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炎症性乳ガン

[管理番号:4816]
性別:女性
年齢:53歳
2年半前に右乳房全摘手術をしました。
しこりは24ミリで、脇のリンパに10個の転位がありました。
ER+、
Pgr+、Herceptest1+、Kl-67
30%のルミナルBです。
ステージは3B。
炎症性乳ガンはしこりが無いと聞きますが、できる事もあるのですか?
皮膚のつれ(明かに乳房が変形)と熱を持った状態で異変に気付きました。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
質問者は完全に勘違いしています。(質問者だけでなく、多くの人が)
○炎症性乳癌に炎症なし
 そもそも炎症性乳癌に「炎症はない」ので「熱をもつ」とか「痛い」と言う時点で、それは「炎症性乳癌ではない」のです。
「皮膚のつれ(明かに乳房が変形)と熱を持った状態で異変に気付きました。」
⇒それは「炎症性乳癌」ではありません。
 単に、一部炎症を伴った(腫瘍の内部壊死などで)普通の乳癌です。
☆「正しい」炎症性乳癌とは!
 皮下のリンパ管に癌細胞が広範に入り込み、「乳房皮膚全体のリンパ管が閉塞」
し、乳房皮膚全体が真っ赤となり『あたかも炎症があるかのように見える乳癌』です。
 ♯定義では「通常、腫瘤を認めず」とありますが、それは実は重要ではありません。重要なことは「腫瘍真上の皮膚などへの皮膚浸潤ではなく」腫瘍と関係の無い部位まで「全体にリンパ浮腫による赤みがあること(特に”全体”が重要)」なのです。

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