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乳管内進展について

[管理番号:13439]
性別:女性
年齢:40
病名:
症状:
投稿日:2026年02月06日

おはようございます。
田澤先生のコラム、他の方々のQ&Aで毎日勉強させていただいております。よろしくお願い致します。

7年ほど前、黄色の乳頭分泌と超音波で発見された8ミリのしこりに対して、乳房部分切除を行いました。最終病理診断は乳管内乳頭種とADHでした。この最終病理診断であれば術後の放射線治療などは必要なしとのことでした。

つい先日、こちらの乳がんプラザの手術実績のページを読ませていただき気になることが出てきたので質問させてください。

「巷では、腫瘤まわり2センチほどのマージンをとってその部分をくりぬいたような手術が行われているが、そうではなく腫瘤周りの乳管内進展を考えた切除をしなければならない。そうでないと何年後かに乳房内再発のおそれがある。」というような記述がありました。
これはADHにも当てはまりますか。自分の場合、乳管内乳頭種、ADHとの最終診断でした。マージンをとって切除を行っていたとしても、乳管内進展を考えずその部分のみくり抜いた方法では、ADHが7年前に(その時点では)取り切れていたとしても、これから先、残っているかもしれないADHが非浸潤、浸潤に成長してしまうのでしょうか。

それともその腫瘤がすでに浸潤性であった場合に乳管内進展を考慮しないといけないということでしょうか。

乳管内乳頭種とADHであったことが分かった時点で、追加手術として乳管内進展を考えたその腫瘤に繋がっている乳腺、付近にある乳腺ごととってしまったほうが良かったのでしょうか。

考えれば考えるほど、あの時にもっとこうしておけば良かった、などと後悔と不安が出てきます。

田澤先生が大変お忙しいことは承知しております。お手隙の際にご返信いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

乳管内進展は、あくまでも「癌が乳管内に連続もしくは時として非連続に」伸びることをいいます。
その意味では「atypical ductal hyperplasia」は対象とはなりません。

本体(この場合で言えば画像で認識できる腫瘍 質問者の場合には乳管内乳頭腫+ADHが相当します)が癌でないのに「その乳管の先に癌があるかもしれない」という発想は心配しすぎと言えます。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2026/2/26
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