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治療後の生理について

[管理番号:6312]
性別:女性
年齢:38歳
こんにちは
現在38歳で2016年6月 左胸トリプルネガティブ乳がんの診断が下りまして、術前化学療法を経て2017年1月に全摘手術をしました。
1月に行った一年検診はクリアできました。
現在の悩みは生理です。
抗がん剤治療前はとても順調に生理は来てましたが、今はめちゃくちゃです。
来たと思ったら2週間以上大量出血で3度ほど貧血にな強制的に出血を止めました。
生理が終わったと思っても少量の出血が次の生理まで続く事もありました。
婦人科の先生は今の状態ならホルモン治療を一年ほどやった方が良いのではないか?と言われます。
しかしながらトリプルネガティブですが乳がんに罹患した経験があるとなんだか治療に躊躇してしまいます。
主治医はホルモン関係ないガンだから問題ないよ~とは言っておられましたが
インターネットではトリプルネガティブでも数パーセントだがホルモンの反応があったからホルモン治療の提案を受けた、などの記事をみた事もありました。
今は再発が怖くてたまらない時期です。
何か体に変化を起こして癌に影響しないか心配です。
乳がんに関する相談とはちょっと違うのかなぁと思い迷いましたが相談させて頂きました。
ホルモン治療にはなかなか踏み切れないので今は漢方を飲んで様子をみています。
婦人科では子宮頸がん、子宮体がんの検査を受けており問題はなかったです。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
化学療法閉経からの回復過程ですね。
これがホルモン陽性ならば、LH-RHagonistで止めるべきですが、トリプルネガティブであれば(主治医の言う通り)「乳がんの再発に対しては無関係」となります。
あくまでも、現在の「ホルモンが不安定な状態が困る」ということなので、婦人科医の言う様に『今の状態ならホルモン治療を一年ほどやった方が良い』がいいでしょう。
★物事はシンプルに。
 乳癌とは無関係に「現在の症状を改善するには?」という視点でいいのです。
 婦人科医の言う通りにしましょう。