［管理番号:13260］
性別:女性
年齢:50
病名:2023年　左乳ガン部分切除　ステージ2A　リンパ節微少転移レベル1→1/5　術後ホルモン治療　ノルバディックス　リュープリン継続中
症状:
投稿日:2025年12月01日

2ヶ月程前から左側肩甲骨の内側が痛みます。
痛みはずっと継続しているわけではなく、冷湿布を貼るとおさまります。整形外科を受診したところ、超音波で痛みがある箇所に筋肉の凝り(塊)があると言われました。整形外科の先生からはあまり聞いたことはないが、筋転移の可能性が否定ができないので、主治医の先生と相談して骨シンチをしてみても良いかもしれない。とのことでした。
乳ガンが肩甲骨の筋肉に転移することはあり得るのでしょうか？
田澤先生の見解を教えてください。
よろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

2ヶ月程前から左側肩甲骨の内側が痛みます。痛みはずっと継続しているわけではなく、冷湿布を貼るとおさまります。整形外科を受診したところ、超音波で痛みがある箇所に筋肉の凝り(塊)があると言われました。
→まず、肩甲骨の内側の痛みは「更年期におこるホルモンが不安定となって起こる症状」のまさに『典型』と言えます。

整形外科の先生からはあまり聞いたことはないが、筋転移の可能性が否定ができない
→完璧に否定できます。

乳ガンが肩甲骨の筋肉に転移することはあり得るのでしょうか？
→それはありません。

そんな「ありえない可能性」よりは「典型的なホルモン刺激症状」の方が1億倍くらいは確率が高いといえます。
ご安心を。

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（回答が公開されてから２週間後）
2025/12/15
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