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トリプルポジティブ完全奏効後のホルモン療法について

[管理番号:13381]
性別:女性
年齢:43
病名:浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2026年01月16日

はじめまして。

この度、術後5年のタイミングで主治医が突然変わりました。
前主治医とホルモン療法の治療方針に違いがあり、ご相談させていただきたく存じます。

【診断】
浸潤性乳管癌
原発巣:7mm
腋窩リンパ節転移あり:20mm

ER・PgR 陽性
HER2 陽性
ki67 50%以上
核グレード1
組織学的グレード2 

【治療経過】
・術前化学療法 (ddEC、HER+PER+DTX)→※pCR
・手術     (全摘+腋窩リンパ節郭清)
・放射線治療  (胸壁+鎖骨上)
・抗HER2療法 (HER+PER)
・ホルモン療法 (ノルバデックス10年+ゾラデックス7年)

このような流れで、術後のホルモン療法を5年間続けていたところでした。
前主治医からは年齢などの再発リスクを考えた上で上記の期間を提案されておりました。

しかし、現在の主治医は術前化学療法の完全奏効により再発リスクが低いため、内服・注射共に5年で終了して良いとの見解です。
長期内服による血栓などのデメリットの方が大きいということで、この度治療を一旦終了しました。
今後も治療を継続していくものと考えていたので、急な変更に戸惑いが大きいです。

また、抗がん剤治療開始後から止まっていた生理についても、
年齢的に短期間のうちに高確率で戻ってくるが、再発リスクには影響しないとの説明を受けました。
こちらのQ&Aを読んでいるとリスクに関係するようなので不安があります。

Q:完全奏効の場合、ホルモン療法を5年で終了しても良いのでしょうか?

年齢のことや生理再開の場合を含め、これからどのように治療を進めていくのが良いのか、先生のご意見をお聞かせいただきたく存じます。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「完全走行」かどうかは別として術後のホルモン療法は「10年ありき」ではありません。

だから、術後(最初から)10年という提案ではなく、「まずは5年」その時点で「継続をするか?」は(その時点での)患者さんを取り巻く環境(有害事象を含めた)で判断すべきものです。

無論、その判断材料の中には「再発リスク」も入ってきます。
一般に「(anti-HER2 therapyでの)完全緩解=再発リスクも低いはず」と考えれば、あながち(その)新しい担当医がいうのも理解できます。
ご参考に。

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(回答が公開されてから2週間後)
2026/2/4
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