[管理番号:12074]
性別:女性
年齢:51
病名:
症状:乳頭分泌(単一の穴、黄色透明)
投稿日:2024年09月24日
田澤先生、お忙しいところ申し訳ございません。
現在51歳です。若い頃から絞ると少量の乳頭分泌があります。(若い頃は透明または黄色透明で多孔性でした)
最近は分泌する穴が減ってきており、左乳頭は一つの同じ穴から分泌(黄色透明)することが気になっています。
(右乳頭は2、3箇所からで白または透明なのでこちらは問題なしと思います)
Q&Aを読ませて頂き、乳管造影の対象なのか(継続性があるのか)を自分で観察したいと思うのですが、「毎日絞ってみる」とはどの程度の強さで行えば良いでしょうか。
乳首のみを縦方向横方向など方向を変えて3~4回軽くつまむ程度で良いのでしょうか。それとも乳輪のほうから、もしくは乳房全体を絞る必要がありますでしょうか。
昨日左胸に痛みを感じたため乳首を軽くつまんみたところ直径2ミリ程度のしずくが出たので「分泌あり」と認識しました。
今朝同じように軽くつまむと肉眼でもティッシュを当てても濡れていなかったので「分泌なし」と思ったのですが、本当にチェックできたか不安になり乳房全体をしっかり圧迫後ティッシュを当ててみると針の先ほどのシミが付きました。これは「分泌あり」でしょうか。あまり強く圧迫するのは乳管を傷つけることになるかと思うのですが、分泌を見逃すことが不安で…どのくらいの加減で行えば良いでしょうか。
また、管理番号11915のご回答で「微量であれば気にする必要はありません」とあったのですが、どの程度までを微量と思って良いでしょうか。直径1~2ミリのしずくは微量ではないですよね…肉眼で見えずティッシュを当てたら初めて分かるくらいが微量でしょうか。
乳がん検診(エコー・マンモ)は毎年受けており、分泌についても申告しておりますが精密検査等はしたことがありません。若い頃からなので体質なのかなと思っていましたが、たまにセルフチェックして分泌があると不安になってしまいます。
田澤先生からの回答
こんにちは 田澤です。
メール全文を読みました。
シンプルに「分泌自体気にする事を、一切止めましょう」が最も適切な回答です。
初期の「今週のコラム 36回目 もしも本当に乳管内病変が存在すれば浮きの方から沈んでくれるので心配ありません」を是非、熟読ください。
こに記載したように、(もしも分泌が乳管内病変が原因であったら)『浮きは勝手に沈みます。』
要するに(これは気にすべき分泌なのだろうか?)などと悩んでいるうちは、それは悩むに値しないのです。★
「微量であれば気にする必要はありません」とあったのですが、どの程度までを微量と思って良いでしょうか。
⇒まさに上記★です。
本物の(乳管内病変が原因である分泌ならば)そんな疑問など(そもそも)浮かばず「これは、幾ら何でもおかしい!」と誰もが思うものなのです。(どっちか迷った時点で、それは気にするに値しないものなのです)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/10/4
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