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両側乳房全摘出手術後の治療方針について

[管理番号:13528]
性別:女性
年齢:37
病名:乳がん
症状:
投稿日:2026年03月15日

はじめまして。
現在、乳がん術後の治療方針について迷いがあり、セカンドオピニオンとしてご意見を伺いたくご連絡いたしました。

1. これまでの経緯

2025年10月末に右胸のしこりに気づき、すぐにマンモグラフィと超音波検査を受けました。その場で乳がんの可能性が高いと告げられ、2週間後に針生検を実施。
その結果をもとに近隣の病院へ紹介となり、2026年2月(上旬)日に両側乳房全摘出手術を受けました。

手術前の方針としては、オンコタイプDXを実施し、その結果をもとに抗がん剤治療の有無を決定する予定でした。
しかし入院中に「転移は絶対に避けたい」という思いが強くなり、オンコタイプDXは実施せず、抗がん剤治療を行う方向で決断をしました。

主治医からも、術後病理でルミナールタイプであるものの、核グレードが高く腫瘍範囲も比較的大きいことから、抗がん剤治療を選択することは十分選択肢として妥当との説明を受けました。

2. 現在提示されている治療方針

現在、以下の治療の可能性について説明を受けています。

・ホルモン剤治療5年~10年(必須)
・点滴の抗がん剤治療 (娘の小学校入学式が終わった4月中旬から4ヶ月ほど)
・放射線治療
・飲み薬の抗がん剤
※詳しい説明は3/(下旬)予定なので、各治療について細かくは聞いておらず概要としてお話を受けています。

抗がん剤治療については覚悟を決めていましたが、放射線治療および飲み薬の抗がん剤の併用については想定しておらず、判断に迷っている状況です。

主治医からは「併用することで再発リスク(と言っていた気が…転移リスクだったかもしれません…)を下げられる可能性がある」と説明を受けていますが、メリットとデメリットのバランスが自分の中で整理できず、治療選択に迷っています。
どの治療にしていくか3/(下旬)にまた決めましょうと医師には言っていただいております。

3. 相談したい内容

以下の病理結果を踏まえた場合、
・放射線治療
・飲み薬の抗がん剤治療
は、実施した方がよい治療なのでしょうか。

メリットとデメリット(副作用)のバランスについて、専門的なご意見を伺えますと幸いです。

4. 術後病理結果

全体
・右乳癌:pT2N0M0 stage IIA
・左乳癌:pT1bN0M0 stage I
・両側ともルミナールタイプ
・両側ともセンチネルリンパ節転移なし

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右乳房
・組織型:粘液癌
・腫瘍径:45×39×37mm
・非浸潤径+浸潤径:68×68×39mm
・娘結節:27×15×9mm、6×3mm
・核グレード:3
・HER2:1+(陰性)
・ER:8(5+3)陽性
・PgR:8(5+3)陽性
・Ki67:30~40%

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左乳房
・組織型:浸潤性乳管癌+非浸潤性小葉癌
・浸潤径:最大7×4mm
・腫瘍範囲:47×21×10mmに散在
・非浸潤径+浸潤径:55×23×14mm
・核グレード:1
・HER2:1+(陰性)
・ER:8(5+3)陽性
・PgR:8(5+3)陽性
・Ki67:10%

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ご多忙のところ恐れ入りますが、ご意見をいただけますと大変ありがたく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「抗がん剤希望」の中での選択ですね?

以下の病理結果を踏まえた場合、
・放射線治療
・飲み薬の抗がん剤治療
は、実施した方がよい治療なのでしょうか。
→放射線は不要(全摘かつリンパ節転移無なので。そもそも全摘ではリンパ節転移4個以上でないと放射線は不要です)
 飲み薬の抗がん剤治療(つまりTS-1のことですね?) 
→不要 TS-1を私が術後補助療法として推奨していないことは乳がんプラザ内に明記しています。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2026/4/6
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