[管理番号:11762]
性別:女性
年齢:53
病名:ルミナールハーツ陽性乳がんと小葉癌
症状:
投稿日:2024年04月26日
年齢53(女性)
こんにちは、7年程前、検診で右胸に異常があると診断を受け1年に1回通院を続けていました。昨年1月に、右胸に2つしこが見つかりその一つが、ルミナールB(her2)+2 Fishで陽性でした。
浸潤径1,5cm リンパ節0/1 病期pT1c pN0 cm0 ステージ1A リンパ節0 静脈
0 悪性度Ⅲ Ki67 43,1%
もう一つ方は生検をし石灰化乳腺症と診断を受けいたのですが、念の為ルミナールB(her2)と一緒に摘出したところ、小葉癌と分かり、断端陽性の為、追加手術で右胸全摘しました。
小葉癌は浸潤経2,1cm ki67 18 悪性度1と今のところ分かっているのはこの位です。右胸に別々の癌が2つもでき、本当に驚いております。
またステージ2Aと段階が上がってしまい困惑しています。医師からEC→タキソテール+フェスゴ(ハーセプチン/パージェ)3wに1回投与4回ずつ フェスゴ(皮下注射)
3wに1回をⅠ4回と提案があり。私はアンスラサイクリング抗がん剤を省略した、
ハーセプチンとパクリタキセルなどの強度を下げた治療を希望しており、医師に話しましたが、それだと15年後の生存率が2%落ちて88%になると英文の計算した紙を貰いました。
医師から悪性度が強いから中途半端な治療はせず、ガッツリ治療したほうがいいとも提案されいます。私は悪性度が強い癌のため、アンスラサイクリング抗がん剤を省いた治療はせず、ゴールデンスタンダードの治療をしたほうが適してますか?
そこで質問です。私のこの状況でアンスラサイクリングを省略したタキサリン抗がん剤+分子治療薬は適用になりますか?その場合どのような組み合わせがよろしいですか?
お忙しい中恐縮ですがご回答宜しくお願い致します
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
同時多発である小葉癌が見つかったにせよ、抗HER2療法のターゲットはあくまでもpT1c=15mm, pN0なので(リンパ節転移無ではpertuzumabの適応外です)
私ならば TC+trastuzumabもしくはweekly paclitaxel+trasutuzumabとします。
★リンパ節転移無しでは「pertuzumabは適応外」であり、更に「anthracyclineも不要(これは適応外ではありませんが))」と思います。
***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/5/8
***