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DCIS部分切除後の病理検査結果

[管理番号:12390]
性別:女性
年齢:47
病名:
症状:
投稿日:2025年01月10日

初めて相談させて頂きます。
昨年、8月針生検にてDCISが確定し、12月に部分切除術を受けました。
病理検査検査は
コメド壊死を伴う高異形度のDCIS。グレード3
腫瘍径23x13x9ミリ
断端陰性ですが、胸壁側断端まで、0.26ミリ近接。
ER陰性
背景乳腺FEA、UDA、
アクポリン化生、微小石灰沈着あり。
センチネルリンパ節、陰性
との結果で、今後放射線治療の予定です。その後のフォローアップは、年に一回と聞いています。

胸壁断端まで近接、グレード3、ER陰性、FEA等の結果から、再発をとても心配しています。
今後、放射線をブースト追加になるであろうと思っていますが、これまでCT3回、骨シンチ1回の検査もしており、被爆も心配になってきました。
素人考えで、全摘すべきだったのかも、と後悔しつつ、今後放射線治療ではなく、追加で全摘した方が、今後の再発率を下げる事ができるのではないかと思っていますが…
再発リスクが高いので、毎日怖くてモヤモヤしてしまいます。
ER陰性、グレード3というのも、気になってしまいます。
再発リスクを減らしておきたいのが、一番の希望です。

田澤先生であれば、追加で全摘か、放射線治療ブースト追加、どちらをお勧めされますか?
また、年に一回のフォローアップで大丈夫なのでしょうか?

どうぞ宜しくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

まず非浸潤癌なのだから「ER陰性、グレード3」など、「全く、どうでもいいこと」です。
今すぐ忘れましょう。

田澤先生であれば、追加で全摘か、放射線治療ブースト追加、どちらをお勧めされますか?
また、年に一回のフォローアップで大丈夫なのでしょうか?

⇒断端近接といっても「胸壁側」であれば(浸潤癌ならともかく)非浸潤癌は「乳腺内に留まっている」ので手術時に「乳腺に切り込まない限り」全く気にする必要ないですよ。

私なら普通に1年後ですね。
ご安心を。

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(回答が公開されてから2週間後)
2025/1/31
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