[管理番号:2407]
性別:女性
年齢:42歳
こんにちは
昨年12月に検診で乳癌の告知をうけました。
最初は5ミリの浸潤がん
グレード1
ki67 18%
ホルモン感受性 8
HER2 +1
で診断を受けたんですが
MRI検査を受け
複数の病変がみつかりました。
左乳房9時方向に2×1cmに染まる病変
3時方向乳頭から3cmに7ミリほとんど染まらないがDWI
小さい浸潤がんの可能性も考慮しておく。
11時方向乳頭から2.5cmなところ5ミリ程度2つの染まりがあり
非浸潤がんの可能性。
家族に乳がんがいるため
遺伝子検査結果待ちです。
遺伝子と複数病変があると部分切除は無理でしょうか?
やったとしても変形すると
無理に温存してもすぐに再発するでしょうか?
医者には遺伝子検査の結果
両胸全摘同時再建を進められています。
右にも良性の腫瘍があるとのこと。
母は32才 ステージ4
52才 ステージ3
73才ですがたくさんの手術を繰り返しながら
MDSを発症してますが元気にしています。
私自身は30才からずっと年一回検診していたので
ショックが大きくて眠れない、食べれないで心療内科に通っています。
やはり、全摘が良い選択だと思いますが悩んでいます。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「MRI検査を受け複数の病変」「家族に乳がんがいるため遺伝子検査結果待ち」
⇒「遺伝子検査」よりも先にすべきことがあります。
「MRIで写っている部位が本当に癌なのか?」
最低1箇所は「針生検すべき」です。
「遺伝子と複数病変があると部分切除は無理でしょうか?」
⇒本当に複数であれば部分切除は辞めた方がいいでしょう。
「やったとしても変形すると無理に温存してもすぐに再発するでしょうか?」
⇒そのリスクはあります。
「医者には遺伝子検査の結果両胸全摘同時再建を進められています。右にも良性の腫瘍があるとのこと。」
⇒保険適応外です。
そういう診療は私には理解できません。