乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:1967]
性別:女性
年齢:50歳
乳がんと診断されてから、日々拝読させて頂いております。
今回の相談内容は先月左胸全摘手術をし先日病理結果がでました。
今後の治療法に不安と疑問があり、田島先生ならどのような治療法です
すめていかれるかをおききしたいと思います。
子供4人 社会人で早期社
会復帰を目指しております。
Invasive lobular carcinoma,(LClS dominant type),12x10mm,f
Ductal compnent(+++),1y0,v0,surgical margn(-) Nuclear grade 1(nuclear atypial,mltotic counts1)
ER(score3b),PgR(score3b),HER2(0),MIB-1 LI<5%
pN1(SLN(3/4),肋間(0/2),level Ⅰ(0/5),level Ⅱ(0/4),level Ⅲ(0/1)
リンパ節術中迅速検査
センチネル内側リンパ節
3個リンパ節のうち1個に7mmの腺癌の転移
1個リンパ節を含み5mm,1個リンパ節を含み8mmの転移を認める。
主治医からは今後パクリタキセル×週 12回点滴後、
経口抗ガン剤+ホルモン療法に入るそうですが、
この経口抗ガン剤+ホルモン療法の詳細(薬の種類、期間等)
全くわかりません。
田島先生の治療法ではどのような方針をとられますか。
また、主治医からの今後の治療法の想定が出来ればご教示頂けたらと思います。
お忙しい中、お手数をおかけしますがご回答 宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT1c(12mm), pN1(3個), luminal A
浸潤性小葉癌の典型例(核グレードも低値、ルミナール、脈管侵襲なし)ですね。
リンパ節転移も3個なのでホルモン療法単剤です。(St. Gallen 2015)

回答

「主治医からは今後パクリタキセル×週 12回点滴後、経口抗ガン剤+ホルモン療法に入る」
⇒標準治療とはかけ離れています。
 私ならば「ホルモン療法単剤(タモキシフェン)」としますが、もしも「ルミナールAで化学療法の追加」するのであれば「TC」でしょう。
 この「経口抗がん剤」なるものが問題です。
 ①この「経口抗がん剤」なるものは、「XC療法」かもしれません。
 しかし、これは「適応外診療」となります。、「X:Xelodaゼローダ」の適応は「進行再発乳癌」のみであり、「術後補助化学療法では用いてはいけません」
 ②もしかすると、「UFT」のことかもしれません。
 UFTは「経口抗がん剤としては唯一の術後補助療法として適応の有る薬剤」です。
 ただし、効果は限定的であり「標準療法ではありません」
 ホルモン療法は(質問者が閉経後出ない限り)タモキシフェンしかありえません。
 
「主治医からの今後の治療法の想定が出来ればご教示頂けたらと思います」
⇒いずれにしても「標準治療から離れている」ものです。
 何を根拠に「治療法を提示」しているのか聞いてみましょう。
 更に「適応外診療」は決して行ってはいけないと私は思っています。





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