[管理番号:11824]
性別:女性
年齢:45
病名:
症状:
投稿日:2024年05月29日
10年前にステージ1の乳癌と診断され、温存手術+放射線治療+10年間のホルモン治療を行ってきました。
10年がたちホルモン治療も終了となる予定です。
ここで先生に質問があります。私が乳癌と診断された10年前はタモキシフェンの内服期間が5年が標準だったのですが、10年服用した方が再発を防げることが徐々にわかり、今では10年服用することが標準になりつつあります。
私は乳癌になり10年経ちましたがまだ45歳です。
タモキシフェン服用が5年から10年に変わったみたいに、今後タモキシフェンが10年以上服用した方が再発を防げるみたいな結果が出てくるのかな?と色々考えてしまい、今の所副作用もないのでもう少し服用しておきたいなと考えています。
先生はどのように思いますか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
10年前にステージ1の乳癌と診断され、温存手術+放射線治療+10年間のホルモン治療を行ってきました。10年がたちホルモン治療も終了となる予定です。
⇒無論、終了しなくてはなりません。
10年以上は適応外となります。
10年服用した方が再発を防げることが徐々にわかり
⇒これが勘違い!
「徐々に」解ったではなく、「臨床試験で証明された」から10年も適応となったのです。
♯無論 10年以上のエビデンスはなく「それ以上は適応外」となります。(上記記載通り)
先生はどのように思いますか?
⇒私が適応外診療を認めることは「絶対に」ありません。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/6/12
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