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乳がん疑い

[管理番号:12026]
性別:女性
年齢:44
病名:左側乳線腫瘤
症状:左胸にしこり
投稿日:2024年09月21日

田澤先生、大変お忙しいのに申し訳ありません。乳がんドッグで引っかかり、家から近い総合病院乳腺外科を受診しました。
8月にマンモとエコーをして、左胸に7ミリと5ミリの腫瘤が見つかり、針生検に至り、5ミリの小さな方が細胞量がが少く、良悪性の判別ができないという結果でした。主治医のは、マンモトームをやっても良いが、5ミリと小さい為、マンモトームを行う事で、腫瘤自体が無くなってしまい正確な病変位置が分からなくてなってしまう事を危惧されて、悩んだ結果、来月10月(下旬)日にまず造影剤MRIをやり、その診断でマンモトームをやるかやらないかを決めましょうという事になりました。

造影剤MRIまでまたさらに1カ月も先でこのまま行くと、確定診断までさらに2か月も先かかると考えたら、もし癌だったとしたら進行してしまうのがとても怖いです。

小さなしこりに、マンモトームを行った際に病変位置が分からなくなる為に造影剤MRIを行う必要があるのでしょうか?
できればわたしは現段階の5ミリのうちに白黒ハッキリさせたく、田澤先生がご可能であれば先生のご意見をお聞きして、田澤先生に診て頂きたいと強く思うのですが、それは可能でしょうか?

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

マンモトームをやっても良いが、5ミリと小さい為、マンモトームを行う事で、腫瘤自体が無くなってしまい正確な病変位置が分からなくてなってしまう事を危惧
⇒もっともらしく聞こえますが…

腫瘍の部位は通常「腫瘍が小さくて、ほぼ取りきれてしまう」場合でも(その部位に)「瘢痕」として痕が残るので病変位置の把握に問題はありません。
それよりも「確実な診断」を最優先にすべきです。

小さなしこりに、マンモトームを行った際に病変位置が分からなくなる為に造影剤MRIを行う必要があるのでしょうか?
⇒MRIは診断目的で使うのは辞めましょう。

できればわたしは現段階の5ミリのうちに白黒ハッキリさせたく
⇒それ(できるだけ小さいうちに診断を確定させること)こそ、最優先にすべきです。

田澤先生がご可能であれば先生のご意見をお聞きして、田澤先生に診て頂きたいと強く思うのですが、それは可能でしょうか?
⇒無論、私であれば組織検査は100%確定診断しかありえません。(そもそも「針生検で細胞量が少ない」はmiss shotでしかありえません)

一度miss shotしたら(その医師には)2度とチャンスはないのです。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/10/1
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