン治療をしていこうと思いますが、日により時間により
落ち込みが激しく眠れず食べれず何もできなくなるときがあります。
もしも、副作用がひどくなったときタモキシフェン単剤での治療では完
治させる事は無理でしょうか?閉経までリューブリンの併用が最善と回
答していただいたのに、後ろ向きな質問で申し訳ありません。
どうぞ回答よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答30】

こんにちは。田澤です。
「副作用がひどくなったときタモキシフェン単剤での治療では完治させる事は無理でしょうか?」
⇒無理ではありません。
 あくまでも「リスク低減」にすぎないのです。
 
 

 

質問者様から 【質問31】

いつも回答していただきありがとうございます
昨日 婦人科で子宮癌の検診の予約をしました
その時に 2月に検査してもらったエストラジオール値の確認をしたので
すが 28という事でした
タモキシフェン単剤でのエストラジオール値は高くてもタモキシフェン
は効果があるのでしょうか?
今 リューブリンも併用していますが今の治療の状態のエストラジオール
値などは 検査する必要はありませんか?
又 余計な検査をする事になるのでしょうか?
エストラジオール高値の事は気にしないでと思いますが 以前生理中に計
測した エストラジオール28が805になったのだろうかと不安です
また エストラジオール値が805でもタモキシフェン単剤での治療の場合
でも 薬の効果はあるのでしょうか?
何度も何度も申し訳ありません
乳癌まえの 数値との乖離が激しくとても心配です
回答 どうぞよろしくお願いします
 

田澤先生から 【回答31】

こんにちは。田澤です。
全てのメール内容に回答しているので回答しますが、『前回の回答内容通り』と今回は回答させてもらいます。
「余計な事で悩む結果となるのであれば」無意味な検査は辞めましょう。
 
 

 

質問者様から 【質問32】

先日は 同じ質問をしてしまい申し訳ありません、先生からの回答をいつも何度も 読み返していますが、色々な事が不安で考えがまとまらず同じ
質問を してしまいました。
あれからも ずっと眠れなかったり、じっと座っていられなくなり走りまわったりしています。この精神状態が続くのであれば
来月の受診の時に タモキシフェン単剤での治療を主治医の先生に相談しようと思いますが
リューブリンの休薬はできるものなのでしょうか?
休み休みだと 効果はないのでしょうか?
お忙しい中申し訳ありません
回答どうぞよろしくお願いします
 

田澤先生から 【回答32】

こんにちは。田澤です。
「タモキシフェン単剤での治療を主治医の先生に相談しようと思いますが リューブリンの休薬はできるものなのでしょうか?休み休みだと 効果はないのでしょうか?」
⇒休薬は可能です。
 
 

 

質問者様から 【質問33】

いつも回答していただきありがとうございます
ホルモン療法をしている時は子宮体癌の検査を年2回は受けるようにと
いう事で 昨日検査を受けました
そのさい 子宮の厚さが8ミリで生理前では?と言われましたリューブリンは 2ヶ月前から 打っていて
1度目の時はタモキシフェンを服用してからずっとなかった生理がありました
主治医の先生はリューブリンを使っても1度ぐらいは 生理になる事があるとおっしゃっていました
昨日 婦人科の先生はリューブリンがあまり効いていない可能性がありますと言われていました
卵巣は小さくなっているので女性ホルモンは抑えられているのかもしれないそうです
子宮が 厚くなっているので1度リューブリンを中止して生理で出してしまったらどうか 乳腺の先生と相談して下さいと言われました
タモキシフェンを 服用していると副作用として子宮が厚くなる事があるのでしょうか?
1度生理で内膜を薄くした後はリューブリンを併用した方が 内膜は厚くならないのでしょうか?
リューブリンはまだ2度しか打ってないので 内膜は厚くなっているのでしょうか?
タモキシフェン単剤での治療でも 完治は無理ではないと回答して頂きリスクが上がるのを覚悟して タモキシフェン単剤での治療を主治医の先生に相談しようと思っていましたが タモキシフェン単剤では子宮内膜は厚くなっていくのでしょうか?
それともリューブリンを使って生理を止める方が子宮内膜は厚くなるのでしょうか?これからの治療を思い悩んでいます
どうぞ回答よろしくお願い致します
 

田澤先生から 【回答33】

こんにちは。田澤です。
まだ「リュープリンを開始」して間が無いわけですから、「そのまま様子を見ても」いいとは思いますが…
一般的には「タモキシフェンは子宮内膜刺激作用」があり、「LH-RHagonistは卵巣抑性を起こすため、(結果として)子宮にも抑性的」に働きます。
 
 

 

質問者様から 【質問34】

いつも回答していただきありがとうございます。
先日の受診の時に主治医の先生と相談し、2ヶ月リューブリンを休薬しその後タモキシフェンの単剤にするのかリューブリンを併用するのかを決める事になりました
又次回の受診のさいにエコーの検査もすることになっていますがCTは1年に一度でいいといわれました。
昨日からおしりの横のあたりにさわると、
小さいしこりがありおさえてみると痛みもあるので早い目にCTの検査をしてもらったほうがいいのでしょうか?
お忙しいところいつも申し訳ありません。
回答どうぞよろしくお願いたします。
 

田澤先生から 【回答34】

こんにちは。田澤です。
「次回の受診のさいにエコーの検査もすることになっていますがCTは1年に一度でいいといわれました」
⇒CTは定期で撮影する必要はありません(無駄な医療被曝です)
 
「昨日からおしりの横のあたりにさわると、小さいしこりがありおさえてみると痛みもあるので早い目にCTの検査をしてもらったほうがいいのでしょうか?」
⇒そんなところに乳癌は転移しないので心配ありません。
 乳癌を数多く診療していると「転移する可能性の有る部位と絶対に転移する筈の無い部位」が解ってきます。
○臀部に「乳癌が転移」することはありません。ご安心を。
 
 

 

質問者様から 【質問35】

お世話になります 以前何度も質問させていただいた者です
又 質問お願いいたします
去年の 10月と11月に2回リューブリンを打ち
きつい副作用から 続けていける治療にしようとおもいそれ以降はタモキシフェンの単剤の治療をしています 12月にリューブリンをやめてすぐに子宮癌の検査をしたところ
子宮内膜の厚さが7ミリでした子宮の内膜の厚さも
定期てきに見ていく事になり 先日検査したところ14ミリになっていました
子宮が肥厚してきていてタモキシフェンを飲み続ける事ができるのか 不安です
生理は10月に1度ありましたがそれ以降はありません
質問ですがタモキシフェン単剤で治療を続けた場合子宮はどんどん厚くなってしまうのでしょうか?先生ならこのような場合どのような
治療を 勧めますか?お忙しい中申し訳ありません
回答どうぞよろしくお願い致します
 

田澤先生から 【回答35】

こんにちは。田澤です。
「子宮内膜の厚さが7ミリでした子宮の内膜の厚さも
定期てきに見ていく事になり先日検査したところ14ミリ」
「タモキシフェン単剤で治療を続けた場合子宮はどんどん厚くなってしまうのでしょうか?」
⇒その作用はあります。
 
「先生ならこのような場合どのような治療を 勧めますか?」
⇒婦人科と相談します。
 まずは「婦人科と相談」して「婦人科で経過観察」してもらいながら「タモキシフェンを継続」します。





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