乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:1186]
性別:女性
年齢:46歳
田澤先生 初めまして。
8月初めシコリに気づき、即病院に行き調べて貰った結果、乳ガンと言われました。
その時エコーに写る黒色部分は1.3㎜で
癌の大きさは、1.3㎜と言われました。
紹介状をもらい、バコラ生研の結果が出ました。
癌組織の周りの乳腺含めたシコリは2㎝位みたいで、私の癌のサイズは2㎝になるので
しょうか?
病理依頼内容 右内上に22×20×13㎜大の
辺縁明瞭粗造な楕円形腫瘤 内部エコー不均等
15㎜の低エコー部分あり 低エコー域+haloなのか
腫瘤内不均等かUSでは判断が難しい。14Gエンコア施行しました。
結果 ER(+) PS5 lS2 PgR(+) PS5 lS3
HER2(1+) Ki67 intermediate
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「腫瘍の大きさ」は
術前画像診断=clinical tumor size=cT
病理学的診断=pathological tumor size=pT
での評価となります。
あくまでも最終的にはpTが重要となりますが、現時点ではcTの評価となります。

回答

「癌組織の周りの乳腺含めたシコリは2㎝位みたいで、私の癌のサイズは2㎝になるの
でしょうか?」
⇒「22×20×13㎜大の辺縁明瞭粗造な楕円形腫瘤」と「15㎜の低エコー部分」
 この2つの記載から、術前画像診断はどうかというと
 私はcT2=22mmと思います。
 勿論、最終的に術後 最大浸潤径=15mmとなり、pT1c=15mmとなる可能性も十分に
あります。
○術前画像診断によるtumor size(cT)はあくまでも参考程度と考えてください。
 本当に重要なのはpTなのです。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

田澤先生 お忙しい中、お返事頂きありがとうございました。 先生の色んな方のアド
バイスを読ませて頂き、私も前向きになれたり安心頂いてます。
シコリの大きさで、予後が違ってくる不安感があり怖いです。8月初旬に自分でシコ
リに気づき、病院に行き癌と言われ、紹介状をもらい、9月初めに、新たな病院で骨
シンチ、MRI、表在リンパ節超音波診断、腹部超音波診断等、一通りの検査を終え、
転移は見受けられないと言われて、只今手術待ちです。手術は10月下旬になる予定です。
手術まで1ヶ月半~2ヶ月待ちは普通なんでしょうか?その間に進行しないか、ハラハ
ラです。
バコラ生研で、タイプが出ましたが、病理検査後に、タイプが変わる事ってありますか?
長々と質問すいません。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
手術日程を決める段階で「1カ月半程度かかる」ことは仕方がないことでしょう。
ただ、惜しむべくは最初の病院で「癌と診断された時点」で「手術の予定を決める」
ことができたら良かったかもしれません。
「新たな病院で再度検査をし直している」事が、多少の時間のロスになっているようです。

回答

「手術まで1ヶ月半~2ヶ月待ちは普通なんでしょうか?その間に進行しないか、ハラ
ハラです」
⇒混んでいる病院なら、その位は仕方がないでしょう。
 要は「きちんとした治療」をしてもらえるかです。
 「きちんとした治療」をしてもらえば、大丈夫です。
 
「バコラ生研で、タイプが出ましたが、病理検査後に、タイプが変わる事ってありま
すか?」
⇒ER, PgR, HER2に変化は無いでしょう。
 ただKi67 labeling indexは異なるのが通常です。
 質問者の場合には「luminalタイプ」であることに変更は無いでしょう。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生、昨日はお忙しい中セカンドオピニオンありがとうございました。
乳房プラザをいつも見ている私としては、先生にお逢いできて嬉しかったです(^^)
手術と外来と、休む時間無く動かれてる姿に、ただただ頭が下がりました。
小平さん、色々ご連絡など丁寧にありがとうございました。
私の状況は昨日、お話させて頂きましたが、術前のバコラ生研組織診検査結果は
ガンの種類 硬ガン
ER(+) PS5 IS2
PgR(+)PS5 lS3 HER2(1+)
Ki67 intermediate
術後の病理検査結果は
硬ガン 1.5㎝ リンパ転移なし
ER(+) PgR(+) HER2(1+)
脈管浸襲 中等度 核異型度2
温存手術の断面 (+) 三辺に1㎜、2㎜、4㎜3ヵ所。
と言う判定で
術前は、おとなしい顔つきだし
抗がん剤を使わないで放射線とホルモン剤でいけそう…との見立てでしたが、術後の
病理検査で、断片陽性があり、そのまま温存放射線も可能、再手術も可能(温存追加or全摘)
抗がん剤も使っても間違いじゃないし…
使わなくても間違いじゃない…と。
選択の幅が広がり、自分で考えてもなかなか決まらず、先生のセカンドオピニオンを希望した流れです。
昨日、先生にお会いして再手術で全摘にする覚悟はつきました。
三辺に断片陽性があり、やはり局所再発のリスクを感じますので。
あとは、抗がん剤をどうするか?です。
私の状況で、抗がん剤を使ったら上乗せが、どの位になるか?
教えて頂けますか?
あと、順番的に再手術を専攻させると再手術が1中旬から下旬になる可能性があり、10月21日に手術をしてそれまで無治療でいる不安もあり抗がん剤を使うとしても、術後にしたいので、それまでホルモン剤を飲む…と言う方法も可能でしょうか?
再手術をする流れで動き手術が1月になれば、今オンコタイプを頼んで結果が出る
タイミングと、手術が重なり
手術後は、その結果で再発予防の治療を
決めても良いかな…と思ったり、オンコタイプについても、やはり悩んだり。
先ず、先生の数値と見解をお聞きして決める材料にしたいので、すいませんがアドバイスをお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
先日はお待たせしてしまいましたが、参考にしていただけて何よりです。
ただ「うちは天下の○研○明、乳癌の総本山だ。何故一介の地方病院である江戸川病院(東京にありますが)風情にセカンドオピニオンなんだ? 逆なら解るけど」的な戸惑いがありそうです。

回答

「私の状況で、抗がん剤を使ったら上乗せが、どの位になるか?教えて頂けますか?」
⇒5%です。
 先日「ノートパソコンではできなかったので」おおよその予想として「10%弱」と考えていましたが、予想よりはやや低い数値です。
 私自身の患者さんであれば「化学療法の上乗せは小さい」ので「ホルモン療法単独」を提案する数値です。
 
「抗がん剤を使うとしても、術後にしたいので、それまでホルモン剤を飲む…と言う方法も可能でしょうか?」
⇒そうすべきです。
 「ホルモン療法」をしていれば「術後何もしていない空白の時間」という焦燥から解放される筈です。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

田澤先生、お返事ありがございました。私は、先生を信頼してるので、セカンドオピニオンは先生以外は考えられませんでした。私の実家が江戸川病院に近いので、経過監察の時期になったら、江戸川病院に御世話になりたいと思っています(^^)
抗がん剤は、上乗せが少ないんですが、信頼やらなかった事を後悔したくないので、頑張ってやろうと思います。
セカンドオピニオン時にもし、私が抗がん剤を使うとしたら、TC療法で大丈夫でしょうか?とお聞きしましたが、再度お聞きしちゃいますが大丈夫でしょうか?
今度の木曜日に主治医に意思決定をしますので。すいませんがアドバイスお願いします。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
pT1c(15mm), pN0, luminal typeとしての化学療法は「TC療法」でしょう。
このタイプでもしも「アンスラタキサン=アンスラサイクリン+タキサン」を行うとしたら、「TCの出番はない」ことになります。





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