[管理番号:8547]
性別:女性
年齢:47歳
病名:再発乳がん
症状:肺転移
投稿日:2020年5月20日
田澤先生、初めまして。
再発乳がん治療中の者です。
ご意見をお伺いしたくお願い致します。
【これまでの経過】
16年11月、両側乳がん発覚。
17年1月~、術前抗がん剤。
FEC×3クール、DOC×3クール。
17年6月、両側全摘。
左→腋窩リンパ節郭清(レベル2)。
トリプルネガティブ。
右→センチネル生検のみ。
ルミナールB。
17年7月~、タモキシフェン服用。
17年8月~、放射線治療×25回。
(左腋窩、胸壁、鎖骨)
18年1月、多発リンパ節再発。
18年2月~、リムパーザ半量服用。
18年6月~、リムパーザ全量服用。
20年1月、皮膚転移発生およびリンパ節増大確認。
20年1月~テセントリク+アブラキサン×4クール(プラス5クール目1回)
20年5月のCTで、3月時と比較しての結果
左鎖骨上窩リンパ節→ほぼ変化なし
前縦郭リンパ節→増大
右腋窩および心横隔膜角リンパ節→増大
新たな皮下結節が散見
左上葉縦郭に結節出現
右中葉胸膜に接して結節、肺転移もしくは胸膜播種疑い
右中葉に索状影出現、無気肺疑い
右胸水
【質問】
来週からハラヴェンを始めることになりました。
ハラヴェンの奏効率はあまり高くないように思いました。
これが効かない場合、まだ希望の持てる治療はあるでしょうか?
またこの状況での生存率のデータをご存知でしたらご教授ください。
本来は主治医に色々尋ねるべきとは重々承知しておりますが、
実際に相対すると不安もあり一杯になってしまいます。
何卒宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「これが効かない場合、まだ希望の持てる治療はあるでしょうか?」
⇒bevacizumab+paclitaxelです。
Eribulinもいい薬剤です。