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がん告知されました。骨転移について

[管理番号:6948]
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳がん
症状:左胸しこりエコー3cm リンパ1cm

はじめまして。
10/31にしこりを感じていたため、精密検査、後日電話連絡あり要精密検査。
11/(上旬)にエコーでガンです。
と言われ針生検。

昨日結果を聞きに行きいわれたのは、3cm のしこり、リンパ1cm ステージは2が3 遠隔転移の可能性もあるでした。
(三月頃から、仕事で立ちしごが続いていたとき、足の付け根がいたくなり、今でも時々痛いと伝えた)
検査から二週間で、遠隔転移の可能性といわれ、かなりショックです。

そのあとは仰向きに寝ていても痛いように感じなかなか寝つけません。

やはり骨転移でしょうか。
仕事が立って動き回ることが多いすが、休んだ方が良いでしょうか?
遠方ですがどうしても田澤先生に可能であれば手術をお願いしたく、11/28に予約を取っていただきました。
それまでに何かできることはありますか。
息子二人がまだ小さく元気でいたいです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

本当に乳癌診療の経験が豊富である医師なら、乳癌が(初発治療時に)遠隔転移を起こしていることは『ほぼ無い」ことは知っています。
物事をよく知らない者は、(何でもかんでも)「あるかもしれない」と言っておけば安心という意識が働くのです。(何も知らない研修医は、患者さんに聞かれて「断定的なこと」は言えないので、最後に必ず「かもしれない」をつけるのです)

「遠隔転移の可能性もあるでした。」
「やはり骨転移でしょうか。」

→遠隔転移の可能性は殆どありません。(当院では、骨シンチなど撮りません)

 「かもしれない」医師のいうことに動揺しないようにしましょう。

「仕事が立って動き回ることが多いすが、休んだ方が良いでしょうか?」
→不要です。
 普通にしましょう。

「それまでに何かできることはありますか。」
→風邪をひかないようにしましょう。(この時期は気をつけなくてはいけません)

★物事は、ご本人が考えているほど厄介ではありません。
 シンプルに「ベストな選択をする」
 ただ、それだけでいいのです。

 
 

 

質問者様から 【質問2 術前と術後のステージ違い】

性別:女性
年齢:47歳
病名:乳がん
症状:

先日田澤先生に診察していただき、来月に手術をしていただくことになりました。
しこり3.5cm、リンパへの転移はエコーで一箇所、乳房温存手術、リンパ郭清2、抗がん剤治療も必要かは手術後の検査結果またはoncotype DXの検査を見てみましょうということ、ステージ2bと診察していただきました。

先生の診察を聞いて気持ちが落ち着き、乳房は温存出来るとのことで、
手術まで前向きに過ごそうと思っていたのですが、乳がんプラザの皆様の質問を読ませていただいているうちに、温存出来ても予後には関係ないことや、術後病理検査後ステージが下がって3になった方がおり、ステージ3では再発率がかなり上がること、また抗がん剤が必要ない場合、晩期再発率が高い等、いろいろ新たに乳がんについて知るたびに新たな恐怖が生まれ来ました。
生理も普段は24日のサイクルが14日ほどで来てしまい、卵巣に転移したのか不安です。
またシコリや転移側のリンパ節が、安静時、違和感を感じております。

術前、術後でステージが変わる率は高いのでしょうか、卵巣転移の可能性はあるのでしょうか?また手術までにしこり、リンパは大きくなってリンパに転移が増えていってしまわないでしょうか?
先生に診察していただいて、安心したのにまた新たな不安でいっぱいです。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「術前、術後でステージが変わる率は高いのでしょうか」
→この場合、焦点は「リンパ節転移の個数」です。

 4個以上となると「3A」となりますが…
 エコーで1個なのでその可能性は低いです。

「卵巣転移の可能性はあるのでしょうか?」
→絶対にありません。
 ご安心を。

「また手術までにしこり、リンパは大きくなってリンパに転移が増えていってしまわないでしょうか?」
→この程度の期間では、それはありません。
 ご安心を。