[管理番号:12627]
性別:女性
年齢:59
病名:
症状:
投稿日:2025年04月09日
田澤先生
よろしくお願いいたします。
2015年12月 右乳癌肝転移ステージ4と告知され、抗癌剤でうまくコントロール出来ていましたが
2018年8月に局所再発11月に全摘しました。
その後現在に至るまでハーセプチン+パージェタを投与し寛解を維持しています。
カンファレンスで治療の終了もあり得るとのこと、ご提案いただきました。
PET CTで異変がなければ治療を終了し、定期的にCTと腫瘍カーカーで経過観察していくそうです。
根治した訳でもないのに無治療になるのは不安です。
田澤先生でしたらどのような診断をなさいますか。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
まずは、肝転移から10年近く「cCRの状態を維持している」これは素晴らしい事です。
同じ状況の患者さん達の多くの希望となると思います。
根治した訳でもないのに無治療になるのは不安です。
田澤先生でしたらどのような診断をなさいますか。
⇒お気持ちよくわかります。
当院でも極めて似た状態で(同じHER2陽性タイプも同じ)分子標的薬のみを長期継続していた方もいらっしゃいました。
その方は、3週間に1回を「徐々に間隔を長く」して最終的に「半年に1回?」くらいとなり、終了しました。
現在も(暫く通院がないですが)再発していません。
月並みな表現ですが、「スパッと」辞めるよりも、徐々に延ばしてみてはいかがでしょうか?
♯ただ、患者さん自身が(その方が安心なのであれば)そのまま継続しますが…
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/4/28
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