[管理番号:12422]
性別:女性
年齢:43歳
病名:浸潤性乳管がん
症状:
投稿日:2025年01月22日
はじめまして。いつもQ &Aを見て、勉強させていただき感謝しています。私も田澤先生に教えていただきたい事があり、質問させていただきます。
2023年11月に乳がんで部分切除、リンパ郭清をしてレベル1のリンパ節切除しました。
T1N1M0、グレード1、ki67は多いところで20%、オンコタイプDXのスコアは18でした。
術後放射線治療(ブースト照射もしました)をし、現在はノルバデックスとリュープリンのホルモン治療をして1年ほど経ちました。
今までの副作用としては朝のこわばりでしたが、先月は全身の関節痛と寒気と吐き気もありました。(インフルエンザではなく発熱はなしです)今月も同じ症状が増強して生じていて仕事や予定をこなせない状態です。
病院からは、痛み止めや吐き気止め漢方など出せます、と言われました。
自分としとはリュープリンをやめたいと思っています。
そもそもこの症状はリュープリンの副作用であっているのでしょうか?
あと1年はやる予定でしたが、田澤先生でしたらどう対応されますか?
また私の年齢と上記の病理結果からして再発リスクは高いと言えるのでしょうか?
最後に、栄養補助としてフルボ酸を摂取していますが乳がんに影響なく続けても良いものでしょうか?
ご多忙のところ申し訳ありませんが、回答よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
自分としとはリュープリンをやめたいと思っています。
⇒無論、それでいいと思います。
♯術後補助療法は「そもそも」生活の質を優先しつつ行うべきであり、「そこを損なうのに、治療をゴリ押しする」医師の考え方が決定的に誤ってます。
♯♯ 「それをしなくては、今現にある腫瘍が酷くなり命にかかわる」という再発治療とは決定的に異なるものであり、そこは厳密に区別しなくてはなりません。
そもそもこの症状はリュープリンの副作用であっているのでしょうか?
⇒その通り。
関節痛は「典型的な」ホルモンの欠乏症状です。
田澤先生でしたらどう対応されますか?
⇒無論上記通り(一秒も迷うことなく)LH-RHagonistを中止します。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/2/6
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