[管理番号:9872]
性別:女性
年齢:35歳
病名:トリプルネガティブ乳がん
症状:
投稿日:2021年11月8日
9月(上旬)日にトリプルネガティブ乳がんと診断されました。
ステージ2a
サイズ2.5センチ
リンパ転移無し
グレード3
ki67 80%
9月(中旬)日より2週間毎のEC療法×4
11月(上旬)日よりウィークリーパクリタキセルをスタートし、1回目が終わりました。
EC療法2回目まではシコリが触っても分からない程に小さくなっていたのですが、3回目から触ってシコリがわかる程(この頃にはBB弾程度)4回目のEC療法が終わる頃にはパチンコ弾程度に大きくなってきました。
ウィークリーパクリタキセルになる前の診察にて先生に再度相談したところ、癌細胞の場所に水が溜まる事があるが、エコー撮って確認する事になりました。
水が溜まる事はあるのでしょうか?
触り心地は最初にシコリを発見した時と同じ感じです。
ウィークリーパクリタキセル1回目の4日目でまだ効果は分からないとは思いますが、明らかにパチンコ弾より大きくなっています。
このままシコリが大きくなる様だとすぐにオペになると言われています。
標準治療が全て出来ないままでのオペなので、全身への抗がん剤治療が終わっていない事になり、再発への不安しかありません。
オペ後に病理の結果次第で半年間の経口薬があると先生からは説明がありましたが、EC療法でもパクリタキセルでも効かないのに経口薬で大丈夫なのでしょうか?
2ヶ月間辛い副作用と闘い頑張ってきたのでパクリタキセル効いてほしいと願うばかりです。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
大きな勘違いをされているようです(原因は残念ながら、主治医にありそうです)
トリプルネガティブの標準治療は「術前もしくは術後の抗がん剤(anthracycline +
taxane)」です。
術前抗がん剤が効かないからといっても、手術して(残りを)術後に行えばいいのです。(そもそもなぜ術前抗がん剤を選択したのかが不明)
★経口抗がん剤(capecitabine)は「再発乳癌にしか適応がない」ので、術後に勧められたら『適応外診療であることを(主治医に)指摘して断りましょう』