[管理番号:145]
性別:女性
年齢:49歳
1月10日マンモグラフィー検査し再検査要となり、
1月末に癌センターにて再度マンモグラフィーをし石灰化有るが、ポツポツと分散しておりマンモトーム迄は必要なく経過観察となりました。
痛みが有ると申告したのですが、癌には痛みは無い、被曝を考慮してとのことで一年後に再検査となりました。
ですが痛みがずっと続いていて、全体に石灰化有りの右胸は硬くなっていることもあり、リンパも痛いのです。
しこりは無いです。
別の病院で再度診て貰った方が良いでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「乳房とリンパ(脇)の痛み」ですね。
それでは回答します。
回答
「乳房と脇の痛み」は乳腺症だと思います。
年齢からしても「女性ホルモンの不安定な時期」であり、乳腺症の好発年齢です。
※ 乳腺症は「皆が気になる質問シリーズ」の「乳腺炎と乳腺症」を参考にしてください。
「分散した石灰化」は大丈夫です。「散在性石灰化」といって、乳腺症などで乳腺の広範囲におこる石灰化だと思います。
◎ただし、このメールには「超音波」の記載がありません。
おそらく、超音波検査をしたと思います。
⇒超音波検査をして異常なしなら問題ありません。 1年後でいいでしょう。
ただし、万が一超音波検査をしていない(乳腺外科で超音波無しでの診察は考えずらいですが)場合には、「必ず超音波検査で確認」してください。